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『タカラ~ムの本棚』店主・タカラ~ムの本を読んだり読まなかったりな日常(2023/6/10~2023/6/16)

6月10日(土)


朝4時半起床。少し二度寝して6時すぎに散歩に行く。
今日は、毎年恒例で出かけているさくらんぼ狩りに行く。7時に家を出る。朝食は車中で母が作ったおにぎりと唐揚げ、きゅうりの浅漬けなど。途中、東名高速の海老名サービスエリアで最初の休憩。

海老名サービスエリアでメロンパンを買う


圏央道から中央高速に抜ける。八王子ジャンクション付近で少し渋滞したが全般的には順調な道行き。談合坂サービスエリアで2回目の休憩を取ろうと思ったが混雑していたので見送って、その先の中部連絡道に入る直前の双葉サービスエリアで最後の休憩をとる。
11時半過ぎに農園に到着。清樹園という農園で、かれこれ5年以上は毎年通っている。農園を経営しているご夫婦やスタッフの皆さんにもすっかり顔なじみだ。入園料を払って、まずはさくらんぼの食べ放題。佐藤錦や紅秀峰といった品種のさくらんぼが鈴なりとなっている。去年は不作で、現地でのさくらんぼ狩りと自宅用の持ち帰りは対応できたが、地方への発送ができず、それまで毎年親戚に送っていたのが途絶えてしまった。でも、今年は豊作とのこと。親戚や友人などへの発送も忘れずに。

さくらんぼ狩り、楽しー


たらふく食べて、地方発送の手続きもして、さらに自宅用の持ち帰り分も購入する。農園スタッフの皆さんに、「また来年も来ます」と挨拶して帰宅の途につく。帰り際に農園の奥さんがおみやげのさくらんぼを持たせてくれた。
帰りは来たコースを逆にたどる。まずは談合坂サービスエリアで休憩。母がショップで買物をしている間はモンちゃんと車で待つ。待っている間終始落ち着かないモンちゃん。

買い物に行ったお母さんを待ち焦がれるモンちゃん


談合坂を出てからは中央道から圏央道、東名高速と戻って海老名サービスエリアで最後の休憩。帰宅して食べるのに崎陽軒のシウマイ弁当と柿安のお惣菜を買う。サービスエリアの定番グルメのソフトクリームを買って食べる。モンちゃんも、いつもは母からは食べ物を貰わないのにソフトクリームだけはペロペロと食べるのが面白い。本当なら犬にはこういった人間の食べ物を与えない方が良いのだろうが、横で欲しがられるとついついあげてしまう。毎回反省しつつも可愛さに負ける飼い主である。

ソフトクリーム美味しい


まだ明るい時間に家に帰れた。荷物を片付けたり着替えをしたりして、少し休憩などしてから夕食にシウマイ弁当。このお弁当、東京とか千葉で購入した場合と神奈川で購入した場合で入れ物が違うんだよね、と知ったかぶりをしてみる。今回は神奈川県の海老名サービスエリアで買ったので、フタが経木になっていた。

夕食は海老名サービスエリアで買った崎陽軒のシウマイ弁当


夜は、Mリーグの新チームBEAST Japanextのドラフトオーディションのセミファイナルを追っかけで視聴する。セミファイナルのメンバーは、内田みこプロ、宮内こずえプロ、浅井堂岐プロ、山井弘プロの4名。このうち2名が来週のファイナルに進出し、先にファイナル進出を決めている新井啓文プロ、菅原千瑛プロとの決戦にのぞむことになる。半荘4回を戦う長丁場なので、さすがに一気に最後までは見られない。第1回戦の半分くらいまで視聴して、あとは見逃し配信でみることにする。就寝読書は「愚か者死すべし」

6月11日(日)


朝4時半起床。休日なので二度寝して、雨が降っていたので散歩は後回しにして朝食を先に済ませる。しばらく様子を見ていたら雨がやんだので散歩に行く。
週イチ恒例の買い出しに行く。今日は母とモンちゃんも一緒に。スーパーを2軒はしごして食材を購入し、農産物直売所で野菜とたまごを購入。途中、郵便局の休日窓口に寄って金曜にオンラインで売れたヒラヤマ探偵文庫の「謎の無線電信」を発送する。最後にドラッグストアに寄って日用品などを購入して帰宅。ランチは途中のコンビニで海苔弁当を食べた。
午後は、BEAST Japanextのドラフトオーディションセミファイナルの見逃し配信を視聴。他の動画を視聴したり本を読んだりしながらだったので、全体の半分くらいまでの視聴になった。
夕食には鮭とほうれん草のクリームうどんを作る。

見た目が汚いけど味は良かった鮭とほうれん草のクリームパスタ


就寝読書は「愚か者死すべし」。ドラフトオーディションのセミファイナルも少し視聴。

6月12日(月)


朝4時半起床。雨なので散歩はなし。朝食を済ませる。
午前中は自宅でテレワーク。お昼前まで作業をする。昼過ぎに家を出て会社へ向かう。午後は出社して契約関連の手続きをする。この作業に少し手間取ってしまい予定より少し遅くなった。16時すぎに終了して退社する。
新しく移転した会社の近くに良さげな居酒屋があるのをネットで確認していたので、ちょっと歩いてそのお店に行く。まだ開店したばかりのようで私が最初の客だった。カウンターに席をとって、まずは生ビール。お通しはマカロニサラダ。つまみで頼んだのは、もろきゅう、アジのお刺し身、ミックスホルモン、もつ焼きはガツとテッポウとナンコツ。2杯目に緑茶ハイを注文した。料理はどれも美味しいかったし、お値段も手頃だったので、次も出社する機会があったら(すぐにありそうなのだが)また来ようと思う。締めに会社の近くのうどん店で温玉ぶっかけうどんを食べる。

久しぶりの出社。帰りに居酒屋で一人飲み


もつ焼きは大ぶりで味も良かった。手前の辛味噌で味変するのも最高


いい気分になって帰宅。風呂に入って寝ることにする。「愚か者死すべし」を読了した。

6月13日(火)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。
午前にオンライン会議。それ以降は打ち合わせ等はなくて午後まで作業。
会社の仕事を終わらせてから、別件で頼まれていた資料を作って依頼元に送付。すぐに連絡があり、不足する状況を追記してほしいとの依頼。内容的には簡単な作業なので、少しだけ時間をもらって明日以降追記版を送付することにする。別件の仕事の話なども少し。副業でできる仕事がありそうとのこと。
夕食に、エスニック風の冷やしそうめんを作る。ナンプラーとレモン果汁を使った冷たいスープで食べるそうめん。暑い日には、冷たくて少し酸味の効いたスープが美味い。途中でしょうがやラー油を加えると味変も楽しめる。
夜は、昨日放送があったMリーグトーナメントの予選ファーストステージのA卓の試合を見逃し配信で視聴する。Mトーナメントは、Mリーグの選手32名に加えて、5つの麻雀プロ団体(日本麻雀連盟、日本プロ麻雀協会、最高位戦日本プロ麻雀協会、麻将連合-μ-、RMU)から推薦された20名のプロ雀士が戦うトーナメント戦。Mリーガーに加えて、各団体を代表するトッププロたちが対戦するということで、まだ見ぬトッププロたちがMリーガー相手にどう戦うのかなど見どころがたくさんある。予選ファーストステージA卓は、赤坂ドリブンズの園田賢プロ、KADOKAWAサクラナイツの内川幸太郎プロ、日本プロ麻雀連盟所属で団体の最高タイトルである鳳凰位を獲得しているHIRO柴田プロ、日本プロ麻雀協会所属で団体の上流最高タイトルである女流雀王を獲得している水崎ともみプロの対戦。Mルーグルールで半荘2回を戦い、ポイント上位2名が予選のセカンドステージに進出する。結果は、日本プロ麻雀連盟推薦の現鳳凰位HIRO柴田プロがその実力をいかんなく発揮し、トータル1位でセカンドステージ進出。2位には赤坂ドリブンズの園田プロが食い込み、推薦枠のプロとMリーガーが1名ずつ勝ち上がることとなった。Mリーグをみていて、Mリーガーとなっているプロ選手はどの選手も魅せる麻雀を打てるんだなと毎回ワクワクしていたが、Mリーガー以外にもこんなに強い選手がいるのかと驚いた。他の試合も楽しみになる。

ナンプラーとレモン果汁でさっぱり仕上げた冷やしそうめん


6月14日(水)


朝4時半起床。ちょっと雨模様ではあったが特に影響はなかったのでいつもどおり散歩に行く。戻って朝食。
打ち合わせの予定もなく終日作業。早めに仕事を終わらせる。昨日頼まれていた資料の追記作業も済ませてしまう。その後は夕食の時間まで、本を読んだり、MトーナメントのB卓戦を見逃し配信で視聴したりする。MトーナメントのB卓はMリーガーからはKONAMI麻雀格闘倶楽部の高宮まりプロ、EX風林火山の松ヶ瀬隆弥プロが出場。団体推薦枠としては、麻将連合-μ-から永世将王の大ベテラン忍田幸夫プロと日本プロ麻雀連盟から元セガサミーフェニックスの和久津晶プロが出場した。この対戦で存在感を発揮したのが麻将連合の忍田プロ。ベテランならではの老獪なプレーで他のプロを圧倒していく。その煽りをまともに食らってしまったのがKONAMIの高宮プロだろう。結果は、第1戦、第2戦ともに忍田プロがトップとなり予選ファーストステージを1位で通過。2位争いは2回戦のラストまで松ヶ瀬プロと和久津プロの鍔迫り合いとなり、最後の最後のリーチ勝負でツモ和了りをものにした松ヶ瀬プロが現役Mリーガーの意地を見せた形となった。
一方の読書の方だが、「愚か者死すべし」を読み終わったので、次に読むのは「それまでの明日」(早川書房)にした。「愚か者死すべし」から実に14年ぶりに刊行された沢崎シリーズの第5長編。結果としてこの作品が原尞氏の遺作となってしまった。まだまだもっと沢崎の物語を読みたいと思っていただけに残念でならない。

原尞「それまでの明日」(早川書房)


夕食は豚肉となすのエスニック風炒めもの。2日連続でナンプラーとレモン果汁を使ったエスニック風の料理。ナンプラー使っているからエスニックというのも正しいのかよくわからないのだが。今回は、にんにくと唐辛子を使ってみた。

豚バラとナスのエスニック炒め


就寝読書は「それまでの明日」。昼間のうちに半分くらいまで読んでいたのだが、残りを一気に読んでしまった。望月を名乗る紳士から赤坂の料亭の女将の身辺調査を依頼された沢崎。しかし、その女将はすでに亡くなっていたことを知る。その件で依頼人に連絡を試みる沢崎だが、どういうわけか依頼人も姿を消してしまう。不審に思った沢崎は、依頼人の職場である〈ミレニアム・ファイナンス〉を訪ねるがそこで強盗未遂事件に巻き込まれ、さらに依頼人の住居で身元不明の遺体を発見してしまう。本作でもストーリー展開の巧みさと文章の上手さが際立つ。沢崎が事件に巻き込まれたり、死体を発見したりする展開になんらの不都合もなく無理矢理感が全然ない。そして、複数の事件が一見関係しているようで実は無関係だったり、無関係なようでいて実は関係していたりする構成が見事だ。この作品が原尞氏の遺作となってしまったことが、繰り返しになるが残念でならない。
「そして夜は甦る」、「私が殺した少女」、「さらば長き眠り」、「愚か者死すべし」、「それからの明日」、「天使たちの探偵」の5つの長編と1つの短編集。これが伝説の探偵沢崎シリーズのすべてだ。どの作品を読んでも絶対にハズレはないと断言できる。国産ハードボイルドの最高傑作シリーズだと思う。欧米にレイモンド・チャンドラーのフィリップ・マーロウやロス・マクドナルドのリュウ・アーチャーがいるように、日本には原尞の沢崎がいる。その事実は長く読みつがれていくと信じたい。

6月15日(木)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。
午前に打ち合わせ1本。こちらは記録係なのでオンライン会議の様子を録画しつつポイントをメモしたりして参加。後日録画データから音声を取り出して文字に起こして議事録を作成する予定。午後は新規ツールのトライアルに関する方針検討の打ち合わせに参加。
午後の仕事を終わらせてからは、軽く仮眠をとったり本を読んだり。読書は、原尞氏のエッセイ・対談集「ミステリオーソ」(ハヤカワ文庫)。もともと「ミステリオーソ」で1冊の単行本として刊行されたエッセイ集だが、文庫化の際に「ミステリオーソ」と「ハードボイルド」に分冊され、かつ内容についても増補や改定がされているとのこと。小説とはまた違った味わいが感じられるのではないかと期待している。
夕食にはローストビーフを作る。先日の買い物で安く買った牛もも肉のブロックを使い、電気圧力鍋の低温調理モードでゆっくり火を入れたもの。もう少しピンクだと良かったが出来は上々。わさび醤油やマヨネーズなどを使って食べる。合わせて、ご近所から細い筍をいただいたので、これは母が炊き込みご飯にした。

いい感じにできたローストビーフ


夜はMトーナメントを視聴しつつ読書。今日はC卓とD卓の放送があるのだが、C卓戦は仕事時間と被るので、そちらは後日見逃し配信で視聴することにしてD卓をライブで見る。D卓のメンバーは、KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳プロ、TEAM雷電の本田朋広プロ、RMUの阿部孝則プロ、最高位戦日本プロ麻雀協会の関翔太郎プロの4名。団体推薦枠の2名がどんな対局をするのかに注目して見ていたが、やはりMリーガーは強かった。第1試合では岡田プロがトップとなり、まずはセカンド進出に一歩近づく。第2試合では、総合2位での通過を狙う本田プロとRMUの阿部プロがしのぎを削る形となるも、本田プロが点数を積み上げ、阿部プロの狙いは岡田プロをまくっての総合2位通過となる。ラスト2局は阿部プロが逆転の手を組み上げるが和了までたどり着けず。最後は本田プロと岡田プロが逃げ切って、総合1位で本田プロ、2位で岡田プロが予選セカンドステージに勝ち上がりとなった。最後まで本当に面白いゲームだった。C卓はKONAMIが麻雀格闘倶楽部の滝沢和典プロと赤坂ドリブンズの丸山奏子プロが勝ち上がりを決めた結果はわかっているが、どういうゲーム展開でその結果になったのか楽しみなので、明日仕事が終わってから見逃し配信で見ようと思う。

6月17日(金)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。
今日は打ち合わせの予定もなく、資料の作成中心で仕事を進める。昼間に少しだけ中抜けして安売りのたまご狙いでスーパーに買物に行く。ついでに新しくできたラーメン屋でネギラーメンとネギ丼を食べる。

ネギラーメン(海苔トッピング)とネギ丼


帰って資料を仕上げる。関係者にメールしてチェックを依頼して本日の業務は終了。
昨晩配信されていたEX風林火山の松ヶ瀬隆弥プロのYoutubeチャンネルの松ヶ瀬プロ、EX風林火山の勝又健志プロ、赤坂ドリブンズの園田賢プロの『おじさん3人配信』をアーカイブで見る。この3人での配信はこれが2回目なのだが、おじさん3人がご飯食べて酒飲んでタバコ吸ってダラダラ喋るだけの配信がやたらと面白い。今回は「伊達のくら」から提供されたという牛タンなどを焼肉しながら、いろいろと話をしていた。ただ、結構長いので一気には見ない。
並行して、昨日放送されたMトーナメントC卓戦を見逃し配信で視聴する。メンバーは、KONAMIが麻雀格闘倶楽部の滝沢和典プロ、セガサミーフェニックスの魚谷侑未プロ、今季限りで赤坂ドリブンズを対談することが決まっている丸山奏子プロ、団体推薦枠から出場の日本プロ麻雀協会の矢島亨プロの4名。3人をMリーガーを相手に矢島プロがどう戦うかが注目ポイントか。第1戦は滝沢プロがトップとなり、2位は矢島プロ、3位は魚谷プロ、4位は丸山プロとなった。第2戦でドラマが起きる。第1戦でトップとなった滝沢プロはセカンドステージへの進出はほぼ確定していて、誰が2位通過に滑り込むかという展開になった最終南4局。親番の滝沢プロはいきなり赤牌を切り出して、この局は戦わないという選択をする。残り3人は誰もが2位を狙えるポジションにいて、この局面で第1戦ハコ下の4位だった丸山プロがリーチを敢行。ここで丸山プロが和了れば逆転でセカンドステージ進出を決められる。そして、矢島プロから一発で出て丸山プロの和了。この試合、丸山プロがトップとなり、C卓2位でセカンドステージ進出を決めた。これで丸山プロはセカンドステージの試合で先に勝ち上がりを決めていた赤坂ドリブンズの園田プロとの対戦となる。同じチーム同士の対戦はMリーグではありえないし、しかも丸山プロはドリブンズ退団が決まっているので本当に最初で最後の可能性があるドリブンズ同士の対戦。楽しみだ。

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