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NCU FM!について

どうも、ねこぴあのです。

アカペラ関係の方は知らない方もいるかもしれませんが、私は名古屋市立大学の放送サークル、「NCU FM!」の発起人です。
自粛期間で若干時間があるのと、新歓期間なので、少しNCU FM!について思うところを。

ちょっと最初から話が脇にそれますが、私は「創立者」という言葉はあまり好みません。と同時に、「部長」「サークル長」という言葉もなるべく使わないようにしています。
というのも、確かに旗を振って立ち上げたのは間違いなく私です。名市大に放送サークルがなく、かといってそのためだけに名大に足を運ぶのも違うな、との思いで立ち上げようと思った。そのことは確かです。
ただ、やっぱりサークルは自分一人だけで立ち上げられるものではありません。私の周りには運良く、「私もやりたい」といってくれた仲間が5人もいました。(先輩も含まれていますが、ここではあえて仲間とさせてください。)NCU FM!では、このメンバーを「0期生」と呼んでいます。
私が「創設者」を名乗らないのは、0期生メンバー全員が、「創設者」だと思っているからです。自分一人の力では、絶対にここまで頑張って来れませんでした。

そしてもう一つ。「部長」「サークル長」と名乗らないこと。私は必ず、「代表」を名乗って活動しています。実はこれ、私のNCU FM!への願いの表れです。
NCU FM!を作った最大の理由は、「場」を作ることにありました。決して、「番組」を作るために作ったのではありません。私は、「放送」というものに少しでも興味がある人が、同じ興味を持つ人とつながることができる、そんな場を作るためにサークルを立ち上げました。
もちろん、様々なサークル運営をしていく中で各自こなさなければいけない役割や、名簿上の「幹部」は決めなければなりません。だからといって、それによる上下が出るのはまた違うと思っています。コミュニティの中ではみんなフラットでありたい。ただ、その対外的な窓口として一人名前を出さなければいけないときに、「代表」として名乗るのは私が良いだろう、そう考えてこの名称を使っています。

こういった事情から、実はそれぞれの活動の熱意の差はそんなに気にしていません。参加したい人が、参加したい形で出来ればそれでいいと思っています。いろいろな事情を抱えて、参加したくても参加できない人には、何とか参加できる形を見つけてあげたいという思いもあります。
それは新入生に対しても一緒です。新入生がやりたいことをなるべく形にしてあげたい。個人的には、映像に手を出したい子は応援してあげるつもりです。ただ、うちには設備がないので、他大の映像系サークルさんも勧めるつもりではあります。うちには、戻ってくる場として籍だけ置く、とかでも全然いいと考えています。

今、NCU FM!では生放送番組を維持することにこだわっていますが、これはあくまで「私のやりたいこと」だからです。だから、私がいなくなった後ちゃんとNCU FM!が続いていくとして、別に生放送をやりたい人がいなければ無理にやることはないと思います。その時にいるメンバーが、やりたいことをやる場として使ってほしい。それが僕の願いです。

私はNCU FM!を作って本当に良かったと思っています。と同時に、幸せ者だと思っています。これからこの団体がどうなっていくかは分かりませんが、僕はとりあえず卒業するまで、この団体に骨を埋める決意です。

これからもNCU FM!をどうか、よろしくお願いいたします。

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