チームでものづくりをする。<LEAPバトン06>
Rexメンバーに「LEAPな思考を生み出すための習慣や日頃大切にしていること」を聞いていく企画「LEAPバトン」。
第6回スタート!
アートディレクターの今冨です。
デザイナーとして手を動かすこともありますが、みんなのアイデアを形にすることのほうが多くなってきました。商品やサービスのユニークポイントや良さを集約して表現・演出することが仕事です。
自分ひとりでなく、みんなを巻き込んでいくために、どうしたらよいか?
チームでものづくりをするときに心がけてることをお話します。
温度感まで伝える
提案までの間のデザイン確認、クライアントや営業からのフィードバック。
デザインが世に出るまでに幾多の戻しを乗り越えていきますが、
戻しの“ニュアンス”を制作側に伝えるときに
・制作側が動きやすい言葉におきかえる。
・気持ちよく対応してもらえるように明るく伝える。
・敬意と感謝をもって仕事をお願いする。
例えばリモート環境で仕事をしていると、
チャットツールなど文章だけのコミュニケーションが多くなってくるので、温度感が伝わるよう語尾に「!」をつけたり絵文字をつけたり文章でも明るさがでるようにしたり、
相手を理解して言葉を選んだり接するって当たり前ですけど自分の接し方次第で相手の返答や熱量も変わってくるなと感じます。
イソップ寓話の北風と太陽の「教訓」がわかりやすいです。太陽でありたいなと思います。
手っ取り早く乱暴に物事を片付けてしまおうとするよりも、ゆっくり着実に行う方が、最終的に大きな効果を得ることができる。また、冷たく厳しい態度で人を動かそうとしても、かえって人は頑なになるが、暖かく優しい言葉を掛けたり、態度を示すことによって初めて人は自分から行動してくれるという組織行動学的な視点もうかがえる。
プロセスこそ大事
結果はもちろん大事なのですが、
プロセスと結果は紐付いています。
どういうやり方だとスムーズにできるか?限られたリソースや予算で解決できるか?
これは難しい、からできない。じゃなくどうやったらできるか?
→今でも自分にできないことは多く、自分のアイデアが面白くないな、知見が足りない、解決方法が見つからないなどと感じることもあります。
足りない部分は学習して補填しつつ、自分に固執するより、様々な専門性や視点を持つ人と共に取り組んだほうが予想してなかったプロセスを知れたりアウトプットになるので、適材適所まわりを巻き込んでいきます。
ものづくりをする人たちってみなさん面白いことやりたがってるじゃないですか。
だから一緒に組む制作チームの方たちとの新しいチャレンジが成功したり、結果として商品やサービスの売上が上がると達成感があって、絆も深まります。
どういうやり方だとびっくりしてくれるかな?喜んでくれるかな?
→人を喜ばせようって思うと想像力が爆発しやすくなるので、これを念頭にするだけで私自身も楽しんで取り組めます。例えると誕生日プレゼントやサプライズを考えるときに似ていますね。
雑談はインプットを記憶する場
表現を考えるものとして、インプットは大事ですが、インプットするだけだと忘れていくので、なにか見たり体験したりしたら話すようにしてます。
できれば自分の意見や感想など記憶に留めたいことをセットで、
ちょっとしたアイデアや他愛もないことやオチがないことでも社内のメンバーや気のおけない人なら気を使わず話せるので話しやすいですね。打ち合わせ前の雑談などの時間を使ってます。
散歩で整う
リモートワークになり、平日はお昼休憩中、20〜30分ほど犬との散歩時間にしているんですが、パソコンで手を動かし始める前のこと、情報をどう整理するか?どう見せるか?などをぼんやりとかんがえたりする時間にしています。
日光に当たるとビタミンDが生成され、かつセロトニンも出るし、動くとデスクワークで固まった体を和らげる。と良いことが多いので、お天気が悪くない日の日課にしています。
最近はあまりできてないですが、ヨガをしてその時間はレッスンに集中したり、旅に出て異文化に触れて、初めて見るモノにワクワクドキドキしたり。
仕事柄、自然と情報過多になっているので、たまにはTo Doリストから完全に離れて過ごしたり、普段のスケジュールとは異なる時間と場所で過ごすことで、態勢を整えたりインスピレーションを得たりしているのでしょう。
次のバトンはシニアプランナーの魚住さんにバトンを渡します。
アーティストや研究者としても活躍されつつ様々な知見をお持ちで、場を盛り上げてくれるトーク力もあって、いつも雑談が面白いです。
アートディレクター・今冨
似顔絵イラスト:たなべあかね
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