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情報だけを武器にしろ 堀江貴文


●情報は、「狩」にいくもの
ネット上のブログやSNSで毎日発信を続けよう。
それは習慣にしてしまえば、さして難しいことではないインプット(情報取集)とアウトプット(情報発信)は常にセットと捉えておくべきだ。

●シャワーのように情報を浴びろ
「抽象的なことをダラダラと考えるクセ」と緣を切ることもおすすめだ。
「やりがいって何だ?」「人生において幸福とは何だ?」「努力って何だ?」
こんなことにいくら頭を使っても、残念ながら何も生まれない。

●考える、調べる、試す。「思考実験」を繰り返せ

「情報を浴びる」というインプットだけでは、実は足りない。
単なる「情報メタボ」の状態に陥ってしまう。
情報のシャワーを浴びることに加えて「自分はどうすればよいのか」という「思考実験」を繰り返すべきだ。
要は「考える、調べる、試す」ということをやり続けるのだ。
どうか、皆さんは「情報厨」だけにはならないでほしい。

●お金なんて、信用のバロメーターにすぎない
わずか「10」でも信用があれば、「100」のお金を他人から借りて集めることができる。
ところが面白いことに「100」のお金があっても、「10」の信用を得ることができない。
だから、お金そのものを欲しがるのではなく、信用を得ることに先に懸命になるべきなのだ。

●堀江貴文 おすすめ本
「経済ってそういうことだったのか会議」
2002年に出た本だが、経済学を普遍的に問く本だから全く色褪せていない。
世の中のあらゆる現象を「お金の動き」という視点から見る方法教えてくれる、現代の「古典」だ。

歴史学者、磯田道史さんによるドキュメンタリー的なノンフィクション
「武士の家計簿 加賀藩御算用者 幕末維新」
この作品を原作として映画が製作されたくらいだから、そのすごさが窺えるだろう。
「金沢藩士猪山文書」という武家文書が下敷きになっており、江戸時代の武士の暮らしの「リアルなお金の流れ」浮き彫りにされている。

●情報の掛け算でブルーオーシャン化させる
当初から本屋だけでは経営が難しいと考え、「シェアフィス」「貸しミーティングスペース」
「イベントスペース」「スナック」「レンタルボックス」「雑貨店」などと掛け算して、複合技で黒字化経営を達成している。
要は本屋を「本読む比較的知的レベルの高い人だけが集まる場所である」と再定義したことで、
何を掛け合わせれば、ちゃんと儲けることができるのかが見えてきたのだ。

●文章なんて、スマホで片手間書けばいい
一般人の人が文章を書こうとするとき、次のようなこと考え始めると、ますますアウトプットから遠ざかってしまう。
「誤字脱字があったら、恥ずかしい」「固有名詞を間違えたら、バカと思われるんじゃないか」「事実関係の記述をミスったら大変な問題なんじゃないか」
もちろんアウトプットの完成度に高いに越したことはない。
でも仕事じゃなければ、100点満点を目指す必要もないだろう。
万一誰かから指摘受けたら、むしろ「ありがたい」。
注目されていることに感謝すればいい。
スマホのフリック入力は、パソコンの前でかしこまって文章書くよりむしろ快適で効率的。
「いつでも、どこでも、すぐやること」が現代のキーワードであることは間違いない。

●クソ情報を脳に処理させるぐらいなら、即寝よう
現代を「脳高負荷時代」と呼んでいる。
現代人が一日に触れる情報量は江戸時代の1年分に相当するらしい。
そんなデータを知ると「クソ情報なんかに目を止めている暇はない」そう思えてくるはずだ。
眠くなるまでスマホを触り、くだらないネットニュースを見ているぐらいなら、一刻も早く脳を休ませて、有益な情報を溜めれるようにコンディション整えるべきだ。

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