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【ヤクルト】タミヤとコラボのオリジナルミニ四駆を限定発売

 ヤクルトは13日、「株式会社タミヤ」とコラボしたスワローズオリジナルミニ四駆を16日からの広島3連戦(神宮)で開催される「キッズプロジェクト」に合わせて、オフィシャルグッズショップ、ネットショップで数量限定販売すると発表した。
 タミヤ製ミニ四駆「ネオ VQS」をベースにして、スワローズの主催試合で着用するユニホームをモチーフとしたカラーリングで、パーツ配色やステッカーに至るまで、スワローズを感じることができるデザインになっている。

 販売価格・2200円(税込み)。
 販売開始日・8月16日。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3032a13ac3221e731ef09670e3d28f667a685f97

 こういう、違う属性のもの同士の「コラボ」が長続きしないのはなぜだろう、と考えてみた。

 いろんなものを詰め込むほど「そのすべてが好きだ」という人は確率から言って当然少なくなっていく。例えば、「野球のサイト」を作れば野球が好きな人が見てくれ、「ロックのサイト」を作ればロックが好きな人が見てくれる。
 では「野球とロックのサイト」を作ったら野球が好きな人とロックが好きな人が両方居ついてくれるかというとそうではなく、「野球とロックが両方好きな人」に狭まってしまうという傾向がある。「こっちは好きだけどあっちは興味がない」という人にとってはお互い何となく居心地が悪いのだ。

 コンテンツは対象や目的が限られるほど内容が洗練されるものだが、いろんなモノを詰め込むとその逆を行ってしまう、という事なのだろう。

 で、スワローズのロゴが入ったミニ四駆だが、私はスワローズファンだけどF1(ミニ四駆だけどF1っぽい車両なので)には興味がないので、もらっても凄くうれしいわけではない。逆に自分が普段使うものとかにスワローズのロゴや意匠が入っていたらそれなりに気に入るだろう。

 その反面、希少価値は理解できるので、粗末には扱わず大事に保管するだろうとも思うけど。

 例えば違う競技の、同じ都市のチーム同士が「コラボ」を行う事はあるが、お互いのファンが片方のチームも熱狂的に応援するようになるかというと、そういう人もいるだろうが多くはなさそうだ。互いの友好という意味ではやる意義はあるが、あまり頻繁に行われないのも「コラボ」の難しさだろう。

 日用品とか、人によって好き嫌いのないものとの「コラボ」の方が案外上手くいくものなのかもしれない。

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