no.2 / 子供と料理
息子(4歳)、愛するものはゲーム。
保育園から帰るとまず手を洗い風呂に入り、親は夕飯の支度を始める。
その間、「ゲームするー!」と言って任天堂Switch(夫の持ち物)をやったり、もはや画面が黄ばみつつあるNintendoDS(母の持ち物)(3DSですらない)をやったり、iPadの知育アプリに励んだりと忙しい少年。
4歳児にゲームは早い、そうだろうそうだろう。
とはいえ、仕事もして家事もして育児もやる核家族の母にとっては、それで少しの間集中して遊んでくれるのであればこれほど有り難いことはない。
(さらなるメリットとして、漢字もものすごくたくさん読めるようになったのだ)
任天堂さま、知育アプリの開発者さま、足を向けて寝られません。ありがとうございます。
とはいえ、視力の悪化などのデメリットについてももちろん気になっている。
なるべく他のものにも気をそらすべく、今日は料理に誘ってみた。
普段は食材キットの宅配で平日の夜を乗り切っているのだが、今日はワンオペの夜であったため、さらにもっと簡単・簡便を極めたい。
そうして、冷蔵庫の在庫たちを整理すべく、「ウインナー目玉焼き丼」と「残り野菜の彩りサラダ」にメニューが決定。
これまでほぼ料理の手伝いをやったことのない息子、今日の業務は、(1)卵を割ってフライパンにin、(2)海苔を千切って白米に乗せる、(3)包丁でトマトを切る、の3本である。
「ここに卵をコンコンってして、あ〜そうそういい感じ!もう少しコンコンかな!? おっ!あっ………!!うん、うんいいよそのまま急いでフライパンの上に持っていっちゃおう!その、穴に親指を入れて…えっと両方!両方の親指!あ〜〜じゃなくて、穴の中まで…そう!で、パカって!あっ、えっとね、左右に分けるというか…ひらく!そう!ひらく!がんばれ!うん!いいね!おーーーできた!!上手!!!」
我ながら、やかましい親だと思った。
教えるのが下手というか、とりあえずやらせてドーンと見守ることができない。
ついつい色々口を出してしまうことに反省しています。
そう、仕事でもそういうところ、あるよね…。(遠い目)
それはともかく、子供は作業中は終始楽しそうに笑っており、よかったです。
子供の割った卵の目玉焼き、子供が切った海苔やトマトはどんな形になってても愛おしく、良く出来ていてスゴイ!スバラシイ!君は天才だ!と言いながら食べました。おいしかったです。
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