らーめん弁慶 新小岩店の開店が大変だった話
この度、2023年3月1日に無事に(?)お陰様で新小岩店を開店することが出来ました。
![](https://assets.st-note.com/img/1681458024515-RaCqXae0tu.jpg?width=800)
新小岩の物件は…
思えば、会長が新小岩店の居抜き物件を見つけてきたのが昨年の夏。
この8か月、本当にいろんなことがありました。
新小岩店は弁慶では初の居抜きの物件。
これまで経験がありませんでしたし、弁慶にとってはリスクの方が高いので(後述)避けてきました。 それでもこの物件を借りることを決断したのは、会長が場所に惚れ込んだからでした。
造作譲渡の金額に折り合いがつかず、一度は諦めたはずなのに、どうしても諦めきれない会長。
こういうのをご縁というのでしょうか。なんと2か月後、金額を大幅に下げてもらって契約することになりました。ありがたいことです。
リスク高!居抜き物件
居抜き物件がなぜ弁慶にとってリスクが高いかというと、まずダクトの大きさが通常の飲食店の大きさでは足りず、グリーストラップの大きさも深さも足りません。つまり、かなり手を入れるので居抜きの意味がないからです。
![](https://assets.st-note.com/img/1681459136100-QuxQ2RdX1U.jpg?width=800)
そして最も足りないのはガスと電気の容量。大量の煮炊きをするためガスの増設は必須です。 新小岩店ではガス増設工事を2022年10月に申請しましたが、東京都からの工事日程の回答がきたのが2023年2月20日。
これが3月1日の開業を脅かしていました。
(直前まで開店日が決定せずお客様にはご迷惑をおかけしました)
しかも工事を始めるにあたって、大きいダクトは付けられる?どこから排気する?その排気の穴は開けられる?ガス工事はいつ?電気は増やせる?などなどなどなど…そういったインフラ設備を整える工事が最も大変で時間がかかりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1681459279430-GYSM533nE5.jpg?width=800)
チーム一丸となりどうにか開店へ
それでもこの場所が良い!と会長が惚れ込んだので、工事業者さん、内装業者さん、SNS広報、時々揉めながらもチーム一丸となって頑張って開店までやってきました。
会長は今年81歳。これが自分にとって最後の新店、最後の仕事になるかもしれない、と皮以外は全て手作りのえびニラ餃子の試作に励み、新小岩店限定メニューとして作りました。
私も、簡単でシンプル、でも美味しい「肉ニラもやし炒め」を新小岩店限定メニューとして提案、販売しました。
スタッフも慣れない新店舗での営業を頑張ってくれています。
![](https://assets.st-note.com/img/1681459507324-DZaqB5WDvb.jpg?width=800)
そんな私たちの熱い思いがこもった弁慶新小岩店を、これからもどうぞ末永くよろしくお願いいたします。
新小岩店の醬油らーめんは黄色いどんぶりです。これがいいね〜と評判なので浅草本店や門仲店も少しずつ黄色にしていこうと考えています。
![](https://assets.st-note.com/img/1681459606419-c5E7wQtPyL.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1681459896528-5X2iD2KDrd.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1681459918401-zPPmEKGx7H.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1681459691240-XfBPiz0oUX.jpg?width=800)
OPEN当日はたくさんのお客様にお越しいただき本当に嬉しかったです。
ありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?