見出し画像

責任能力とはなにか?

植松聖被告に死刑判決が下された。
控訴はしないと言っている。これで植松被告は確定死刑囚となる。
予想はしていた。が、……もやっとしている。

この裁判の争点は「責任能力の有無」だった。検察側は責任能力があったと主張し、弁護側は責任能力はなかったと無罪を主張した。日本の刑法では、
刑法39条「心神喪失者の行為は、罰しない」(同1項)、「心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する」(同2項)
とされている。心神喪失や心神耗弱の状態においては責任能力がなしとみなされ、罰を免れる、もしくは軽減される。が、責任能力は最終的には法的判断なので、精神鑑定はその題材を提供するだけだ。

続きをみるには

残り 1,823字
勢いとリズムで書いています。文章のプロなので読みやすいはずです。不定期ですが、最低、月2回は更新します。

「ムカっ」「グサっ」「モヤっ」ときたことを書いています。たまに「ドキっ」「イタっ」「ホロっ」ときたことも書いています。読んでハッピーになる…

日々の執筆を応援してくださってありがとうございます。