幸せをかみしめ、更なる高みを目指して
ナマステ!インド 柄下着ランゴリーの江副(エゾ)です。
ランゴリーは今、次期コレクションの生産準備中です。インド都市部のアパレル工場2社、そして農村部の職人コミュニティと、サンプルのやり取りを繰り返しています。
次期コレクションでは、下着類は専用のミシンや設備の整った工場で、カディ(*)を使った製品は農村部の職人の工房で作られます。
カディとは
インド の伝統的な、手紡ぎ糸、手織りの布のこと。イギリス植民地だった時代、独立を目指したガンジーはインド 全土を周りカディを広めた。人々はカディを通して自国の誇りを強め、団結した。”The fabric of freedom”とも呼ばれ、今もインド の人々の誇りとなっている。
記事の最後にカディの紹介動画を載せておりますので、是非ご覧ください。
品質向上中
前回のクラウドファンディングに登場したRangorieオリジナルハンカチを、追加生産しました。
納品先は、ランゴリーの親元(株)リコー。
カディに手刺繍でロゴを施したRangorieオリジナルハンカチが、リコー秘書室の目に留まり「リコーにいらっしゃるお客様に差し上げたい」と注文を受けました。
前回と同じ仕様の物を、追加生産。
納品されたハンカチを再び1枚1枚チェックしたところ、前回に比べB品率(*)が大幅に低下していました!(感動の涙、涙)
B品とは
汚れやほつれ、その他不具合のため商品としてお客様の元に出せない物
縫製技術などは以前から問題なかったのですが、前回多かったのは、
”刺繍の下絵ペンの汚れ”
”砂っぽい汚れ”
”何だかわからない汚れ”
これらが大幅に減っていました。
農村部の職人コミュニティをまとめるDrishtee曰く、「前回ハンカチ1枚1枚にフィードバックをもらい、それを生産した職人達に全て伝えた。」「今回こそは満足してもらえるようにと皆で工夫した。」とのこと。
クラウドファンディングの返礼品では、綺麗な物を選んでお客様にお届けしました。多めに作っておいて、本当によかった。と思ったものです。
お客様の声が聞ける幸せ
生産者の女性達は「フィードバックを楽しみにしている」そうです。
「作った物の感想が聞けることはとても嬉しい」
「”何を改善すれば良くなるか”が分かりとても助かる。」
ああ。今は直接会って伝えられない事がもどかしいですが。
リモートだからこそ、指摘事項は写真やビデオでわかりやすく保存&整理され、次回生産に生かすことができています。
私たちランゴリーも、クラウドファンディングの商品発送後、お客様の声を聞けることを、とても嬉しく思いました。
自分たちの商品を受け取った人が、どんな気持ちになるのか。
次に向けて改善すべき点は何なのか。
お客様のお声を聞くと、次に向けての意欲がふつふつと湧き上がりました!
きっと彼女達も同じ気持ちなのだと思います。
更なる高みを目指して
Drishteeからは、
自分達でも検品工程を確立させたいので、検品のノウハウを教えて欲しい。早く下着に使われるストレッチ素材も縫えるようになりたいので、教えて欲しい。
と、毎回のミーティングで急かされています。
彼女達のやる気とパワーに元気をもらい、私たちランゴリーチームも更なる高みを目指して活動しております。
本日届いたばかりの写真。次回は何ができるのか?どうぞご期待ください♡
Drishteeによるカディの紹介動画
ランゴリーの公式アンバサダー、アンジャリさんも登場。
字幕をオンにすると、日本語字幕が表示されます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ダンニャワード
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