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ちょっとモヤモヤした話〜職場の新人編①ありえない要求〜

昨年から入社した新人M、
損得で仕事を引き受けるようなタイプで、
それが時々行き過ぎています。

「そのプロジェクトの担当になったら手当てが出ますか。」
「その案件は自分がやりたいことに繋がるのでやってもいいですか。」
「その仕事をしたら給料が上がりますか。」
こんな発言がよく出ます。

基本的に自分が用事がある時しかオフィスにいません。
あるいはオフィスで一番権限がある上司が出社している時。
Mはこの上司に気に入られています。
うちは副業も可なんですが、この上司はMに副業を紹介してるようで、
勤務時間内も副業をしている様子。
上司は黙認。

Mに対してガツンと言うメンバーもいますが、効果なし。
上司に気に入られているという自負からか、
いつも謎の自信に溢れています。
そして、Mの言動はエスカレートしていきます。

ことのはじまりは、
A部署から応援を1人出してくれと要請があったことです。
急な退職者が出たため3ヶ月ほどそのフォローができるメンバーが欲しいとのことでした。A部署とうちの部署は関連分野であるため誰が行ってもよかったんですが、みんな手がいっぱいだったのでMに話が行きました。
他部署との調整役の同僚が一通り話を終えた後、
Mから驚きの要求が出たのでした。

M「引き受けてもいいんですけど、条件があります。」
同僚「条件?」
M「もうすぐ遠距離恋愛中の恋人が大学院卒業して、こっちに来るんですけど、
  A部署で雇ってもらえませんかね。退職者が出たんですよね。
  ってことは求人募集出すってことですよね。
  今、彼女就活してるんですけど、まだいいところなくて。
  ここで採用してもらえるなら話が早いんで。
  彼女が卒業したらすぐ籍を入れるんで、同じ職場で働けたら都合がいいし。
  A部署の応援に行くんで、その代わりA部署で彼女を採用してください。」
同僚「それは、難しいと思うよ。」
M「じゃ、A部署の部長に直接交渉してみます!連絡先知ってるんで!」
同僚「それはやめた方がいいよ。公私混同はよくないよ。」
M「でも、A部署、人足りないんですよね。ちょっと聞いてみます。」

同僚を押し切り今にでもA部署に乗り込んでいきそうな勢いのM。

このやり取りの後、同僚から話を聞いた部署内は騒然。
「Mを止めろ」と。
しかし、時すでに遅し。

MはすぐにA部署の部長に交渉したそうです。(LINEで)
当然、受け入れられるわけもなく、
A部署からの応援要請も取り下げられました。
(A部署は退職予定者を説得して後任が決まるまでいてもらうことになったそうです)

この後のバタバタしたことについては割愛しますが、
異世界で起きていることなのかと思うぐらい理解し難い出来事でした。
モヤモヤする。


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