同級生と再会した話 バレンタイン編
久保ちゃんのシリーズ中編です!
バレンタイン編
2月14日。
俗に言うバレンタインデー。
どうも。久保です。
2月13日。
そう、明日はバレンタインデーなんです。
今、絶賛焦っております。
まず〇〇君にチョコを渡すかどうかを
悩みました。
悩んだ事1週間。
1週間かけて悩んで悩んで
友達に相談してようやくチョコを渡すことを
決めました。
え?
なんでそんなに悩んでたのかって?
そりゃあ渡したい気持ちと
恥ずかしくて渡せれない気持ちが戦ってたんですよ。
天使と悪魔が頭の中で戦ってましたね。
もう1週間この状態だったので
久保、もう頭がくたくたでございます。
そんな時は!チョコを食べて糖分を得ましょう!
買っておいた〇ARSを食べる。
美味し〜い。
...っては!
そんなことしてる場合じゃないですよ!
もう明日にせまってるんですよ!
...さて、何作ろう?
次なる悩みが出来ました。
〇〇君って何が好きなんだろ?
思えばあまり知らないなぁ。
人柄が良いし見た目もかっこいいから
好きになったんだけどね。
まぁ、好きになったきっかけは後で話すとして、
あまり知ってこなかったなぁ。
悔しいなぁ。
これからもっと〇〇君のこと知りたいなぁ。
とりあえずベタに作りますか。
こうして史緒里の奮闘は3、4時間続いた。
翌日。
史緒里:よし!頑張るよ!
昨日なんとか完成させたチョコをカバンの中に
入れて出勤する。
史緒里:とりあえず〇〇君と待ち合わせ出来たから仕事を頑張れば会える!
やる気を起こして仕事にとりかかる。
終業間際。
史緒里:やばいやばい...
史緒里は仕事に追われていた。
残業になってしまう。
そうすると待ち合わせに間に合わなくなってしまう。
少し泣きそうになるが堪え、
なるべく早く終わらせようとする。
1時間後。
なんとか仕事を終わらせて退勤する。
道を急ぎながら時計をチラッと見る。
すでに待ち合わせの時間から30分経っている。
心の中で泣きそうになりながらも
待ち合わせの場所へ急いだ。
なんとか待ち合わせ場所に着いた。
急いで〇〇の姿を探す。
しかし、どこにも見当たらない。
史緒里:ああ、やっちゃった...
〇〇がいないことに絶望して泣き始める。
史緒里:今日ついてないなぁ...泣
と帰ろうとした時。
??:史緒里?
史緒里:え...
振り向くとそこには〇〇の姿が。
史緒里:〇〇君!
すぐに〇〇に抱きついた。
〇〇:おぉ、どうしたの?
史緒里:だってもう帰ったと思って
〇〇:帰るわけないじゃん笑
史緒里:ほんと?
〇〇:ほんとだよ笑
ってかコーヒーこぼれるから一旦離れて笑
史緒里:無理。離れない
〇〇:史緒里に渡すために買ってきたんだから笑
史緒里:じゃあ離れる
〇〇:はい、どうぞ
史緒里:ありがと
一息ついた後に史緒里はチョコを渡そうとする。
あぁ、この時間が1番緊張する。
喜んでくれるかな。
渡すのこんなに苦しいんだね。
世の中の女の子たち、尊敬します。
史緒里:〇〇君
〇〇:ん?
史緒里:これ、チョコです。
想いを込めて作りました。ど、どうじょ
ああああ!私何やってんの!
大事な時に噛んでる場合じゃないよ!
〇〇:ありがとう笑
最高の笑顔いただきました!
もうなんなんですかその笑顔!
それ凶器ですからね!
〇〇:...史緒里?
史緒里:はっ!
〇〇:大丈夫?
史緒里:だ、だ、大丈夫!
〇〇:ほんとに?笑
史緒里:うん コクコク
焦りすぎて何度も頷く史緒里。
やばい!
興奮しちゃって気遣わせちゃった!
〇〇:今食べてもいい?
史緒里:どうぞどうぞ
そういって〇〇が包装を丁寧に解いていく。
史緒里:...あ
道を急いできたせいなのか
中を開けるとチョコが割れていた。
史緒里:ごめっ...
〇〇はすぐにチョコを口に入れる。
〇〇:美味っ!
嬉しそうに美味しそうに食べる〇〇を見て
涙が出そうになる。
〇〇の優しさに感謝をしながら
食べている〇〇を見守る。
〇〇:ご馳走様。めっちゃ美味しかった
史緒里:ごめんね?割れちゃってて
〇〇:ん?そうなの?
史緒里:え?
〇〇:食べやすいサイズになってたから
史緒里の優しさだと思ってた
史緒里:...〇〇は優しいね
〇〇:そう?
史緒里:うん、優しすぎるよ
〇〇:ほら、夜ご飯食べに行こ
史緒里:へへ笑 うん!
そうして2人は手を繋いで歩いていった。
史緒里にとって〇〇をもっと好きになった
バレンタインになった。
どうだったでしょうか?
久しぶりの中編でごたごたしてるかもしれないです。
久保ちゃんが可愛すぎますね。
何よりめちゃくちゃ書きやすかった笑
蓮加もあげる予定なのでそちらも読んでいただけると嬉しいです!
感想やリクエストなどたくさん待ってます!
ここまで読んでくださりありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?