市内世論の先鋭化

勝手ながら以前からつくば市長のSNS発信による市内の世論の先鋭化を危惧していました。それがいよいよ表面化してきたような気がしたので書き留めておこうと思います。

上記は2020/4/12のつくば市長のFacebook投稿。誤解があるといけないので、詳細は投稿内容を読んでいただきたいと思います。

で、今回問題だと思ったことは「一方的に県議を悪者にしているような内容が含まれる」という部分。私自身がこの説明会に参加したわけじゃないので、市長が書いた内容が事実を反映しているのか否かは触れませんが、この投稿しか見ない第三者は「県議が市長の邪魔をした!」というように捉えられかねないと懸念していたら、やはりコメントでは県議や政権を悪者にして市長を称えるような内容であふれています。(自分は疑問を感じたのでその旨コメントしてます)

この説明会に参加して市長が言っている内容が100%事実だと確認した人がこのようにコメントするならまだしも、ここにコメントした人は恐らくほぼ全員が「市長の投稿のみで判断した」と思われます。そして、それだけで県議を批判しているということになるのではないか?と思います。

これに対して、さすがに意に沿わないと思ったんでしょう。名指しで批判された星田県議の反論ツイッターを上げておきます。

分割ツイートなので続きは当人ツイートをご覧ください。

これを見る限りでは、市民の声を聴いた上での意見だったと述べています。県議といえど、つくば市選出の県議ならば市民の声の代弁者として、その声の裏には市民が居るわけです。しかし、少なくとも冒頭の市長発言では、県議の声を軽視しているように見えてしまい、しいてはその背後にある市民の声をも軽視していると思えて仕方がありません。

ここ最近のつくば市や市長関連のSNSを見ていると、つくば市長とその支援者のやり取りがものすごく先鋭化してきているように見えて仕方がありません。もちろん、力強いリーダーの元で目標に向かって進むことは良いとは思います。

ただ、それがあまりにも先鋭化してしまうと、徐々に取り残されたり脱落していってしまう人が出てきてしまいます。そんな中で市長が掲げる

誰一人取り残さない

というキャッチフレーズを目にしたとき、違和感を感じずにはいられません。今回のつくば市長のFacebook投稿内容及びそれに関するコメントを見ていて、一市民として危険な雰囲気を感じたので、書きとどめておきました。

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