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『タカラ~ムの本棚』店主・タカラ~ムの本を読んだり読まなかったりな日常(2023/6/17~2023/6/23)

6月17日(土)


朝4時半起床。少し二度寝してから散歩に行く。ただ、最近は6時半ころに散歩に行くともう暑いので、明日からはもっと早い時間に出ようかなと思う。戻って朝食。
週イチの買い出しに行く。今日はスーパーを2軒回って食材を購入し、行きつけの家系ラーメンの店でお気に入りのきくらげトッピングのラーメンを食べてから、ホームセンターでモンちゃんのおやつを買う。

いつものきくらげラーメン


帰宅して、午後からシステムの改修作業のためリモートで会社の環境に接続。3時間ほどかけてプログラムの修正、動作確認テスト、資料のまとめなどを行う。当然この分は休日作業として申請してあるので、振替で月曜日に休暇をとる。
無事にトラブルもなく作業は完了。あとは夕食の時間までのんびりと読書など。原尞「それまでの明日」(早川書房)は読了したので、エッセイ集「ミステリオーソ」を少しずつ読みつつ、別の本にも手を出す。佐藤賢一「チャンバラ」(中央公論新社)。宮本武蔵の若かりしからの歴戦の日々を描く剣豪ノンストップエンターテインメント小説。誰もが知る佐々木小次郎との決戦に至るまでに、武蔵がどのように我が兵法を鍛錬成就させ、どのような相手と戦うことで成長してきたのか。迫力満点の戦闘シーンは圧巻の一語に尽きる。

佐藤賢一「チャンバラ」(中央公論新社)


夕食はカルボナーラ。

夕食のカルボナーラ


夜は、来季からMリーグに新規加入するBEAST Japanextのドラフト指名選手オーディションのファイナル第4回戦の後半戦を生視聴。ファイナル進出しているのは最高位戦日本プロ麻雀協会の新井啓文プロ、日本プロ麻雀連盟の菅原千瑛プロ、日本プロ麻雀連盟の内田みこプロ、日本プロ麻雀協会の浅井堂岐プロの対局。全4戦を戦ってトータルポイントトップのプロがドラフト指名権を獲得する。オーラスは、テンパイノーテンでも逆転されるというギリギリのラインで、菅原プロと新井プロがともに譲らない攻防を繰り広げた。結果、菅原プロがわずか0.4ポイント差でトップとなり、見事にドラフト指名権を獲得。これで新チームから来季Mリーガーとして参戦することが決定した。菅原プロは、前々からMリーグ入りが期待されていたプロでもある。どのような活躍をみせるか楽しみだ。

6月18日(日)


朝4時半起床。少しだけ二度寝をしたがいつもよりは早く6時前に散歩に行く。戻って朝食。
祖師ヶ谷大蔵に移転したブックショップトラベラーに、移転オープン後は初となる訪問。下北沢時代からみると半年以上ぶりに間借り棚の商品入れ替えをする。
店に行く前に祖師ヶ谷大蔵の商店街にある大衆寿司居酒屋で昼飲み。生ビール、アジフライ、握りの盛り合わせを頼み、さらに日本酒もいただく。ブックショップトラベラーが下北沢にあったときは、渋谷でランチや昼飲みを済ませてから井の頭線で渋谷に移動するというパターンだったが、祖師ヶ谷大蔵は下北沢と違って庶民的な商店街に魅力的な食べ物屋さんが多いなという印象。お値段もリーズナブル。

祖師ヶ谷大蔵の大衆寿司居酒屋「杉玉」


お寿司!アジフライ!生ビール!


お腹もいっぱいになったところでブックショップトラベラーへ。ずっと置いてあった本を撤収して、新しい商品に入れ替える。今回持っていったのは、
「柬埔寨の月」(ヒラヤマ探偵文庫)
「謎の無線電信」(ヒラヤマ探偵文庫)
「ボンド街の歯科医師事件」(ヒラヤマ探偵文庫)
「ニューヨーク・ネル 男装少女探偵」(ヒラヤマ探偵文庫)
「ロンドン夜と昼 他の本では行けない場所ガイド」(ヒラヤマ探偵文庫)
「吟醸掌篇vol.4」(けいこう舎)
「山﨑ノ箱」(けいこう舎)
「翻訳編吟11」(翻訳ペンギン)
「翻訳編吟12」(翻訳ペンギン)
「私が殺した少女」(ハヤカワ文庫)※古本
といったところ。同人誌中心で店頭で買えるところは東京都内でも限られていると思うので、祖師ヶ谷大蔵のお客さんにはぜひ買ってもらいたいところ。それと、クオンから提供してもらった最新のブックカタログと「ちぇっくCHECK」の第9号(どちらもフリーペーパー)も置いてきた。韓国文学に興味のある方は無料なのでぜひもらっていってほしい。前回オープン前に持ってきていた「BOOMARK」の最終20号もまだ少し在庫あったので、こちらもぜひ。

4月に開店して以降初訪問でした!


現在の棚はこんな感じです!


フリーペーパー2種もぜひ!


店主と和氣さんと、このレザーシューズのワークショップを開催しているという棚主さんと最近読んだ本の話などを小一時間ほどする。

平台のフェアはこの日までSFでした


帰り。小田急線と丸ノ内線を乗り継いで銀座に出て、三越のデパ地下でお買い物。夕食用のお弁当や惣菜、和菓子やパンを買う。帰宅して夕食はおこわのお弁当と焼き鳥。

デパ地下で買ったお弁当


夜は、麻雀最強戦2023〈骨肉の争い〉の決勝卓後半を生視聴。赤坂ドリブンズのメンバー同士(園田賢プロは先にファイナル進出を決めているので代理で日本プロ麻雀協会の大塚翼プロ)とEX風林火山のメンバー同士がまず予選で戦い、上位2名ずつが決勝卓で対決する。その決勝メンバーは、赤坂ドリブンズが鈴木たろうプロと村上淳プロ、EX風林火山が勝又健志プロと松ヶ瀬隆弥プロとなった。昨日のドラフトオーディションのオーラスと同様に、こちらもオーラスでとんでもない展開が待ち受けていた。大差をつけてトップを走る村上プロ。他の3人は役満などの相当に高い手を和了らないと逆転はないという状況で、たろうプロと勝又プロは四暗刻、松ヶ瀬プロは国士無双を狙って手を作っていく。そして、たろうプロと松ヶ瀬プロが役満のテンパイ。残り枚数的には松ヶ瀬プロ有利な状況で先に当たり牌をツモったのはなんと鈴木たろうプロ。オーラス大逆転の役満和了で4着からおおまくりのトップとなった。悔しかったのは村上プロ。今季限りで赤坂ドリブンズを契約満了で退団することが決定しており、最強戦の舞台で活躍する姿を期待したファンも多かったと思うが、まさかの逆転負け。これは相当に悔しいだろうなと思う。一方で見ている方としては、これほど盛り上がる対局はなかった。ファイナル進出を決めた鈴木たろうプロには、年末のファイナルでも大暴れしてほしい。

6月19日(月)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。
今日は土曜日に休日作業をした分の振替で休暇を取得。といっても特に出かけるとかはなくて家で読書したり動画みたり昼寝したり。
夕食には鮭のバター焼きをつくる。味付けに失敗してだいぶしょっぱくなってしまった。
午後から夕食の時間を挟んでMトーナメントのE卓、F卓の試合を視聴する。E卓はセガサミーフェニックスの近藤誠一プロ、TEAM雷電の瀬戸熊直樹プロ、KADOKAWAサクラナイツの堀慎吾プロ、団体推薦枠として日本プロ麻雀連盟から山脇千文美プロが対戦。第1試合は今季でセガサミーフェニックスを勇退して来季からは監督に就任することが決まっている近藤プロが、オーラスの堀プロの追い上げを辛くも振り切ってトップを獲得。第2試合では、団体推薦で出場の山脇プロが飄々としたスタイルでトップを獲得した。結果、E卓からは山脇プロ、近藤プロがセカンドステージに勝ち上がり。瀬戸熊プロと堀プロがファーストステージ敗退となった。F卓は、EX風林火山の勝又健志プロ、U-NEXT Piratesの瑞原明奈プロ、団体推薦枠として最高位戦日本プロ麻雀協会から醍醐大プロ、日本プロ麻雀連盟から奈良圭純プロが対戦。第1戦は瑞原プロがトップを獲得。第2戦は奈良プロがトップとなったものの第1戦で箱下のラスをひいていたためトータルポイントでは醍醐プロに及ばず。結果、F卓からは瑞原プロと醍醐プロがセカンドステージへの勝ち上がりを決めた。
Mトーナメントを視聴しつつ読んでいたのは佐藤賢一「チャンバラ」。

6月20日(火)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。
午前中にオンライン会議があった他は特に予定もなく資料作成などを中心に午後まで業務をこなす。夕食にはもつ煮込みを作った。

夕食のもつ煮込み


就寝読書は「チャンバラ」

6月21日(水)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。
打ち合わせ等の予定はなく終日作業。今年度はシステム関連の担当範囲が広がったので、そのあたりについて簡単なガイドラインを作成して共有しておく。そういえば、先週先方に投げた契約書の処理がどうなっているのか、そろそろ気になってきたが、どの会社も、特にこの業界はテレワークを主体としているところも多いので、書類系の処理はある程度時間がかかるのかもしれない。今週いっぱい様子をみて、来週くらいに確認の連絡を入れてみようかと思う。
午後は早めに仕事を終わらせて、最近月イチで通っているスーパー銭湯に行く。ゆっくり温泉に浸かって、風呂上がりにビールを飲むという至福の時間。

締めに頼んだ焼きそばとレモンサワー


帰宅してからは夕食の時間まで動画をみたり本を読んだり。佐藤賢一「チャンバラ」(中央公論新社)を読了したので、次の本を選ぶ。ここのところ日本の作家の本を読んできたので久しぶりに海外文学を読むことにする。選んだのは、サンダー・コラールト「ある犬の飼い主の一日」(長山さき訳/新潮クレスト・ブックス)。本好きの中年独身男が老犬スフルクとの散歩中に出会った女性に恋してしまい、というところから始まるストーリー。あらすじなどを読む感じでは優しい癒し系の小説のように思う。犬と読書を愛する中年独身男が主人公ということで、自分と重なる気がして興味深い。

サンダー・コラールト「ある犬の飼い主の一日」(長山さき訳/新潮クレスト・ブックス)


6月22日(木)


朝4時半起床。ちょっと肌寒いかなと思いつつ散歩してきたらやはり暑かった。朝食を済ませたら仕事にとりかかる。
今日は打ち合わせの予定はなく平常運転。朝イチで今後の業務に必要な権限の設定申請を行う。これが、いつもなら時間がかかる承認処理がやけにスムーズに進んであっさり承認された。やればできるじゃないか、なぜいつもこうできないのだ?
あらゆる作業が待ち状態に入っているので、ぶっちゃけ自分がやることはない。問い合わせが1件あり、明日午前の打ち合わせが決定。問い合わせに合わせて過去のシステムを見直ししたところ、一部仕様変更によって動作が変わっている部分を発見。ただ影響は少なく元データを少し調整すれば動く。
午後、業務を切り上げてからABEMAでMトーナメントのG卓戦を視聴。この卓は、セガサミーフェニックスの茅森早香プロ、KADOKAWAサクラナイツの渋川難波プロ、TEAM雷電の黒沢咲プロ、団体推薦枠としてRMUの河野高志プロの4名。この対戦は、Mリーグシーズン中に11万点超えの最高打点を記録した黒沢プロとそのときに大きな箱下のラスをひかされた渋川プロの対決ということで注目。第1試合は順調に和了を重ねた渋川プロがひとり走ってトップを獲得。第2試合では、第1試合トップだった渋川プロは静観の構えで残り3人の争い。これを制したのはRMUから参戦の河野高志プロだった。ベテランらしい和了を連発して黒沢プロ、茅森プロを突き放し、最終的にはG卓トップ通過であった。
H卓が始まるまでの間に夕食。牛肉と玉ねぎの卵とじ。少し甘めに作った。ごはんに乗せて牛丼風に食べるのが美味い。

皿に盛り付けるのが面倒でフライパンごと出すスタイルw


さてH卓戦。メンバーは、TEAM雷電の萩原聖人プロ、KONAMIが麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人プロ、団体推薦枠として日本プロ麻雀連盟から近藤久春プロと最高位戦日本プロ麻雀協会から坂本大志プロの4名。第1試合は萩原プロが先行するも坂本プロが逆転してトップを獲得。このトーナメントはこれまで第1試合でトップをとった選手が全員セカンドステージ進出を決めているということで、坂本プロの勝ち上がりはほぼ確定か。そう思いながらの第2試合。こちらも萩原プロが先行してリードを広げていく。第1試合トップの坂本プロだが、第2試合はかなり危ない展開。佐々木プロが萩原プロを追いかけて和了を決めたりしているうちに、佐々木プロに逆転されてファーストステージ敗退の可能性も見えてきた。だが、最終的には試合の結果としては4着となったが総合ポイントでは2位を守りセカンドステージに進出。第1試合でやや大きめの2着、第2試合ではトップとなった萩原プロが総合1位でセカンドステージ進出となった。試合後のインタビュー、萩原プロは俳優業もこなすエンターテイナーとして視聴者を楽しませることを意識していることがとてもよくわかる対応だった。TEAM雷電の選手がトップをとったときはインタビューの最後にリポーターが「本日も雷電麻雀は?」とふって選手がカメラを指差して「面白んです!」というの掛け合いで締めるのが恒例なのだが、今回リポーターの襟川麻衣子プロのフリに対して萩原プロは「俺の麻雀は面白いんです!」とカメラに決め顔。盛り上げどころを知っているからこそできることだなと思った。

6月23日(金)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。
朝から関係各所にメールで確認や回答などの連絡。オンラインで少し雑談したり、打ち合わせをしたりする。昼休みに中抜けして特売の卵を買いにスーパーに行く。ついでにバーミヤンでランチ。黒酢酢豚定食(ごはん少なめ、半ラーメン、餃子3個)。

バーミヤンで黒酢酢豚定食


帰宅して少し仕事の続き。朝イチで各所に出したメールに返信が届いているのを確認。来週またどこかのタイミングで出社して書類の処理をすることになりそう。出社したときは、前回出社したときにみつけた居酒屋で飲もうかな。
業務終了後、1時間ほど仮眠をとる。一昨日から読み始めた「ある犬の飼い主の一日」を読む。とても良い。夕食に冷やしたぬきそばを作る。

冷やしたぬきそば。温玉にみせかけてとろろである。


就寝読書は「ある犬の飼い主の一日」


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