遊戯王デッキ紹介『異世壊寿肆屋〜転生したら縞驢馬だった件〜』
初めましての方は初めまして。
カレーは呼吸、ピザは食べれる皿、コーラは血液のらんどるです。
そろそろ糖尿病バトルを申し込まれる頃合いです。
みんな、健康には気をつけような…ッ!!!!!
デッキレシピ
『転生炎獣ゼブロイドX』を織り交ぜながら『弩級軍貫-いくら型一番鑑』などを出力しながらビートダウンしていくデッキです。
今回のコンセプト
今回使うカードは『ETERNITY CODE』にて登場した『転生炎獣ゼブロイドX』を使いたいなと思って組みました。
恐らく、というより十中八九『転生炎獣ブレイズ・ドラゴン』とのシナジーを想定してお出しされたカードですが、転生炎獣というテーマそのものがランク4エクシーズをそもそもする意義がないです。
しかもバフ上昇量は微量で、三体素材に使ったとしても900と『H・C エクストラ・ソード』にすら及ばない悲しさを背負ってます。
しかし腐っても転生炎獣なため、『転生炎獣の意志』で毎ターン出力することが可能です。
多分そこが唯一ゼブロイドXに見出せる可能性となります。
そしてこのカードの弱い部分の一つとして『エクシーズ素材数に依存する打点上昇』、基本的にエクシーズモンスターはエクシーズ素材を使うことで強みを出せます。
つまりここから逆算されるのは『エクシーズ素材を使わない』モンスターが好ましいという。
エクシーズという概念そのものに立ち向かわねばなりません。
いや〜…何も思いつかねぇなぁ…
…
…
…ん?
…食べたい
…music,…stop
…の晩餐に…特別な…日には…
寿司食べたい…
…
…
(茶番終了)
という訳で(?)ゼブロイドXで寿司こと軍貫を握ることにしました、これが多様性です。
『軍貫』というテーマそのものがエクシーズ素材を使わずに戦えるテーマのため、ゼブロイドXを素材した場合の旨味が凝縮されます。
というより未だにエクシーズ素材を使う必要が無いのがバニラエクシーズと軍貫ぐらいしかまともに無かったので必然的にこうなりました。
特にゼブロイドXと『いくらの軍貫』を素材にした『弩級軍貫-いくら型一番艦』は2800打点の2回攻撃とランク4にしては破格の性能になる為、これを狙っていこうと考えました。
ゼブロイドXの出力
というわけでゼブロイドXの出力方法を考えていきます。
転生炎獣には展開札として『転生炎獣ミラージュスタリオ』が存在してます。
そしてミラージュスタリオはランク3さえ組めれば簡単に出力できます。
ここに関しては過去に紹介した『BRISTLE BACK』で触れてますね。
しかし『BRISTLE BACK』と明確に違う点として、『転生炎獣の意志』をサーチする関係上、『転生炎獣ベイルリンクス』と『転生炎獣サンライトウルフ』を経由する為、初ターンにゼブロイドに触れられないのが実情です。
なのでここで新たな課題が生まれます。
・ゼブロイドにアクセスする為にレベル3を比較的簡単に2体出力する方法
・サンライトウルフを転生リンクさせた後に出す最終地点
・出来ればレベル3とレベル4が混ざっているとなお好ましい。
これらを解決するのに滅茶苦茶時間がかかりましたが、最終的に『スケアクロー』に頼ることにしました。
スケアクローを使う利点として
・獣族のスケアクローはレベル3、ライヒハートがレベル4のためミラージュスタリオ、軍貫への以降がシームレスに行える。
・初動が『スケアクロー』モンスター1体or『レスキューキャット』or『サモンプリースト+魔法1枚』と初動が安定するようになる。
・ライヒハートから持って来られる『肆世壊の新星』のおかげで毎ターンレベル4を出力が可能+守備表示モンスターが3体居るとさらに1ドローが可能=
軍貫へのアクセスが容易になる。
・『スケアクロー・トライヒハート』が最終地点で出すモンスターとしても優秀で、トライヒハートに対してリソースを大きく要求することができる。
etc...
あまりにも利点が多過ぎて色々割愛しますが、最終的に言いたい事は『スケアクローが軍貫と転生炎獣を繋ぐ橋渡し役として優秀である』と覚えてもらえれば幸いです。
デッキの動かし方
茶番とかを挟みまくって長くなりましたがここからが本番、このデッキの動かし方についてです。
しかしその前に一つ、このデッキの特徴を上げます。
それは『明確な初動はあるが、最終地点はかなりアドリブが強い』点です。
有識者ならこのデッキをパッと見た瞬間『直接的な軍貫に触るカード少なくね?』と気づくかと思われます。
その実、軍貫というテーマは元々通常モンスターである『しゃりの軍貫』にネタとなるいくらや白魚や雲丹を乗せてエクシーズ召喚するテーマです。
そのため基本的には通常モンスターをサポートする『予想GUY』や『苦渋の決断』と言ったカードを採用するケースが多いですが、このデッキにはその手のサポートカードは一切ございません。
ではどうやって軍貫にアクセスするのか?
素引きです。
ここに関してはもう素引き前提で動かします。
というよりあくまでこのデッキは『ゼブロイドXを素材にしたいくら軍貫を使う』のがポイントであって、『軍貫』というテーマはサブエンジンの一つでしかありません。
と言ってもこのデッキには『うにの軍貫』『きまぐれ軍貫握り』『赤しゃりの軍貫』をフル投入してますので、何かしら引ければ軍貫へ移行します。
『軍貫』というテーマにはしゃり専門の専用サポート(テーマ外)モンスターである『魔鍵憑霊-ウェパルトゥ』も居るので、そこ辺りを駆使していきましょう。
(閑話休題)
そして話を戻して初動について改めてお話しします。
初動は前述した通り『スケアクロー』モンスター1体or『レスキューキャット』or『サモンプリースト+魔法1枚』と幅広いですが、最終的な着地地点は結構バラバラになります。
そこに『軍貫』が挟まるとさらにややこしくなる為、ここでは上記三種の初動から最終的な着地地点だけお伝えする形にします。
全部描くと長過ぎて巻物になっちゃう…軍貫なのに巻物とはこれ如何に。
初動①
必要札:『スケアクロー』モンスター1体
最終盤面
フィールドに『ライフォビア』、レベル3『スケアクロー』モンスター、EXモンスターゾーンに『トライヒハート』
手札に『ライヒハート』
墓地に『肆世壊の新星』→トライヒハートに1回のみ破壊耐性付与
初動②
必要札:『レスキューキャット』
最終盤面
フィールドに『転生炎獣の聖域』、『転生炎獣の意志』、EXモンスターゾーンに『トライヒハート』
墓地に『肆世壊の新星』→トライヒハートに1回のみ破壊耐性付与
初動③
必要札:『サモンプリースト』+魔法1枚
最終盤面
フィールドに『ライフォビア』、『泥酔魔獣バグースカ』、レベル3『スケアクロー』モンスター、EXモンスターゾーンに『トライヒハート』
手札に『ライヒハート』
墓地に『肆世壊の新星』→トライヒハートに1回のみ破壊耐性付与
③初動の場合は手札に雲丹や赤しゃりがある場合、さらにそこから軍貫への展開まで漕ぎ着けます。
そのため『基本的にはスケアクロー展開、手札に余裕があれば転生炎獣展開へ、軍貫を握っていれば軍貫展開へ』といった幅広く分岐します。
ゼブロイドXの付加価値を強化
さてここまでやっておいて、最終的に出るのが『攻撃力2800の2回攻撃持ち』なのは正直なところ、パンチが低い感じがします。
何より戦闘・効果破壊耐性持ちに滅法に相性が悪く、『未来龍王ホープ』や『双穹の騎士アストラム』といった昨今の大型モンスターに対する解答が無いのもまた事実です。
しかしそこに繋げるためには下地になるモンスターが居るのもまた事実。
そこで私は考えました、『着地狩り』をしようと。
つまり『相手が大型を出すタイミングの導線を叩き切る』、そのために『エクシーズ・インポート』を採用しました。
このカードは戦闘・効果破壊を介せず、さらには墓地にも行かせないためエクシーズにおける最強除去札に化けます。
本来の軍貫だと『2200〜3400』ラインが限界でしたが、『ゼブロイドX』を噛ませることにより下限値の底上げを可能とします。
さらに『ゼブロイドX』の素材数に応じて打点が上がる効果も、後から追加された分もちゃんと換算されるため『いくら型一番艦』が打点3100と青眼より強い寿司になります。
そしてこれらをさらに強力に仕上げる為に『ストイック・チャレンジ』を採用しております。
このカードを『ゼブロイドX』『いくらの軍貫』を素材にした『いくら型一番艦』に装備すると、『ゼブロイドX』の600上昇+『ストイック・チャレンジ』の1200上昇が重なり、攻撃力4000、2回攻撃のバケモン寿司が生まれます。
効果の発動封印も軍貫なら然程気にならなくなり、さらに隣に『しらうおの軍貫』を素材にした『空母軍貫-しらうお型特務艦』が隣にいる場合、効果破壊のデメリットも無視しやすいです。
そしてこれらのカードは『しゃりの軍貫』を素材にしたXモンスターの軍貫の効果や、『ライヒハート』の追加1ドローを駆使して引き込んでいきます。
このデッキのもう一つの強みは『デッキ内の成分濃度を濃くした上でドロー加速にシフトできる』点での強みがあります。
サーチでデッキ内の濃度を上げ、ドローによる純度を高める。
なんだかんだこの手も普通に強かったりするのです。
その他採用枠
『アームズ・コール』
『焔聖剣ーオートクレール』
『ストイック・チャレンジ』を引き込むカード+他の選択肢を取る為に採用。
『オートクレール』を装備すれば2回攻撃が付与される為、いくらが無かった時用に使います。
『ハーピィの羽箒』
バックに触る手段がなさ過ぎたので採用。
ドローで引き込めると強い。
『肆世壊の双牙』
既に『新星』が手札にあるor使い切った時のサーチ枠として採用。
単純に『スケアクロー・ゴッドバード』にしても良いし、リンクをメタるのに使ってもよしで悪くない。
『超弩級軍貫ーうに型二番艦』
『うにの軍貫』or『赤しゃり』で召喚権を介せずに出てくる為採用。
『オートクレール』で2回攻撃付与しても良い。
『プロキシー・F・マジシャン』
初動②の時の経由のために採用。
正直納得してない節はある。
『武神姫-アハシマ』
2枚目の『レスキューキャット』や『転生炎獣の意志』で蘇生した『ガゼル』+『新星』で蘇生した『スケアクロー』モンスターとで出力する事により、召喚権を使わずに軍貫まで行ける。
『ペンテスタッグ』
『破械雙王神ライゴウ』
『トライヒハート』を最終的に退かすために採用。
『トライヒハート』は1〜2ターンの間は居座ってても差し支えないが、逆にそれ以降は自分の攻撃が出来なくなるため、リンクして無理矢理どかします。
『ペンテスタッグ』は守備表示になった敵に対して貫通を付与できるため採用。
『ライゴウ』は緩い条件下で出せる為採用。
デッキ名由来
今回に関してはマジで何も捻りないです。
スケアクロー×軍貫×転生炎獣なので全ての要素をただただ噛み合わせました。
毎回凝るのもアレなので、直球勝負といきましょう。
そして皆さん寿司を食べましょう
ちなみに私は普通にいくら、しらうお、雲丹好きです。
後書き
というわけで今回は筆者の中だと滅茶苦茶シンプルなデッキに仕上がりました。
…いや、本当に筆者の中ではシンプルなんです。
複雑なギミックも用意してないです。
信じてください、本当なんです。
くっ、離せ!俺は正気だぞ!!
ちなみにツイッターのアイコンの子は通称『うちの子』と呼ばれる子で『偏愛ちゃん』と呼んでます。
みんな、俺のことより偏愛ちゃんを宜しくな!!
Good Night…
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