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『タカラ~ムの本棚』店主・タカラ~ムの本を読んだり読まなかったりな日常(2023/5/27~2023/6/2)

5月27日(土)


朝4時半起床。休日なので二度寝して6時半過ぎに散歩に行く。今日は検査があるので朝食は抜き。
9時半過ぎに病院について、まずは採血をする。簡易的な血液検査(血糖値やヘモグロビンなど)をしている間にお腹のエコー検査を受ける。仰向けになったり横を向いたりと身体の位置を検査技師さんの指示に従って動き回る。その後に主治医の診察を受ける。エコーの結果、脂肪肝と胆石、腎臓結石があったがいずれも今のところは問題はなし。結石については10年以上前に尿路結石をやったことがあって、そのときの痛みが半端なかった記憶がある。ちょっとドキドキだが、とりあえずは総体として問題なしで良かった。
診察を終え、薬局で処方された薬を受け取る。時間は11時を少し過ぎたところ。朝食を抜いているのでお腹がすいた。とりあえず書店に行って「ミステリマガジン」を買う。それからオンラインショップで売れた「翻訳編吟12」を発送するため郵便局に行く。さて、用事も済んだしお昼を食べよう。ということで、本日のランチは焼肉。検査で脂肪肝とか言われておいて焼肉というチョイスもどうかと思うが、肉を食べたい欲には勝てなかった。こうなったら生ビールも飲んでしまおう。お腹いっぱいです。

検査も終わったし焼肉だぜ!


午後は昼寝をしたり本を読んだり動画を見たり。要するにダラダラと過ごす。夕食は、昼がガッツリ焼肉だったのであっさりとお蕎麦。納豆、めかぶ、長芋、オクラをどっさり乗せてねばとろそばである。

ネバネバは身体に良いということで(これでお昼の焼肉分を帳消し?)


ヒラヤマ探偵文庫のセクストン・ブレイク・シリーズ「ボンド街の歯科医師事件」を読了。セクストン・ブレイク・シリーズは、1890年代から1970年代後半にかけて書かれた探偵小説であり、シャーロック・ホームズ作品がコナン・ドイルというひとりの作家によって書かれていたのに対して、複数の作家(200~300人の作家がセクストン・ブレイク作品を書いていたらしい)によって大量の作品(なんとその数4000あまり)が書かれていたという。探偵セクストン・ブレイクが生まれたイギリスでは、シャーロック・ホームズと並んで愛された物語キャラクターなのだという。日本でも大正から昭和初期の時代に雑誌などに翻訳が紹介されたようだが、そのほとんどは書籍化等もされないままになっていて、現在ではほぼ忘れられた存在となっている。そんな探偵セクストン・ブレイクを現代日本に復活させたのが、ヒラヤマ探偵文庫でありシリーズ第1巻となったのが「柬埔寨の月」であった。さらに第2巻として「謎の無線電信」が刊行され、第3巻として刊行されたのが「ボンド街の歯科医師事件」である。過去2作は、それぞれ加藤朝鳥や森下雨村といった当時の作家、翻訳家が週刊誌等に連載した作品を書籍化したものだったが、「ボンド街の歯科医師事件」はヒラヤマ探偵文庫の平山雄一さんが自ら翻訳をしている。レビューについては別途書きたいと思うが、過去作も含めてセクストン・ブレイク・シリーズは、理屈抜きに楽しめるエンタメ作品だと思うので、今後注目していきたいと思う。
就寝読書。再び原尞氏の作品を読もうと沢崎シリーズの長編第3作「さらば長き眠り」を選ぶ。「そして夜は甦る」、「私が殺した少女」に比べると私の中ではあまり印象に残っていない作品。前の2作品がすごすぎるのと第3作くらいから刊行の間が空いてしまって、この作品も「私が殺した少女」から5年ぶりくらいに刊行されたのではなかったか。とにかく、前の2作よりは少し新鮮な気持ちで読めるかもしれない。

5月28日(日)


朝4時半起床。休日なので二度寝して、6時半過ぎに散歩に行く。戻って朝食。
週イチ恒例の買い出しに行く。スーパー2軒、農産物直売所に行き、最後にイオンで買い物をする。お昼はイオンで買ったお刺し身。
午後は特に予定もなく過ごす。スーパーで生のヤングコーンが売られていたので、これをアルミホイルでくるんで蒸し焼きにし、バター醤油で食べる。

生のヤングコーンを家で食べることができるとは!


就寝読書は「さらば長き眠り」

5月29日(月)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。
仕事は打ち合わせが午前中に2本。夕方は早めに店じまい。夕食はざるそばと豚肉と千切りじゃがいもの炒めもの。
ふと本棚で目にとまった山本弘「MM9」(東京創元社)を手に取り、少し読み始めたら面白くてやめられなくなってしまった。地震や台風のように怪獣が災害として発生するという設定で展開するSF小説。怪獣災害に対応するのは、気象庁に設置されている特異生物対策部(通称“気特対”)の面々。海から山からあるいは地底から現れる怪獣の出現や規模、進路、対応方法などを検討し自衛隊とともに怪獣災害対策にあたるのが気特対の業務である。設定の面白さ、ウルトラマンなどの怪獣特撮ドラマへの深いリスペクト、著者の知識量の豊富さなど、様々な条件が相まって実に読み応えのある作品になっている。堅苦しさはなく、少しおちゃらけたような部分もあるのがまた良い。

山本弘「MM9」(東京創元社)


ということで本日の就寝読書は「MM9」

5月30日(火)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。
本日は午前と午後の遅い時間にそれぞれ1本ずつ打ち合わせがあり、結果として12時間労働となる。午後の打ち合わせ終了後にそそくさと業務も終了させる。
「MM9」を一気に読み終えてしまった。続編を読むか「さらば長き眠り」を読むか迷う。
結果、本日の就寝読書は「さらば長き眠り」

5月31日(水)


朝4時半起床。雨が降っていたのでひとまず散歩は後回しにして先に朝食を済ませる。そのまま仕事を始め、しばらく様子をみたところで雨がやんでいたのを確認できたのでササッと散歩に行ってくる。
仕事は特に打ち合わせもなかったので少しのんびりする。午前中で仕事を切り上げて、午後は眼科の定期通院。視力検査など。ドライアイの目薬を処方してもらう。検査のためにさした目薬の影響でしばらく視力が落ちてしまうので、薬局の駐車場で少し休息を取る。
薬局の駐車場の駐車用ではないスペースにとまっていた1台の車。見ると高齢者ドライバーのマークと車椅子マークが貼られている。が、それ以前に目についたのがその車体だ。両側面のドア、後ろ側のバンパーなどいたるところボッコボコなのである。運転手は乗っていなかったのでどのような人が運転しているのかはわからないが、各種ステッカーから考えるに高齢者ドライバーであることは確実だろう。で、この車体の惨状である。私が住む地域は車がないと生活がままならない。買い物に行くにも病院に行くにも車は生活必需品である。もちろん、スーパーの近くに住んでいるとかある程度便利な場所であれば車なしでも大丈夫かもしれないが、大多数の人はスーパーや病院は歩いて数分という訳にはいかない。なので、高齢者になっても免許証の返納はせずに日常的に運転している人も多いのだ。勝手な憶測ではあるが、この車体がボッコボコの車のドライバーもそういう事情があって、あちこちに車をぶつけながらも運転を続けているのだろう。大きな事故を起こす前にどうにかした方がよいだろうなと思うが、こればかりは本人の意思なので仕方あるまい。
ある程度視力が回復してきたところで帰宅。スーパーにあるミスタードーナッツに寄ってドーナッツを買う。
夕食は焼きそうめん。そうめんを使った塩焼きそばといった感じ。

見た目はイマイチな焼きそうめんw


就寝読書は「さらば長き眠り」

6月1日(木)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。
午前中に打ち合わせ2本。1本は緊急トラブル対応のための検討会議。もう1本は会社内のルールに関する検討会議。検討することを検討して終わる、みたいな感じ。日本企業にはあるあるの会議ですね。
午後は2時すぎに業務終了にして少し仮眠をとる。夕食にキーマカレーを作る。ABEMAの将棋チャンネルをつけたら、将棋の名人戦の渡辺明名人と藤井聡太六冠の対局2日目を中継していた。渡辺明名人が投了する瞬間、すなわち藤井聡太名人誕生の瞬間を目撃することが出来た。それにしても20歳の若い棋士が将棋の八大タイトルのうち七つを獲得しているというはすごい。残り1つのタイトルも獲得すれば前人未到の八冠を達成することになる。おそらく時間の問題だと思う。八冠獲得後、藤井八冠の天下状態がどのくらい継続するかも注目だろうな。八冠ともなると防衛戦の対局スケジュールだけでもそうとう過密になるだろう。麻雀もそうだけで将棋も頭脳スポーツで身体を使うスポーツと同等もしくはそれ以上に体力を使うと聞く。精神的にも肉体的にもタフな競技ということ。そのタフな競技をこなしていく棋士の方々のパワフルさはすごいなと思う。

こちら夕食に作ったキーマカレー


就寝読書は「さらば長き眠り」を少し読みつつ、タブレットでEX風林火山のスペシャルスパーリングパートナーを決めるオーディションの準決勝戦をみる。対局している雀士の方々についてはまったく知らないのだが、Mリーグ公式実況の日吉辰哉さんによる実況とEX風林火山の松ヶ瀬隆弥選手による解説があるので、見ていて面白い。やはり実況解説の存在は大きいのだなと思う。そういえば、来シーズンからはMリーグに新しいチームが増えて9チームになる。テレビ通販などでおなじみのジャパネットがスポンサーとなる「BEAST Japanext(ビーストジャパネクスト)」だ。6月末のドラフトで4名の選手を指名するのだが、そのうち1名はオーディションで選考するとのことで一昨日参加選手が発表された。オーディションはABEMAで中継されるみたいなので注目したい。Mリーグの選手でいうと、今シーズン7位となりレギュレーションによって最低1名の選手を入れ替えることになっていた赤坂ドリブンズは、園田賢選手と鈴木たろう選手の2名とは契約を更改し、村上淳選手と丸山奏子選手は退団が決定した。また、8位だったセガーサミーフェニックスは近藤誠一選手が体調を理由に選手としては退団し監督に就任することになった。なので、6月末のドラフト会議では新チームが4名、赤坂ドリブンズが2名、セガサミーフェニックスが1名をドラフトで獲得することになる。誰が選ばれるか楽しみ。

6月2日(金)


朝4時半起床。外は大雨で散歩にいけず。「なぜ散歩に連れて行かないのか」と不思議そうな目で見てくるモンちゃんの視線に耐えつつ朝食を済ませる。
昼休みを利用して近所のスーパーまで買い物に行く。このスーパー、毎週金曜になると、いま高騰しているたまごが1家族につき1パックと限定ではあるが199円で販売される。去年の今頃は週末のセールで1パック100円くらいで売られていたのを考えると、199円でも倍の値段なのだが、他のスーパーが安くても250円くらいで販売しているたまごが199円と考えれば安い。なので、先月くらいから金曜日はたまごの日として昼休み買い物に行くようにしている。
さて、たまごの他にも足りない食材などをいろいろと購入して帰宅しようとしたときだ。駐車場にとめている車まで傘をさして数メートルのところ。途中で強い風が吹いた。瞬間、ボキッという音とともに傘が壊れた。幸い車まで近かったのでそれほど濡れずに済んだ。壊れた傘は300円くらいで買った安い傘だった。
帰宅して午後の仕事を済ませる。夕食は昨日作ったキーマーカレーの残りを使ってカレースパゲティ。ミートソースの代わりにキーマカレーを使ってみた。スーパーで購入したいなりずしも一緒に。

前日の残りのキーマカレーをミートソース代わりにスパゲティ


就寝読書は「さらば長き眠り」


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