見出し画像

緊急事態宣言期間中に、パンデミックを扱った映画を観よう!

緊急事態宣言期間中に、パンデミックを扱った映画を観よう!
……と思い、まずは2009年に制作された瀬々敬久監督の「感染列島」を観てみた。

「感染列島」の舞台は新年を迎えた東京近郊の街の総合病院。新型ウイルスの感染が拡大し、医療現場が医療崩壊していく過程が時系列で描かれていく。うわーリアル!いままさにあちこちの病院で起きているだろう医療現場の困惑、医療従事者の葛藤が詳細に描かれている。まるで2020年を予知しているかのような内容にびっくり。
感染発生源として疑われた養鶏所経営者と家族の苦悩、社会からの差別。感染で倒れていく医療従事者、感染源をつきとめようとする研究者たちの努力。人工呼吸器が足りなくなることで生じる生命倫理の難題。どの患者を救うかという選択を迫られる医療従事者にのしかかる重過ぎる責任……などなど、物語を通じて感じ取り、医療現場に想像力を持つことができた。観て良かった〜。舞台が日本なので、いままさに自分が映画の中の当事者な気持ちで観てしまう。観た後に私の中には医療現場の方々への感謝と敬意の質的な変化が起きました。

ここから先は

1,944字
勢いとリズムで書いています。文章のプロなので読みやすいはずです。不定期ですが、最低、月2回は更新します。

「ムカっ」「グサっ」「モヤっ」ときたことを書いています。たまに「ドキっ」「イタっ」「ホロっ」ときたことも書いています。読んでハッピーになる…

日々の執筆を応援してくださってありがとうございます。