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遊戯王デッキ紹介『Deep Marine』 分析記録新書

初めましての方は初めまして。
多分AAオフで知り合った方も居るだろうなので改めて挨拶をしておきます。
普段から遊戯王のことを考え、遊戯王に狂い、遊戯王で呼吸をするタイプの人間のらんどると申します。
好きな女の子はギャル曽根と答えてます。
座右の銘は『人生どうにかはなるけど同時にどうしようも無いから諦めろ』です。

それではやっていきましょう。

そろそろ記事を投下し続けて1年が経とうとしています。
いやあ時が流れるのは早いですね。
なので今回は1周年も兼ねて私がオフ会では必ず持っていくレベルで愛用しているデッキの紹介をします。

私と言えば!みたいなデッキなので改めて細かいギミックなどを覗いていこうと言うのが今回の趣旨です。
自己紹介で自分のモツ見せてる人が居るくらいですので、デッキ紹介くらい訳ないですよね。

デッキレシピ

『彼岸幻影』を主軸にした『海造賊』…なように見える『継承コントロール』デッキです。

デッキコンセプト

元々は『幻想召喚師』を使いたく、その付け合わせとして『海造賊』を使っていました。
しかし使っているうちに『幻想召喚師』と『海造賊』の好感度が逆転し、『幻想召喚師』が追い出される形になりました、悲しいね。


当時のデッキレシピは記念に残してあります。
宜しければ見比べて頂くとこの1年間の遊戯王の歴史が見れます。

序盤の取り回し

『海造賊』を使おうと考えた時、『海造賊-静寂のメルケ号』の除去性能の高さ+ランク4で出しやすい為、このカードを起点にしようと考えました。

こちらでございます

ではこのカードをどう出すか?となった時に色々考えた結果、『魔界発現世行きデスガイド』による『彼岸幻影』初動で立てていきます。

何故『彼岸幻影』の動きで『海造賊』を出力しようと考えたか?
それは『同じ動きで先行・後攻で動きを切り替える事が可能』な点です。
後手で動いた場合、『幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ』により相手の場を一枚破壊する事が可能になります。

では先行だとどうなるか?
結論を述べますと、『上振れの動き』にそのままアクセスができます。

ここでの上振れはリンク先に『海造賊-キャプテン黒髭』を出す事です。
上振れの条件は『デスガイド+幻影騎士団モンスター1体』とかなり緩めです。

『バルディッシュ』の破壊効果を『メルケ号』に使用すると、『メルケ号』の破壊置換で素材となった『幻影騎士団ステンドグリーブ』が墓地に送れます。
そして『ステンドグリーブ』の墓地効果で手札からさらなる『幻影騎士団』を出力する事により、『黒髭』を構えることが可能になります。

この動きにより相手が闇属性モンスターを使用したデッキの場合、『メルケ号』による除去+『バルディッシュ』による除去の2面除去が可能になります。
仮に闇属性以外だったとしても、現時点では風と水属性以外はカバーできている為、問題ありません。

さらに『彼岸の黒天使ケルビーニ』経由でリクルートされる『彼岸の悪鬼スカラマリオン』の効果で『白銀の城の竜飾灯』をエンドフェイズにサーチした後にそのまま発動する事により、『フェアーウェルカム・ラビュリンス』をセットする事により、後述する『サブテラーの継承』にアクセス可能となります。

デスガイド初動の最終盤面


また、最初期の構築当時は『幻影騎士団ティアースケイル』が制限カードでしたが、今は無制限な為このカードも初動になりました。

『ティアースケイル』1枚で動いた場合、『黒髭』には繋がりにくいですが、代わりに『幻影霧剣』による効果無効が用意できます。

ティアースケイル初動の最終盤面

中盤の取り回し

さて最初にも言いましたがこのデッキは『海造賊』…のように見える『サブテラーの継承』を用いた『継承コントロール』デッキとなっております。

『継承』は主に『フェアーウェルカム』の効果でセットします。
同時に『フェアーウェルカム』でモンスターを除去できた場合『シャンドラ』が手札に戻る為、コストの確保ができます。

手札に闇属性モンスターが担保できてる場合、さらに『シャンドラ』の効果で『ラビュリンス・バラージュ』をセットする事ができます。

『継承』と『バラージュ』が揃った時、このデッキの『ほぼ全ての闇属性モンスター』にアクセス可能となります。

綺麗な循環だ…

もっと詳しい詳細は城下町デュエルのこちらを参考にどうぞ。
私もここでこのコンボを知りました。
頭の良いコンボしてるはずなのにそれを使い潰すレベルの会話テンポが脳破壊をしてくれます。


(閑話休題)


一番の理想は『海造賊』をサーチする為に『水属性』の『レベル5以上』の『リバースモンスター』が欲しくなりますが…

現状該当するのが『占術姫クリスタルウンディーネ』しか居ません。
そもそも『水属性』の『リバースモンスター』が13種類しか居ません。
逆になんか凄いね。

主にこのデッキの『継承』でサーチするのは2種類です。

一つは『カクリヨノチザクラ』です。
基本的に使い切りになりますが、代わりに『黒髭』を蘇生する事が可能になります。
このデッキは序盤〜中盤にかけて『シャドール・ビースト』や『黒髭』によってアドバンテージを稼ぐタイプのデッキの為、墓地の『黒髭』に触れるカードは素直に嬉しいところ。

もう一つは『ティアラメンツ・シェイレーン』、『ティアラメンツ・メイルゥ』に触る事により、融合召喚を狙う事です。
『継承』は効果で墓地に送れる為、『継承』が実質融合魔法みたいな感覚で使用できます。

かつては『ティアラメンツ・キトカロス』で他名称の『ティアラメンツ』を墓地に送る事で『ティアラメンツ・ルルカロス』にアクセスしていましたが…

お前は生まれる時代を間違えたのだ

物の見事に禁止になりました。
なので一時期『融合軸は止めるか…?』と思っていましたが、案外それは一つの閃きで何とかなりました。

『破壊神 ヴァサーゴ』は『レベル3』でかつ『悪魔族』の『融合代替モンスター』な為、2枚目の『デスガイド』から持ってくる選択肢として、なんか良い感じになりました。

さらに『ヴァサーゴ』での融合先が『ルルカロス』だけだと勿体無いので、最近(当社比)出た『暗黒界の龍神王グラファ』を採用しました。
『グラファ』がフィールドにいる時に相手が発動した効果を『自身の手札を1枚選んで捨てる』効果に書き換える為、『継承』で持ってきたモンスターを『効果で』墓地に送れます。

つまり『継承』でサーチした『シャドール』や手札でダブついた『ティアラメンツ』、手札で捨てられた場合に発動する『海造賊』、さらには除去札として入れてる『彼岸の悪鬼ファーファレル』などの効果が狙えます。

さらに『シャドール』と混ぜる事により『エルシャドール・ミドラーシュ』を相手ターンに出してあげる事で、相手のテンポを崩します。
自分のターンになったら『継承』で退かして展開をさらに伸ばしていきます。

終盤以降の立ち回り

『海造賊』による除去や『継承』から得られたアドバンテージを駆使しながらゲームメイキングをしつつ、最終的にどう戦っていくか?

『海造賊-大航海』は相手のモンスターの属性を変えつつ、墓地の『海造賊』を蘇生する事が可能になります。

この効果で蘇生可能な『海造賊』として、初動で出した『メルケ号』を再出力してあげます。

そして『幻影騎士団サイレントブーツ』の墓地効果で、『ファントム』魔法・罠のサーチが可能になります。

『継承』コントロールで墓地に大量に溜まった『闇属性モンスター』達をコストに『RUM-ファントム・フォース』を発動し、『アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』や『RR-アルティメット・ファルコン』によって敵を殲滅します。

『コントロール』をした後に最後は『暴』で責め立てる…私の好きな言葉です。

その他採用枠

『海造賊-青髭の海技士』
『海造賊-赤髭の航海士』
『海造賊-黒翼の水先人』
コスト役の『海造賊』達です。
元々は『赤髭』と『白髭』は採用してなかったのですが、『海造賊-荘重のヨルズ号』の登場により複数枚『海造賊』モンスターを採用するメリットが生まれました。

『海造賊-拠点』
『メルケ号』で最初にサーチする枠。
ここに触れるかどうかでこのデッキの動きがだいぶ変わります。

『壱世壊=ペルレイノ』
『継承』コントロールをする際にショートカットできる為採用。

『幻影翼』
『ラギットグローブ』の墓地に送る効果で大体送られるやつです。

『悪魔の技』
『ヴァサーゴ』を墓地に送る手段の一つとして採用。
『フェアーウェルカム』でのセットも可能です。

後書き

と言うわけで(?)なのかは知りませんが、改めてこのデッキの完全図となりました。

正直このデッキは生まれ年的にいえばまだ2年弱しか経っていませんが、今じゃ最高の相棒です。
これからも擦り倒していきます。

というわけで、また1年間面白い記事を書けるよう努力していきますので、皆様の日常片隅に、私の記事があると嬉しい限りでございます。

今回はここまで、多分近日中にざっくりとAAオフで使用したデッキログを残しておきます。
Twitterの方にも挙げてありますので、気になる方はそちらもご覧になってください。

ではでは。


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