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輝く季節の中で

はじめて買ったCDってなんだっけって

記憶を整理していた。

僕が、小学生、中学生の頃はCD全盛期

ラジオではTOP10の番組がいくつも流れていて

はじめて買ってもらったパイオニアのミニコンポからは

常に音楽が流れていた。

CDはDisk 1~3に3枚入り

カセットテープが2つ入る

MDはまだついてなかったかな。

左右に縦30センチくらいの

ステレオがついていた。

ラジオで好きな曲が流れた時は

カセット(High-position)のRECボタンを

タイミングよく押したものだ。

長いラジオ番組は、1時間くらいたつと

自動的に裏に切り替わり録音が続く。

そんな作業を永遠とやっても苦にならなかった。

今では音楽はダウンロード

いや月額980円でサブスクリブションの世界だ。

今は曲の価値というものが、いつでも聞けるデータのために測ることが難しくなっている。

当時は1曲1曲が本当に輝いていた。

あの曲をラジオで録音出来た時は

物凄く嬉しくて、何度も聞いていた。

僕がはじめて買ったCDは、医療ドラマのテーマソングだ。輝く季節の中で 脚本:岡田惠和さんのドラマだ。

この頃のドラマは本当に良く出来ていた。

石田ひかり、中居正広、篠原涼子、保阪尚樹、井森美幸5人の研修医の物語である。

恋愛、友情、希望、挫折、青春、生と死のテーマが医師を目指す研修医を通して展開していく。

医療現場というのは常に人の生と死が交互に訪れる

そして様々な葛藤、悩みを通して

生きていくことの難しさ

その人生のテーマを身近に感じることが出来る

とても記憶に残っているドラマである。

そのドラマのテーマソングが1995年発売の4人組「FIELD OF VIEW」の「君がいたから」であり、僕が初めて買ったCDである。FIELD OF VIEWは当時とても人気の高い4人組のバンドであった。ヒット曲を量産していた。

https://ja.wikipedia.org/wiki/FIELD_OF_VIEW

ZARDの坂井泉水さんの作詞で、当時のヒットメーカー織田哲郎さんの作曲だ。これは本当に名曲で、当時の記憶と白衣姿の5人が歩くドラマの映像が思い出される。この曲はシンセから始まるイントロがまさに神がかっていた。「笑いたい奴らには、笑わせておけばいいさ、僕らは風に吹かれよう」という歌詞が、このドラマのテーマと言ってもいい。

「振り向けば いつも君がいたから」

作詞:坂井泉水 作曲:織田哲郎 編曲:葉山たけし
歌詞の中に本作のタイトルでもある『輝く季節の中で』というフレーズがサビに盛り込まれている。また、当初は本作のタイトルと同じ「輝く季節の中で」というタイトルの楽曲になる予定だった。ちなみに、曲のアレンジがCD音源とは異なっている。- Wiki

久しぶりにこの曲を聞いてみたがVo浅岡さんと坂井泉水さんのコーラス「ドアを開けて中に入ろうとしても入り口が見つからなくて誰かを傷つけた」がビートを刻み、今でも涙を誘う。

彼女はZARDとしてもヒット曲を数えきれないくらい世の中に残してきた。そして作詞家としても当時多くの名曲に参加していた。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ZARD

この曲の湧き上がる感情と懐かしさとこの当時の音楽が

いかに素晴らしいものだったかが分かる。

今の若い人がこの曲を聞いたらどう感じるだろうか。

当時僕らは素晴らしい音楽、邦楽、J-POPに恵まれていたそれが分かる1曲だと言える。

ぜひこの1曲を聞いてみてほしい。

心の湧き上がる何かを感じてほしい。

「君がいたから」by FIELD OF VIEW


#はじめて買ったCD

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