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【S.T.E.P.育成】頭ノウハウ継承確率についての検証と仮説

下記が最新版の記事となっているのでこちらをご参照ください。

はじめに

本記事は頭ノウハウに関する検証結果から考案した仮説についてまとめたものになります。
頭ノウハウの継承仕様について「100%この仕様です!」と断言するものではなく、現状で考えられる仮説を公開することで、多くの人による再現性の確認、もしくは否定されることを主目的としており、ノウハウブック周りの仕様解明に少しでも貢献できればと思っています。
ノウハウ濃縮の際に記録を取るだけの手間で済むので、ぜひ多くの方にご協力いただければと思います。

用語(非公式用語も含む)

  • 頭ノウハウ
    ノウハウブックの一番上の付いているノウハウのこと。本記事のヘッダー画像のやつ。
    Vo, Da, Vi, メンタルそれぞれにステータスUPと上限UPが存在し計8種類。
    また、8種類それぞれには無印と +, ++, +++の上位種が存在する。
    S.T.E.P.育成におけるシーズン2,3,4終わりに必ず継承するため、継承しやすさのパラメータであるLvに意味がないと思われていたが、頭ノウハウの継承(転記)において意味があるのでは?というのが本記事の主題。

  • 頭ノウハウ継承
    公式のヘルプページでは、シーズン2,3,4の終わりに持ち込んだノウハウブックからノウハウを習得することを「継承」、育成後にノウハウブックに記載されることを「発現」と表記しています。そのため、「頭ノウハウ継承」は各シーズン終わりに頭ノウハウの習得によってステータスや上限パラメータが直上げされることを指すのが厳密なのですが、自分の観測範囲では「育成後のノウハウブックに持ち込んだノウハウブックの頭ノウハウをそのまま引き継いで記載されること」を指して「頭ノウハウ継承」と呼ばれていることが多いです。
    表記揺れを気にするのであれば「頭ノウハウ転記」などを使うと良いと思いますが、「頭ノウハウ継承」が既に浸透しているため、本記事でもこちらの表記を使用します。

図1:公式のヘルプページ
  • 頭ノウハウの強化(昇格):要検証、情報求ム
    「VisualUP Lv1」→「VisualUP+ Lv5」のように上位種のノウハウに変化すること。強化先のLvもランダムに変化する。
    公式用語はおそらく「強化」(ヘルプページより)。非公式に「成長」や「昇格」と呼ばれることもある。
    +の付いていない無印の頭ノウハウはLv1しか存在せず、持ち込んだノウハウブック3冊の中から強化される頭ノウハウが抽選される。
    頭ノウハウ強化の抽選確率はおそらく1/9で固定だと思われる(要検証)
    「VocalUP Lv1」「DanceUP Lv1」「VisualUP Lv1」の頭ノウハウをもつ3冊のノウハウブックを持ち込んだ場合、「VisualUP LvX」に強化される確率はおそらく1/9×1/3で1/27(要検証)。そのため、特定の頭ノウハウの強化を目的とする場合は頭ノウハウの種類を1つに統一して3冊持ち込んだ方が良い(要検証)
    (正直、頭ノウハウの強化についてはあまり試行回数が多くなく、検証がそれほど進んでいないため自信ないです。情報提供頂けると助かります。)

  • ノウハウ濃縮
    ノウハウを1冊のノウハウブックにまとめる作業のこと。
    頭ノウハウや一部のノウハウを除き、各シーズン終わりに継承したものが必ず育成完了後のノウハウブックに記載される。(例外として、ノウハウブックの記載上限が20個であるため、これを超えると記載されないことがある)
    (例):シーズン2終わりに「スロースターター Lv5」のノウハウが継承した場合、育成完了後のノウハウブックには「スロースターター Lv5」が記載される。

頭ノウハウの継承確率検証について

頭ノウハウには

  1. Visual Lv1→Visual+ LvXのように上位種へ強化されるパターン
    ⇒頭ノウハウの強化(強化先のレベルはランダム)

  2. Visual+++ Lv5→Visual+++ Lv5のように、継承元のレベルも含めてそのまま継承(転記)されるパターン
    ⇒頭ノウハウの継承

の2つがあり、本記事の仮説は2.の場合において、頭ノウハウ継承の確率を向上させる方法についてある程度の有用性を見出したものです。

表1:持ち込み頭ノウハウLvの種類別検証結果

表1.の結果は持ち込み頭ノウハウLvの種類別に頭ノウハウの継承回数について統計を取ったものです。頭継承理論値については後述します。
「持ち込み頭ノウハウLvの種類別」とは、例えば、

  • 「Visual+++ Lv1」のノウハウブックを3冊持ち込んだのであれば持ち込み1種

  • 「Visual+++ Lv1」を1冊、「Visual+++ Lv2」を2冊持ち込んだのであれば持ち込み2種

  • 「Visual+++ Lv1」を1冊、「Visual+++ Lv2」を1冊、「Visual+++ Lv3」を1冊持ち込んだのであれば持ち込み3種

と定義しています。
1種データに関しては手持ちのデータがなかったため、しょうがさん(https://twitter.com/syouga0826)のデータをお借りさせていただきました。2種、3種データについては自前のものを使用しています。
利用したデータに関しては下記リンクにて
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1F_f8vbOHYNwFT9vB82oz6-PRlmxyFYw9rZUGNn9nFPg/edit?usp=sharing

頭ノウハウの継承仕様の仮説(ここから読んでもいいよ)

表1の結果より、頭ノウハウ継承の仕様は図2のようになっているのではないかという仮説を立てました。

図2:持ち込み頭ノウハウの種類毎の頭ノウハウ継承確率の仮説

上記の仮説が正しいのであれば、「頭ノウハウのLvを統一せず、Lvの異なるノウハウブックを持ち込むことで、最大で約27.3%程度まで頭ノウハウの継承確率を上げることができる」ということになります。
ただ、上記の理論値は+++だけではなく、+++系ノウハウ以外の強化枠がある場合も含めた理論値となっているため、表2に今回の仮説における持ち込み+++の種類と+++系ノウハウ以外のノウハウブックをそれぞれ何冊持ち込んだかに対応する+++頭ノウハウのみの継承確率理論値を載せておきます。
(ただ、頭ノウハウ強化周りの仕様が検証不足なため、参考程度でお願いします)

表2:+++頭ノウハウの継承確率対応表

上の表の見方として、「Visual+++UP Lv1」、「Visual+++UP Lv2」、「DanceUP Lv1(G.R.A.D.ノウハウ継承用)」の頭ノウハウを持ち込んだ場合、持ち込み頭ノウハウ種類は2、+++系以外の頭ノウハウ数は1となるため、+++の継承確率は
(持ち込み+++頭ノウハウ種類)/((デフォルト8種)+(持ち込み+++頭ノウハウ種類)+(頭ノウハウ強化枠))
=2/(8+2+1)
≒18.2%となります。

さいごに

今回の仮説は数人による再現性は確認していますが、確率論である以上「上振れによりそれっぽく見えているだけ」という可能性が十分にあり、逆にあまり有用な結果にならなかったという報告もあります。
この記事を書いた理由も仕様の解説ではなく、仮説を公開することで本検証の試行回数を増やし、十分な再現性を確認するという意味合いの方が強いです。
その結果、今回の仮説が否定されたとしても、今後のノウハウブック仕様の考察が少しでも進めば幸いです。
みなさま、何卒よろしくお願いいたします。

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