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食道がん日記#6 重複がんと疑い

放射線治療27回目が終了。食道炎がでてきて飲食がつらい。炎症がでてくるのが遅い方なので今まで普段通りに食べられたことはラッキーだったのかもしれない。痛いけど食べるぞ。

食道がんが見つかって、その後、喉頭蓋(こうとうがい)にも初期のがんが見つかった。喉頭がんステージⅠ。食道がんからの転移ではなく別個のがん、重複がんだ。

上部内視鏡で改めて検査した際に見つかったものである。食道がん罹患者に喉頭・咽頭がんは「あるある」らしいので、あると思って検査してくれたから見つかったのだと思う。このがんが見つかる前に、別の機関で上部内視鏡検査は2回行っていたがその時は見つからなかったのだよね。がんを早期発見できるかは検査機関、技師・医師に依るところなのだと痛感する。

もう1か所、怪しいといわれて検査結果待ちだったのが乳腺。
食道がんの検査でCT検査を受けた際に、乳腺に腫瘤があると指摘され、乳腺外科でも精密検査を行なうことになった。毎年健康診断でマンモグラフィかエコー検査どちらかは受けていて、直近3年は「B:経過観察1年に1度検査」になっていた。なので驚きはなかったのだけど、なんせスーパーセンシティブになっている今日この頃ですよ。がんかもしれない、いったい何か所にがんがあるの…としか思えないのよ。がんでも大丈夫!がんばろ!とは思えない。

針生検の結果、腫瘤は良性だった。
あとMRI検査が残っているのでまだ安心はできない。でも気が抜けた。食道がんの経過がよくなったわけではないけども、新たに治療すべきがんは増えないかもしれない、という手放しに喜べない吉報。がんはまだあるかもしれないし、転移しているかもしれない。でもひとまず喜ぼう。一喜一憂しないように自分に言い聞かせているけど、する、している。

しかし、針生検てやつはどうにかできんのか。もっと検査方法ないのかい。
おっぱいちゃんかわいそうだよ。

治療がんばります!