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『私が感じた日本とタイの文化の相違点』 #1 〜白黒つけないタイ人〜

こんにちは。オーキッドです。『私が感じた日本とタイの文化の相違点』というタイトルですが、ご覧の通り、その#1です。

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『私が感じた日本とタイの文化の相違点』に至って。

 この『私が感じた日本とタイの文化の相違点』シリーズは、#1を書き上げるのにも一苦労なぐらい、色々なことに注意を払って書き上げました。それは、人それぞれ感じる文化の相違点は大きく異なるから。更に、私はまだ16歳です。大人や働いている人々の目線に立った経験はありません。しかし、この『私が感じた日本とタイの文化の相違点』を通して、タイの素晴らしさ(勿論、日本の素晴らしさも)であったり、「こんなところが違うんだ」などと、タイという国や文化に興味をもってほしいと思い、Noteで形にして投稿するという結論に至りました。

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「バンコクは臭いよね。」とクラスメイトに言われた妹。

急なのですが、二日前このようなことがありました。妹が帰宅後、「クラスメイトに、「バンコクは臭いよね。」と言葉を浴びせられたらしいのです。帰宅後、妹は、怒りで血管が膨れ上がるかのようにプンプンとしていましたが、言われた時は、驚きで何も言えなかったそう。「バンコクは臭いよね。」と妹に直接的に言ったクラスメイトは、お父様がタイに短期単身赴任していたそうで、旅行で一週間、バンコクに行ったことがあったそう。もしかしたら、施工の甘さや欠陥工事のせいで、下水の臭いが酷かったり、精肉が売られているような市場を訪れたのかもしれません。

この話を聞いて改めて感じたことがあったのです。日本は、曖昧な言葉を好んだり、「どっちでもいいかな〜。」と言う傾向がありがちですが、そう見えて、実は、マルバツで決めるのが多いということ。

「異」文化に触れるということ。

 異文化に触れると、驚きを隠せなかったり、自分が感じたことだけを最優先してしまう気持ちはなんとなく分かります。今回、妹のクラスメイトにとっての「異」は、においでしたが、五感でそのまま単刀直入に「異」を体験してしまうと、それだけが繊細な記憶となって残ってしまうことも

唯一言えることは、「何故、感じたことを攻撃的に言ってしまったのか?」そして、今回の重要ポイントともなる「なぜ、マルバツで決めてしまったのか?」ということ。

この妹の身近な経験談を聞いて、日本の文化の悲しい部分を見てしまった気がしました。割とはっきりしない民族性にも関わらず、断言してしまうというのは、日本国民全員がそうだとは限りませんし、そうではないと思うのですが…彼女のクラスメイトは13歳です。子供がそんなことを言うというのは日本の文化や教育が原因なのと疑ってしまいます。

タイ人はマルバツがない人が多い?

タイ人は、白黒をつけなかったり、マルバツがない人が多いんです。

〈言うまでもないのですが、数学のテストで1+1=2は、●になりますし、1+1=3は✖️にする国です(笑)〉

タイには、「0か100か」や「●か✖️か」で判断し、中間の選択肢を持つことを許さない文化がありません。「白か黒か」「0か100か」という考え方は、視野や行動の幅を狭くします。20でも30でも(▲でも?)気にせず楽しそうに生きている人々が多く存在しています。日本は、どちらかというと完璧主義者と言われる人が多い国だと言われていますが、そのおかげで仕事がミスなくスムーズに終わったり、責任感や緊張感がある人が多いという素晴らしい点もあります。あくまで個人的な意見ですが、私はタイの人々の文化に触れたことによって、「完璧じゃなくてもまあいいっか、自分が頑張れる範囲でいいっか。」と思えるようになり、様々なことに対して心のハードルがとても低くなったように感じています。

グレーも素晴らしい。

 白黒つけないと心が楽になるって言われたら、じゃあ何?ってなります。白と黒の間は、「グレー」です。グレーを許容することで、完璧を達成できなくても、心の動揺を抑えることができたり、心が軽くなって、ストレスが私は減ったかな。

確かに、完璧主義者になることで、他の人に尊敬されたり、頼られたり、誰かに必要とされていると思われることがあると思います。しかし、「人間だから完璧にできないのも当然」と思えば、グレーの状態を心地よく楽しめると思いますよ。毎日、「グレー」で無くても良いと思うんです。「グレー」という新しい価値観を手に入れた瞬間、中間の状態を楽しめたりストレスが減るかも…「曖昧もいい」、「中間も全然悪くない」、「中途半端も1つの形」というのが私の考えです。

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結論もなく、『私が感じた日本とタイの文化の相違点』 #1が終了してしまいました😅#5まで書けたら良いなと考えていますので、どうぞよろしくお願いします。

ありがとうございました。

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