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02【甘い言葉にご用心】

4月24日、胃カメラ前日

午前中はトラックを借りて
スウェットロッジ用の薪をいただきに

チェーンソーで切ってHOCAに仲間と運ぶ

普通の暮らしはこれで最後か。。。

なんて弱気が頭をよぎりながら
そして迎えた、胃カメラ当日

鼻から細〜いから大丈夫と自分に言い聞かせ、

ガンバル!と

車で待つルウを残し、いざ、出陣

予約で一番なもんやから
あっというまに

「はい、こちら^ー^どうぞー」

と通されかける。。。

え?
やっぱりまだ心の準備ができてないんですけど。。。

「すいません、トイレ行っていいですか?」

と行きたくもないトイレに一旦避難する。

だけど逃げてもしかたないさ、
いくしかないさと
ケツをたたき、いざ!(何回め?)

椅子に座らされて
喉に麻酔のスプレー プシュプシュ

「はい、そのまま1分、飲み込まないでー」

うー、、、飲み込まないでと言われて

飲み込まないのってこんなにつらいのね、、泣

次第に喉がボーーーとしてくる。

「はい、次は胃の運動を止める注射をしますねー」

あー、すいません、

注射は座っては無理なんです。
ときおりフラ〜となって気が遠くなって
バタンなんてことが。。。

「あら、そうなのね(弱いのね)、じゃぁ寝てやりましょう」

お手数かけますー、

でも注射が怖いんじゃなくて
自分でもわからないんですけど、勝手に身体がそうなって〜

とかなんとかいいわけしつつ

そこでもう一回、
胃カメラほんとにトラウマがあって〜

とまだ性懲りもなく、優しくしてね、と訴える

そこに先生登場!
「はい、では、がんばっていきましょー」

ほんまは眠らせて欲しい、
なんで眠らせてくれんのー

と思いながら、蚊の鳴くような声で

「はい、お願いします。」

優しくしてね、、はここでは言えず、
心の中で祈るのみ。

そしてそれはやってきましたよ
聞いてた話と全然違いますがな
細い感じがしたのは最初だけですがな

喉を通るとき、もう鼻の穴からスイカですがな
喉に水筒突っ込まれる感じですがな

死ぬるー、、、もう死ぬるー、、、

おえーーーーおえーーーいいつつ

ひたすら終わるのを待つ

だけど全然終わらない

「これっとっとくかー、うーん3箇所かな、、」

とかなんとか先生と看護師さんの会話

おいおい、やっぱりやばいやつやん
これは絶対やばいやつやん
だからこんなに長いやつやん

でもしぬるー 死ぬるー
どうでもいいからはよしてー
お・ね・が・い、早よして、、、

「よし、どう?取れた?ちゃんと取れてる」

という確認を3回も入れて抜いてをやってる様子

頼むー 早よしてー

ということで10分で終わるって聞いてたのに
30分ぐらい経ってました。

「ごめんねー、、時間かかっちゃったねー でもよかったよ
 みつかったから。。うん よかった」

え? え? え? 何? 何? 何?

となってるまに先生が去ったかと思うと

「はい、じゃぁ起き上がって、口を拭いて 
待合で待ってていただけますか?」

いやいやいやいやいや
無理無理無理無理無理無理無理無理×100

喉にスイカ通ってるし、
みつかったとか言われちゃってるし
むりむりむりむりむりむりむり むーりーーー

「す、す、すいません、
 起き上がれないのでちょっと寝てていいですか?」

マジか、嘘でしょ、やばい??
というようなお顔の看護師さん

「あ、そうなのね、大丈夫?
 わかったちょっと寝ていいからね」

うーー、、ちょっと、、ちょっとなのか、、
ずっと寝てたいのに、ちょっとなのね。。
(自分でちょっとって言うたくせにちょっとにやけに反応する。。)

途中先生、心配顔で、「大丈夫ー」と覗きに来たりして
+20分、寝てましたとさ。

大丈夫ちゃうし、、、もう誰も信じひんし、、、

つづく。。。。。

教訓:細いからとか甘い言葉にご用心
   強がらず、怖いものは怖いと伝えましょう 笑泣
   だけど上がらぬ雨はない


ルウ‘S コメント

後悔
車で待機じゃなくて クリニック内で待つべきだったと…
そして 胃カメラ後の先生の話を一緒に聞くべきだったと…
話を聴くのが怖かったんだと思う…
それでも 一緒に聞いてたら …
ムウの負担を少しでも 減らせたんじゃないかと 後悔しかない…

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