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2023.6.6-8「お前もトーストにしてやろうか」

2023.6.6

・「メイドインワリオ」シリーズに出てくる「アシュリーの歌」の英語版を聴いているときに気づいたことがある。アシュリーの歌は日本語版と英語版で大きく歌詞が違い、日本語版が未熟でかわいらしい魔女っ娘という雰囲気なのに対して、英語版は尊大で恐ろしい魔女の側面が強調されている。

・その一節に「And if you say no, you’re toast.」というものがあった。えっ、トーストにされちゃう……?と思ったのだが「be toast」には「ダメになる」とか「もう終わり」みたいな意味があるらしい。歌詞としての意味は「もしアンタがダメって言うなら、ただじゃすまさないよ」みたいなことらしい。

・それで思い出したのが「OMORI」っていうゲームなんだけど。戦闘不能状態だとキャラクター達がトーストになっちゃうんだよね。でもヨミジャムっていうアイテムを塗ると回復できる。なんで戦闘不能状態だといい感じに焼けたパンになっちゃうんだ……?と思ってたんだけど、英語の慣用句からくる洒落だったんだね。「OMORI」を作ったのが英語圏の人だからこういうゲームシステムになったんだな。面白いね。

・もしかして「OMORI」の界隈だと常識なのだろうか。まあいい。自力で気づけてちょっと嬉しいから。アシュリーとOMORIが繋がったおかげで新しい慣用句を知ることができた。好きなゲーム二つに関連する記憶なら、今後忘れることもないだろう。

・そういえばポケモンに特別な技を覚えさせる秘伝マシンは英語で「hidden machine」というらしい。秘伝と「hidden(隠れた)」で意味と音の重なる美しいネーミングだ。

・未だに英語は苦手だけどこういう知識だけある。

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