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食道がん日記#23 帯状疱疹

PET検査の結果を聞いた翌々日、帯状疱疹になってしまった。なもんで次の内視鏡手術(頸部食道)の日程が延期になってしまった。

◆原発巣:胸部食道ステージⅣ
◆重複がん:下咽頭、頸部食道ステージⅠ
・抗がん剤1クール目【完】
・抗がん剤2クール目+放射線治療【完】
・抗がん剤3クール目+放射線治療【完】
・抗がん剤4クール目【完】
・内視鏡手術 咽頭【完】 ←今ここ
・内視鏡手術 食道

人生初の帯状疱疹。おしりの左側に出た。ぴりぴりするなと思っていたら痛くなってきて、鏡で確認したら発疹ができていた。皮膚が弱いのでよくかぶれるけど何だろうと思いつつその日のうちに皮膚科へ。そしたらまさかの帯状疱疹。50歳以上がかかるものと思っていたので年齢的に自分はまだ大丈夫だと思っていた。

おしりだったっていうのも意外で。皮膚科の医師に聞いたら特に好発部位はないという。どこにでもでる。
(参考:帯状疱疹の症状

内視鏡手術(頸部食道)の入院日程が確定していたのに、どうしよう。病院に電話。で、やっぱり延期になった。帯状疱疹は1週間程で落ち着くと思われるけど、手術は急ぎではないので大事を取って2週間後ろ倒ししましょう、ということになった。

手術が延期になったことで予定がぽっかりと空いた。先日のPET検査により検査予定が増えたけど、治療予定も後ろ倒しになり、ずるずると延長されていくような印象がある。

初めはそのことでちょっと落ち込んでいたんだけど、だんだん帯状疱疹になったこと自体にへこんできた。食事や生活に気を使っていたつもりだったんだよね。特に食事はパートナーがよく作ってくれるようになり、以前より健康的に食べて体重も維持するようにしていた。

なのに帯状疱疹になるかと。

ちょっとふてくされてここ数日お菓子ばっかり食べている。そんなことでは治らないし再発するのでそろそろ食生活は改めるけど。

帯状疱疹になった原因について、ストレスはあると思う。PET検査を受けてから結果を聞くまでは久しぶりに不安定だった。でも主な原因は寒暖差というか、私がこの時期に弱いことだと思う。ここ数年、毎年5月~6月に何らかの皮膚炎になっていた。免疫力が下がると発症する系のもの。今年はそこにストレスが加わったんじゃないかなと思っている。

PET検査うんぬんより、がんになったことがストレスよね。治療は辛く、先は見えない。元の人生には戻れない。静かに重いストレス。

抗ウイルス薬を飲み始めるのが早かったほうだと思うけど、3日程はけっこう痛かった。おしりなのでずっと座っていると痛くなってくる。発疹箇所を中心に足と腰がしびれている感じがある。痛み止めは飲まなくても我慢できるくらいだったので軽いほうなのかもしれない。神経痛が残らないことを祈る。がんばれ私の身体。

治療がんばります!