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君はもうこの雑すぎるデスゲームを見たか?!『牙狼VR』

Vチューバーを名乗ってるのに一人でゲームする時間が長すぎてゲーム実況動画を作るのサボってる男ランガタロウです。

皆さんは『牙狼』という作品を知っていますか?
パチンコで有名なやつとして知っている人も多いであろう金色の鎧がでてくるやつです。

簡単に説明すると「人間の心の闇に呼応して魔界からやってくる怪物 ホラーを狩るために人知れず戦う魔戒騎士 その中でも最強の称号を持つ黄金騎士ガロの鎧を受け継いだ男の物語」って感じで 毎週現れるホラーを主人公が牙狼の鎧で変身してやっつける深夜ドラマ版仮面ライダーみたいな作品なんですね、まぁ総監督で原作者の雨宮慶太さんが仮面ライダーZOの監督なのでそういう感じといえばそう。

で、まぁこのシリーズはパチンコ化したものが大ヒットして「次のパチンコの当たり演出で使うシーンを作るためにドラマの続編が延々作られる」という不思議なシリーズになってしまい延々だったり外伝だったり「別の男が牙狼の鎧を受け継いでる世界線シリーズ」が作られたりともう作品がいっぱいあるわけです。

で、今年もついに牙狼の新作がやってきました
その名も「GARO -VERSUS ROAD-」 VERSUS ROADの頭文字をとって『牙狼VR』そう、牙狼シリーズも今流行の「VR」に乗り込んできたのです。

ある日突然届いた不思議なVRゴーグルを被るとそこは不思議なゲームの世界
勝ち残った一人は牙狼の鎧を手に入れ願いが叶うという…

あらすじだけはもう完全にTwitterの広告で見かけるようなデスゲーム漫画のそれですがこのドラマは曲がりなりにも牙狼シリーズの作品です、もうあらすじの時点でおかしい。

牙狼に変身して魔獣ホラーをやっつけるヒーロー番組で初手から「優勝すると牙狼がもらえるデスゲーム」が開催される まぁつまり牙狼に変身して戦う人が最初はいないわけです、じゃあどうするのか?

「生身の人間と生身の人間が特撮番組みたいなアクションで殺し合う」

技術の使い所がおかしい!!!!!!!!!

オタクをいじめる半分ヤクザみたいなホストとゲームの世界で身体能力が上がったオタクがキャプテン・アメリカ2最初のテロリストの船の上の格闘戦みたいなアクションで殴り合うのを見せられて俺はどうしたらいいんだ!!!

そもそもこれはデスゲームだ、一応ちゃんとパートごとにクリア条件やルールがある。

1話でスタートするのは魔獣ホラーから逃げ延びる殺人鬼ごっこ。
残り生存者が50人になったタイミングで生き残ってたらクリアというシンプルなルールだ。

そしてこの番組は普通のデスゲームではなく牙狼だ、魔獣から逃げるのではなく魔獣と主人公が直接戦うことで「こいつはすごいのでは?後に変身するのでは?」と視聴者に思わせたりするのが普通なのだが牙狼VRは頭がおかしいので「魔獣に見つかったら即死だけど とりあえず参加者の大半がヤクザと半グレなので参加者同士で殺し合うという判断になるのがすぐ」である。

主人公とその友達は二人で「いったいなんなんだこのゲームは」と言いながら逃げ惑ったりしてる襲ってきた生存者を倒すだけ ヤクザが斧を持って戦闘力の無い参加者を襲うシーンで突如JAM Projectが歌うかっこいい主題歌とスタッフロールが流れる

JAM Projectのかっこいい主題歌をヤクザが虐殺してるシーンで流すの?!?!

人々を襲うキラー役のホラーもほとんど空気になり
むしろヤクザの方が殺害数が多い状態で終了する1話

俺たちはいったい何を見せられているんだ…

そしてお約束だがデスゲームの主催者には当然「真の目的」がある
参加者の身体が出ている陰我(邪念とかそういうの)を牙狼の鎧に注ぎ込みなにか邪悪なことをしようとしている、視聴者にもそれを見せてくれているので主催者の意図はわかる  わかるんだが
登場人物に牙狼の世界観に詳しい人が当然いないので全員普通にデスゲーム攻略態勢に入っており「主催者の目的は」とか考えてるやつが今の所一人もいない、だから牙狼に詳しい視聴者ほど本筋が進んでないような気がしてくる。

じゃあつまんないのかというとかなり面白い。
こういうお互いの不信感を煽って殺し合いをさせるデスゲームにはだいたい
「普段抑えている暴力性が出てくる」みたいな側面があると思うのだが。
主人公チーム以外の参加者がほぼ全員デスゲームと関係なくこの日本社会で殺人の経験があり、割と殺すことに躊躇が無い人間ばっかりというめちゃくなバランスである、たぶん殺人を躊躇するタイプの人は1話の時点で死んだ。まだ5話だぞおい

なのでデスゲームを通じて暴力性が開花してるような雰囲気のある人間が一人もいない、いや「現実でもシリアルキラー」みたいなやつはデスゲームを盛り上げるために一人ぐらい投入するとは思うんだけど「現実でもシリアルキラーのやついるけどそいつ以外の登場人物も人を殺してるから逆に影が薄い」みたいになるのは想定してなかった。

ちなみにこのシリアルキラー君もキャラが薄いことを気にしたのか「カップ焼きそば食ってる最中に因縁つけてきたヤクザを2つに折った割り箸を使ってアイアンマン2のブラックウィドウみたいな動きで殺害」と強キャラアピールをしてくれる デスゲームの最中じゃなくて現実世界の方で…
シリアルキラーであることよりその身体能力の方がおかしいと思うんですが…

さてこの番組というか牙狼シリーズは基本2クール物です。
そして現在「1つのデスゲーム試練を2話かけて突破する」という形式になっており、5話まで到達したので今3つ目の試練が始まったところなわけですが。

皆さん3つ目の試練なんだと思いますか?

1つ目の試練が魔獣から逃げ切る
2つ目の試練が魔獣が徘徊するダンジョン(予算が無かったのか廃工場)から鍵を見つけて脱出する

ここまできたら3つ目はどんな難しいルールを押し付けてくるんだろう?
ってワクワクしてきますね


正解は…


「生き残った参加者同士で殺し合え!」

ええええええええええええええええええええ!!!!!!

おそらく全12話と思われる番組で開催されるデスゲームが5話で提示する試練が「もう全員殺し合え」です

主催者のやる気の無さがすごい!!!!!!!!!

確かに我々は普段の牙狼を知ってるので「途中でデスゲームやめて 主催者を倒すために牙狼世界の事情を知ってる人が戦う話にシフトしていくだろうな」みたいな気持ちで見てた でも黒幕側が普通に「ほしいのは参加者の邪気だけだしルール考えるの面倒くさいからもう殺し合え」みたいなルール出してくるのは完全に想定してなかった。

もう牙狼シリーズの常識もデスゲーム作品の常識も通用しない状態で駆け抜けていく牙狼VRはいったいどこに向かっているのか。

来週6話放送なのでまだ追いつける!君もHuluかバンダイチャンネルの見逃し配信で追いついてくれ!!!!


https://www.hulu.jp/garo-versus-road

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