表現欲求

世の中には、誰かを応援する側の人もいれば、誰かから応援される立場の人もいて。誰が創り出したコンテンツを消費するだけの人もいれば、自らの手でコンテンツを創り出そうと、もがき続けている人もいる。

消費する側と表現する側、インプットするだけの人と、何かのアウトプットを試みようとする人。

半年ぶりに出かけて行ったライブで感じたことは、表現欲求の再燃で。ふと気づけば、最近の私はインプットばかりで、まともにアウトプットをしていないことに気づく。

時にはInstagramに写真をアップしたり、ある時にはSNSに長文を綴ることもあるけれど。果たしてそれは、アウトプットのうちに入るのだろうか? 

気軽に写真を撮ってSNSにアップして、思いつくままを文章にすることが、はたして本当に「何かを表現すること」と言えるのだろうか?

何らかの手段で、自分自身を表現するコトとは、時には大きな葛藤もともに心身が喪失したり、血のにじむ努力をして生み出される、圧倒的な何かなのではないか?

そんなコトを、ふと深夜に考えながら私も、しっかりとした文章や絵を、再びかき始めようと思う。

2021/04/21 

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