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デザインの勉強①(とはいえ日常の話)

今目の前にコカ・コーラの「からだリフレッシュ茶W レモン香る緑茶」があって、そのきゅうりの断面の色みたいなさみどり(CMYKで言うと13・0・25・0くらい)のパッケージ色をかわいいなと思いながら、それにしたってこれで「からだ巡茶」の姉妹品には見えない、と思っている。フォントは同じみたいなのに。からだ巡茶の方は現物がないから憶測だけど。


私はたぶん「からだ巡茶」を細長くて持ちやすいボトルとか、白背景に余白をたっぷり取った茶葉やスパイスの写真(そう、写真)で認識していたんだと気づいた。フォントはあまり関係ない……かな?


「レモン香る」方のからだ巡茶は安定感のあるぽってりとしたボトルで、感触がさらさらと柔らかく、さみどりの背景に、ぼんやりした輪郭の可愛らしいレモンと葉っぱのイラスト(イラスト!)が描いてある。とても好きなパッケージ。

デザインの勉強を始めて、こういうのがすごく気になるようになった。

そもそもどういう意図があるんだろう?
変えるところと変えないところはどうやって判断するんだろう?
どこまでがデザイナーの判断でどこまでが上司で、どこまでがクライアント側の要求なんだろう?
写真の素材を撮ったり切り抜いたりするのと、イラストを描くのとではコストはどうなんだろう?
そういえば似てるなと思ってた爽健美茶が売ってないんだけど、もしかしてもうマックでしか飲めない?


「レモン香る」方は味も美味しい。もう飲み切ってしまったので、仕方なくルピシアの去年だかに買った夏の福袋に入っていた「白桃煎茶」を飲んでいる。

小さい頃から家で飲むなら紅茶派の私は、煎茶の淹れ方を前職で学んだ。未だお茶汲みは女性の仕事だと思っている職場だった。かなり専門的に男女共同参画に取り組んでいたのだけど、お茶汲みに関してはあまりにも卑近だったのかもしれない。

80度のお湯を淹れて、20秒蒸らす。

紅茶は100度に達して沸騰したお湯を、まだまだとばかりに10円玉くらいの大きな泡がボコボコしてくるのを見計らって、たっぷり空気を含むようにポットに注ぐ。(ポットとお湯を沸かす鍋をできるだけ近くに置くこと!)
蒸らし時間は茶葉によって違うけど、ティーコジーを被せて、ストレートなら大体2〜3分。

こうして比べてみるとなるほど、職場でお客様に出すには紅茶より緑茶の方が向いている。100度のボコボコ泡にならない湯沸かしポットは使えないし、紅茶の淹れ方を先輩が教えるのも大変だし(職場によって使う茶葉だって違うだろうし、ポットで何人分淹れられるのかも違うし……)、取引先に渋い(あるいは色水みたいな)紅茶を出しちゃったら、色々拗れてしまうかもしれないからね。

お茶汲みだって大変だ。たとえわりと簡単な煎茶だって。

そんな職場を辞めて、デザイナーになりたいなと勉強を始めた。

(どうでもいいけどこのスマホ、デュシャンの『泉』を調べたときにマルセル・デュシャンを思い出せなくて『シュールレアリスム 便器』と入力したせいで、「勉強」と打つとき「便器」がまず出てくる。たまに「デザインの便器」になっていたら、『デザインの泉』とでも読み換えていただきたい。シュールレアリスムの怪作、デュシャンの『泉』に免じて)

職場にイラレもフォトショもなかったせいで、私はwordとGIMPさえあればそこそこのクオリティのポスターデザインならできるようになってしまった。
イラレとフォトショが使いにくく感じている現状だけど、デジハリオンラインでコンプリートセットを買ったことだし、ちゃんと勉強していこうと決意してこのnoteを始める。
(あぶない、「ちゃんと便器」になるところだった!)

「レモンが香る」方のからだ巡茶を眺めながら、自分だったらどういうデザインにするかな、というところから今日の勉強を始めようと思う。

とりあえず写真を使うよな。イラストは可愛いけど、大好きだけど、からだ巡茶はあの写真が良かった!

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