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6〜9週目

この時期も僕は妻と一緒に住んでいた。
もちろん外見は変化がないし、まだ周囲に報告するには早い。そのため、当然といえば当然だけどまわりの人は妊婦への気遣いなどできない。一方で流産の確率も高い時期なだけに心配が絶えない。
妻は仕事を大事にする人だから、僕も仕事を頑張っている妻を応援したいんだけど、やっぱり心配になる。

この時期はつわりもあって、きつい時には食べ物を選ばないと食べられないことも。なので、「これなら大丈夫」というものを見つけられるといい。妻の場合、クラッシュタイプの蒟蒻畑は食べやすそうだったから、常に冷蔵庫に入れて切らさないようにしていた。

妻は調子が悪いと買いに行くのも大変だけど、冷蔵庫をチェックして無くなりそうな時は買っておく、というのは僕にもできた。

ほかにも身体に負担のかかる家事はされないようにとか、身体を冷やさないように注意するとかは、夫ができること。体調によっては料理をするのも辛そうだったので、苦手な料理もしていた。料理といってもカレーのような簡単なものだけど。
カレーは冷蔵や冷凍で多少の期間は保管できるので、自分が出張で不在になるとか、忙しくなるとか、そういうタイミングの前にやっておくと自分も安心して仕事に取り組める。

もしこの時に単身赴任だったら、大変だっただろうなと思う。それでも、ネットスーパーやアマゾンで必要なものを注文して、重いものを運ばなくてよくしてあげる、ということぐらいはできたかな。
あとは、妊婦が受けられる自治体の補助等を調べてあげるとか。(これは妻が一人でやってくれたので感謝)。

相手にもよると思うけど、夫が心配しすぎて妻の行動を縛るのは良くないと思う。妻はこどものためだけに生きているわけではないから、何でもかんでも胎児優先というのは妻には辛いだろうと思う。だから、妻の身体と心の両方が健康でいられるよう、縛らず、負担をかけず、バランスをとるのがいいんだと思う。

#妊娠 #夫 #遠距離妊娠生活

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