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ヨルダン博物館【JOCV Day60】

アンマン市内にありながら一度も行けていなかったヨルダン博物館を始めて訪れた。ヨルダン市役所の隣。JICAの支援を受けて2013年にオープンした博物館である。

料金は5JDだが、在留証明カード、通称「イカマ」を提示すると1JDで入館できる。金曜日だったからか、入場者は少なく、ゆっくりと展示を見ることができた。どうやらキャッシュしか使えないようで、外国人観光客が困っていた。

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主にヨルダンの歴史や自然環境に関する資料が多く並べられていた。展示のキャプションや順路の示し方などが丁寧で、日本の博物館のノウハウが活かされていると感じた。ほとんど全ての展示において、正則アラビア語と英語で解説を読むことができる。アラビア語における視認性の高いフォントがずっと気になっていたのだが、ヨルダン博物館で採用されているフォントが参考になるだろう。

ただ展示を見るだけでなく、ボタンを押すことで展示が光る、受話器を取ると解説が流れるなど、インタラクティブな展示も多くあり、来館者を飽きさせない展示の工夫に驚いた。

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こちらはヨルダンをはじめアラブ世界での1001の発明を、発明家とともに紹介する展示。

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企画展はヨルダン北部の遺跡「Tall Zira'a」に関して。常設展だけでなく、企画展も実施できる環境を整えている。

2階建て。常設展、企画展すべての展示をゆっくり見ようとすると3時間はかけたほうが良い。

死海、ぺトラなどヨルダンの各地を訪れる前にもう一度訪れたい。

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