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野球場図鑑/福岡ドーム

【所在地】福岡市中央区地行浜 2-2-2
【両翼】100m
【中堅】122m
【収容人員】40,142人
【アクセス】地下鉄1号線・唐人町駅から徒歩15分
【リンク】
 福岡ソフトバンクホークス
【ネーミングライツ変遷】
 福岡 Yahoo! JAPANドーム (2005.3~2013.1)
 福岡 ヤフオク!ドーム (2013.2~2020.2)
 福岡PayPayドーム (2020.2~2024.4)
 みずほPayPayドーム福岡 (2024.4~)

レフトスタンドから。

 博多湾に面する開発地区「シーサイドももち」に1993年開場した日本で2番目のドーム球場。平和台球場に代わる福岡ダイエーホークスの本拠地となった。まだ景気が良かった頃の「福岡ダイエー・リアル・エステート」による「ツインドーム構想」の第一期事業にあたる。ダイエーの経営悪化により2005年シーズンよりホークスがソフトバンクに譲渡されると、ドームの経営もソフトバンクに引き継がれ、ソフトバンクの子会社であるヤフー(株)がネーミングライツを取得し「福岡 Yahoo! JAPANドーム」と改称された。
 強豪ソフトバンクホークスの本拠地として黄金時代を築いたのは周知のとおり。野球だけでなく有名アーチストのライブや格闘技、カルチャー関連イベントの会場としても有名である。ドーム本体は割と硬派な競技場だが(飲食店は揃っている)、周辺はホテルや「MARK IS 福岡ももち」など商業施設が充実した一大ボールパークとなっている。
 開場当初もっとも大きかった売りは「日本初の開閉式屋根」。3枚のパネルが120°旋回し60%が開放状態となる。ただし一回の開閉で結構なコストがかかり、普段は閉じている事が多い。
 右中間、左中間の十分な奥行きと、高いフェンスのためホームランが出にくい球場だったが、ホークス孫オーナーの意向で2015年、外野フェンスの手前に新しいシート「ホームランテラス」が設置され、野球場としては東京ドームと同程度の広さとなった。このように、お金があるという以上にオーナーが球団経営に熱心である事が最大の強みと言える。
 みずほ銀行がネーミングライツに共同の形で加わり、2024年4月より「みずほPayPayドーム福岡」という変な名前になる。

開閉式の屋根はめったに開かない。

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野球場図鑑/福岡県

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