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遊戯王デッキ紹介『無窮之剣』

食べる物にこだわりがあるようで実はそこまで拘らない、らんどるさんです。
基本的に美味しいものは美味しいし、不味いものは基本的に自分の舌に合わないだけで他の人にとっては美味しい食べ物かもしれません。
なのでご飯を食べる時には基本的には『美味しい』か『私の舌には合わなかったな〜』って言ってます。
ちなみに私が好きな食べ物のジャンルの一つは東洋系の食べ物です。
ココナッツミルクのカレーとかフォーとか美味しいので是非試してください。

ちなみにこれは月一で食べたいインドカレーです

デッキレシピ

『No.74 マジカル・クラウン-ミッシング・ソード』をエースに据えたデッキです。

概要

このデッキは以前公開した『王位継承』をアップデートしたものとなっております。

前回は『聖騎士 モルドレッド』から動いて『No.74 マジカル・クラウン-ミッシング・ソード(以後マジクラ)』を立てて戦うデッキでした。
しかしこのデッキ、『モルドレッド』×3、『聖杯の継承』×3、『増援』×1を積んでいるはずなのに肝心の『モルドレッド』が来る確率が体感10%前後と異様に低いデッキでした。何で?

いくら安定性を高めようとマリガンというシステムがない関係上、どうしても初手事故は回避できない問題があります。
特に前の形のこのデッキはより顕著で、一時期は崩そうかとも悩みました。

しかしそこは遊戯王、色々考えれば何とかなる時があります。
そしてその『何とかなる時』が訪れたのは、歓喜と阿鼻叫喚蔓延る禁止制限改定2023年1月度の事でした。

お帰り!!!!!

『エンシェント・フェアリー・ドラゴン』がエラッタを貰って帰還してくれました。
しかもエラッタの内容は『名称ターン1』の付与と『同名のフィールド魔法のサーチ不可』のみと微々たるもの。
『エンフェ』の帰還により、多くの決闘者デュエリストは様々な展開ルートを開拓していきました。
そして『エンフェ』が帰還した事により、謎の強化を貰った存在もいました。

しれっと緩和ありがてぇ〜

同時期に緩和された『聖殿の水遣い』は『勇者トークン』を生み出すための『アラメシアの儀』のサーチ・回収や『勇者トークン』が場にいる際に特殊召喚する効果を持っています。
そして注目されるのは③の効果、『勇者トークン』が存在する場合、『勇者トークン』の名前が記されているフィールド魔法を置くという誰も使わなかった効果が輝き出しました。

つまり『水遣い』の効果を使った後に『エンフェ』をシンクロ召喚して出すと、任意のフィールド魔法に触ることが出来ます。
これを利用して『マジクラ』の出力が出来ないかと考えました。

そこで『レベル7』をサーチ可能な『円盤闘技場セリオンズ・リング』と『肆世壊=ライフォビア』をそれぞれ採用しました。

前者は『セリオンズ"ブルズ"アイン』をサーチする事により、『マジクラ』を出力すると共に、同時に『セリオンズ・リング』の効果で『マジクラ』に擬似的な戦闘破壊耐性を付与してあげる事で場持ちを良くします。

『ブルズアイン』の装備対象も『エンフェ』を出す際に『焔聖騎士-オリヴィエ』を使う事でスムーズに取り行えます。
『オリヴィエ』自体も『聖騎士』モンスターの為、『聖杯の継承』や『焔聖剣-デュランダル』『増援』によるサーチ・サルベージが可能で、引き込む事自体は難しくありません。

自分が無い奴

後者は『スケアクロー・クシャトリラ』を用いる事で『マジクラ』を出力することが出来ます。
しかし『スケアクロー・クシャトリラ』を出力する為には『スケアクロー』か『クシャトリラ』カードを除外しないといけない為、基本的には『セリオンズ・リング』が優先されます。

他にも『運命の旅路』でサーチできるモンスターの中に『外法の騎士』が存在します。
このカードも特殊召喚しやすい『レベル7』であり、以前のデッキだと苦手だった『魔法&罠の除去』や『破壊耐性を持つモンスター』に対する解答札になります。

ただ『外法の騎士』の除去効果を使うと相手の場に寝返ってしまう為、『騎竜ドラコバック』を使って誰がご主人様かを思い出させましょう。

つまりこのデッキは『ランク4を組んでドラグナー経由のマジクラ』から『レベル7を積極的に出して素出しマジクラを狙う』デッキへとシフトしました。

基本的な取り回し

このデッキの回し方は以前のレシピと変わらず『マジクラ』を出力する動きと、『焔聖騎士-ローラン』をサーチする動きをすることに変わりはありません。

だいちゅき❤️

『ローラン』のサーチ手段は『聖杯の継承』や『デュランダル』、『聖騎士の追想イゾルデ』といったカード達で引き込みます。
ここ辺りは割とアドリブを噛ませながら適宜サーチしていきます。

しかし『マジクラ』を出す動きは『エンフェ』ルートと『ドラグナー』ルートと2つのルートが存在しており、どちらのルートを辿るかは初手によって変わっていきます。

ヨシ!

『エンフェ』ルートは主に『レスキューキャット』(獣スケアクロー×2)か、『オリヴィエ』or『聖杯の継承』+『アラメシアの儀』or『水遣い』によって動き出します。

①『レスキューキャット』による展開(エンフェルート)

このルートの特徴は『ゼアル・フィールド』をサーチできる為、『マジクラ』の効果の発動の為に発動する『ローラン』の効果に対して相手のチェーン発動を封じることが出来ます。
また、『セリオンズ・リング』をキープする事により、『マジクラ』の戦闘破壊を一度だけ耐えることが出来ます。

②『アラメシアの儀』+『オリヴィエ』による展開(エンフェルート)

このルートの特徴は『運命の旅路』による装備魔法の回収によって『マジクラ』を対象に取るカードを引き込みながら戦います。
『ローラン』のサーチはこのルートの場合はアドリブになりますが、『聖杯の継承』、『増援』、『デュランダル』などと言ったカード達で引き込んでいくアドリブ方式になります。
その動きが『上振れ』としてカウントする為、基本的には『旅路』+『マジクラ』が基本の構えとなります。


また、従来の動きとして『ドラグナー』ルートも残してあります。
こちらのルートは『ダブル・アップ・チャンス』を素引きしてしまうと動けなくなる欠点はありますが、『ドラグナー』が隣に立つ事で『マジクラ』の戦闘破壊を抑制する事ができます。

『ドラグナー』ルートは主に『スケアクロー』モンスター1体か、『アラメシアの儀』or『水遣い』+『戦士族』1体で動き出す事ができます。

③『スケアクロー』による展開(ドラグナールート)

このルートの特徴は『マジクラ』の素材が1個の為、1回しか効果が打てない代わりに、『スケアクロー』+手札コスト1枚で完結する為、最低限ではありますが『マジクラ』を出力できます。
また、『セリオンズ・リング』などは使ってない為、2体目の『マジクラ』の出力を狙う事ができます。

④『アラメシアの儀』+『戦士族』による展開(ドラグナールート)

このルートの特徴は③のルートとほぼ変わらないのですが、『運命の旅路』の効果戦闘破壊耐性を1度得ている『勇者トークン』が存在しており、最もモンスターの頭数が多い盤面になります。
『運命の旅路』で『光の聖剣ダンネル』もサーチができる為、『ローラン』のサーチも含めてリソースの確保が最もしやすい布陣になります。

立ち回り方

ここまで展開ルートをいくつか紹介しましたが、基本的にここまでやっておいて基本的にやれる事が『マジクラ』による対象を取らない除去が1〜2回のみです。
相手の展開をすごく妨害出来るわけでも、相手のライフを刈り取れる攻撃力もありません。

なのでこのデッキは『マストカウンター』を見極める事が非常に重要となってきます。
相手がどのタイミングで除去を当てられたら嫌がるか、その後に『ローラン』などでサーチするカードはどうするかなど、普段以上に相手の出方を見るプレイングが必要になります。

そして『勇者』や『焔聖騎士』達、『セリオンズ・リング』などである程度のリソース確保は可能な為、腰を据えて戦いに挑むことも出来ます。

じっくり戦いつつも、基本的にやれる事がシンプルな為、フラットな気持ちで回す事ができる為かなりストレスフリーなデッキに仕上がりました。

最終的に自分が回す関係上、イラついてやっても楽しくは無いので気楽に回せるデッキである事が大切だなと再認識できました。

その他採用枠

メインデッキ

『焔聖騎士-モージ』
前回に引き続き続投。
『光の聖剣ダンネル』の枚数が増えた事により、回収対象が増えた為、より重要度が高まりました。

ゴッドフェニックス・ギア・フリードいつもの
『イゾルデ』でサーチする際に困ったらとりあえず入れておけば外れないカード。
基本的にサーチできるデカいモンスターは相手に除去や妨害をきらせるカードして使ってる節はあります。
『イゾルデ』以外にも『ローラン』でサーチ可能な為、手札に引き込みやすいカードとして運用します。

『暗黒神殿ザララーム』
『水遣い』で置くためのフィールド魔法として採用。
『光の聖剣ダンネル』を採用している為、バトルフェイズでの効果封印と『勇者トークン』による直火焼効果も使えます。

『光の聖剣ダンネル』
『勇者』カテゴリでありながら『聖剣』カテゴリの装備魔法
フィールドに1枚しか存在できない代わりに、発動自体に名称ターン1がない為、『マジクラ』を連打する時に使えます。
また『聖剣』カテゴリの為、『モージ』の回収対象に選べます。

EXデッキ

『No.39 希望皇ホープ・ライジング』
『マジクラ』の巻き直し枠として採用。
『無限起動要塞メガトンゲイル』に繋げる事もできる為、使い勝手が良いカード。

『リンク・スパイダー』
『勇者トークン』を『効果モンスター』に切り替える枠として採用。
このデッキは打点不足を鑑みて『コードブレイカー・ウイルスソードマン』を採用している為、『ウイルスソードマン』に変換する為に採用。

『デコード・トーカー』
『軌跡の魔術師』を出した後に『焔聖騎士-リナルド』と巻き込んで出す枠として採用。
下手に『リンクリボー』を採用せずに、最終着地地点として出せる打点枠として採用しています。
『運命の旅路』やフィールド魔法を対象に取って破壊してくる輩に対しても強く出れるのがお気に入りポイント。

『無限起動要塞メガトンゲイル』
最終兵器として採用。
『マジクラ』の巻き直しは勿論、完全耐性系のモンスターの解答札に使います。

『妖精竜エンシェント』
もう一つの『エンフェ』として採用。
既に『マジクラ』を出せる手札だった場合、『エンフェ』ではなくこちらを出す事によってドロー加速とモンスター除去も狙えます。

『セブン・ソード・ウォリアー』
ロック系の相手に対する解答札や引導火力役として採用。
中盤〜終盤になると墓地に『モージ』や『オリヴィエ』、手札に『ローラン』や『光の聖剣ダンネル』などが手札に居る確率が高まる為、発動の機会は少なく無いです。

デッキ名由来

デッキ名は『王位継承』から改めて『無窮之剣』に変えました。
王位を継いだ『マジクラ』が、果てしない剣の高みを目指す為に、只管に戦いに挑む様を妄想して名付けました。

昨今の遊戯王はインフレが加速に加速しています。
盛者必衰の如く、今が最高の構築だと思っていても、いつかこの構築での終わりが訪れると考えています。
納得はしつつも満足せずに、今後のインフレでまた構築を変えていけるような柔軟性を持って行きたいと考えています。

後書き

私はリメイク前とリメイク後で『デッキ名』を切り替えているのは、使っていたデッキに対して『ケジメ』をつける為に変えています。

基本的な動きが変わるという事は、そのデッキではもう戦う力を失ってしまったという事と同義でもあります。
しかしデッキ名を変えずに行くと『前の構築が良かったか…?』と後髪を引かれてしまいます。
自分の構築が一番最高であり、永久不滅では無いにしろ長く使っていこうという気持ちを高める必要があります。
その為に今まで組んでいた構築に感謝と、別れの意味を込めてデッキ名を変えてる節があります。

強い想いが力になる、なんて思ってはいません。
理論と気の遠くなるような構築と解体を繰り返した果てに一つのデッキが生まれるんじゃ無いかと考えております。
しかしその中に一味足すように、気持ちを乗せてあげる事で愛着が生まれるんじゃあ無いかと考えてます。


なーんて長々と語って、今回はここで筆を置かせていただきます。
次は何の記事を書くか不明です。
ただ気の赴くままに書くと筆が乗るので、気が向いたらまた記事を書きたいなと思います。



まあ一番筆が乗るのは仕事をサボって書く記事ですね!!!!!!!!!!




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