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知られざる銀行員の世界! レッカ社

●「部下の手柄は上司のもの、上司の失敗は部下の責任」


ミスや問題があれば満点から減算していく厳しい減点主義。
もう銀行の人事課がこれを採用しているのは、大切な人さまのお金を扱う仕事のため、
完璧さや健全性が求められているからだ。
銀行に長くいる人ほど世渡り上手なので、異論があっても直接言わないのが鉄則。
現実では半沢直樹のようなタイプは真っ先にいなくなるのがオチだとか・・・

●頭取の業務とは?


「頭取」というのは、銀行特有の役職だ。
会社の社長に相当する「頭取」という言葉の由来には諸説あるが、
雅楽で合奏する際に出席演奏する「音頭取り」に由来し、江戸時代前期から「集団のかしら」
の意味で使われるようになったというのが一般的だ。
さらに明治時代に入り、銀行の前身となる「為替会社」ができた際、出資者の代表を
「頭取」と呼ぶようになり、やがて銀行でしか使わなくなったという。

●推奨される行内恋愛


毎日の勘定締め上げで勘定が合うまで帰れないため、夜に合コンやデートなどの約束は入れにくいという。
そのため、銀行では圧倒的に行内結婚が多い。
行内恋愛は同じ支店で3回までならOKという暗黙のルールがある。
減点主義の銀行としては寛大な処置だが、これが行内不倫となると一発で出世ルートから外れる。

●2店目の配属先が出世の分かれ道


銀行にどれだけ期待されているかは、最初の配属先を見れば大体わかる。
本部や大都市の大型店であれば、有望株と見られている。
しかし、1店目が地方の支店だからといって悲観することなく、本当に大切なのは2店目の配属先だ。
1店目で評価を維持した場合、2店目に大都市の大型店や海外の支店に行くことができる。
たとえそこで成績が悪かったとしても、大都市の大型店や海外支店を経験したという箔がつき、
本店に戻って出世コースに乗ることは可能だ。

●紀元前3000年からあった銀行


生活していく上で欠かせない「お金」。
全財産を持ち歩くわけにはいかない。家の金庫にしまっておくのも、泥棒などもしもを考えると安全とは言えない。
そこで登場するのが「銀行」だ。
「銀行」の歴史は古く、お金が発明される以前の紀元前3000年まで遡ることができる。
西アジアのチグリス川・ユーフラテス川の下流地方(現在のイラクなど)にあったバビロニアでは、
財産や金などの貴重品が宗教的な寺院などの施設に預けられ、そこでは穀物や牛などの家畜を貸し付けていたという。

●一律というわけではない振込の手数料


振込金額3万円から手数料が増えるのは、3万円を超える取引の文書には200円の印紙税がかかるため。
つまり、収入印紙代が付加されているというわけ

●銀行員がもっとも恐れるものとは


銀行員が怖がるもの、それは「焦げ付き」である。焦げ付きとは融資したお金が戻ってこないこと。
銀行の中でももっとも犯してはいけないミス、罪悪と考えられている。

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