見出し画像

チャンスを拾いに行く。

2021年10月9日(土)に開催された神奈川県南部にある腰越海岸での「プラスチックゴミ拾い」。 

主催はNPO法人グリーンーバード。@greenbird_official 
( HP : https://www.greenbird.jp )
人々が捨てたプラスチックゴミがこの美しい大海原に放出され、摩擦で1円玉半分くらいのサイズとなる。
そのプラスチックゴミを拾う活動を11時頃から1時間ほど実施した。

なぜプラスチックゴミを拾うのか?
そこには現状の海洋問題が導く未来の危惧からある。

前述したように人々が海に捨てたプラスチックゴミは波で運ばれ木々や石などとの摩擦でかなり小さいサイズになる。
すると海洋生物はその小さなプラスチックゴミを食べ物として勘違いして食べてしまい、僕たちの食卓に現れる前に死んでしまう。当然繁殖にも影響が出る。

このままいくと2050年頃には、
海のゴミ量>魚の数 という状況に陥ってしまう、とブルーバード代表の福田さんが仰っていた。

まもなく秋を迎え、さんまの脂がのって旬な食べ頃を迎える。これは日本の素晴らしい食文化であると思うが、極論にはなるけれど僕たちの子孫にこの文化を継承出来なくなってしまうというあってはならない環境問題だ。

魚介系ラーメンの出汁もあご出汁や煮干し、鰹が使われる事が多いがそれも楽しめない、また制限される事になってしまうような人生はいちラーメン好きの主観から不憫である。。共に生産者や飲食関係者を苦しめる事にもなる。

こういった観点からこの環境問題に向けたプラスチックゴミ拾いの取り組みはとても素晴らしい活動だと感じ、ゴミ拾いを行った。

まずは小さなムーブメントから。

因みに今回の参加者は3歳くらいの小さな子供も参加しており、福田さんにどういった経緯で参加表明があったのかと聞くと、
「ゴミ拾いをしてみたい」という素晴らしいお問い合わせがあったのだそう。

また、今回のゴミ拾いでプラスチックのゴミを洗浄、粉砕して作る「カメのフィギア」が欲しいと言ったお声もあったとの事。
こうした発想でボランティアを募るのも素敵なアイデアだと感じた。
このコラムを読んでくれた多くの人にチャンスを拾いに行ってみてほしい。

お声がけくださったグリーンバード代表福田さんありがとうございました!

実はこの1週間前にしらすを食べにここ腰越の「しらすや」へ4人で来ていた。そのメンバーの内の1人南さん@sekanichi_が「皆さん出番です!」と呼び掛けたところから始まったこの日のゴミ拾い。
他のメンバーは残念ながら都合が合わず、
「ラーメンの魚介出汁を守る」という大義名分のもと僕は名乗り出た。

ゴミも拾えない奴はチャンスなんて拾えるわけがない」といつも口癖の様に言っている南さん。
ゴミ拾い=チャンスを拾うと揶揄した表現も他人が捨てたゴミを拾う事に対して自分には関係のない事だと感じ、今まで重い腰を中々あげなかった自分の参入ハードルを下げてくれる”魔法の言葉”ともいえる。

南さん、誘ってくれてありがとうございました‼︎
またチャンス拾いに行きましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?