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4/25 計画性

ここ最近、初めての人と旅行に行くことが続いている。ありがたいことに誘われることが多く、その場のノリでオーケーしがちな性格によるものだ。
またその途中で一人旅もしている。そうした中で思ったこと。それはやはり、私は私の旅行スタイルが好きだということ。

観光やアクティビティ重視で、食事は二の次。ある程度計画を立てて一日を過ごし、夜は早めに帰ってきてホテルでくつろぐ。早寝早起き。

これとぴったりマッチする人は自分自身以外にはいないのだ。

特に体力面・スピード・計画性のところで人とズレが起きることが多い。

体力面では、私は目的地までの30分の道程なら余裕で歩けるが、ウィンドウショッピングや食べる店探しでぶらぶらするのは結構身に堪える。それもあり、ある程度の計画を課すことで余計な体力消費を抑えているところもある。

スピードについては早寝早起きもそうだし、観光地や土産物屋を見て回る時間も、お風呂や身支度、そして場合によっては食べる時間も、旅先では特に効率重視だ。
お風呂は次の人のため、とかもあるし、そもそも慣れていないお風呂で長居することが苦手なので、さっさと出たい。それこそ最近は温泉や銭湯も好きになったので長めに浸かることはできるが、シャワーは普段の1/2の時間で終わらせるようにしている。身支度も同様。なんだったら化粧品やヘアセットの道具をそもそも減らしているので、自ずと時短になる。
食事は、さすがにご当地グルメはゆっくり食べたいけど、隙間時間の軽食程度なら、コンビニのおにぎり1個でいいでしょ、と考えてしまう。
ちなみに何かを見て回るスピードについては、ただ全体を知りたい・眺めたい・総合的に判断したい、という気持ちが旅行に関係なくあるため、普段からスタスタ歩きがち。

計画性も旅行だけに留まらないけど、暇さえあれば先のスケジュールや、理想・空想を考えているので、逆に「ノープラン」という余白をつくることの方が難しい。もちろん「ここでゆっくりしよう」とか「明日の体調で決めよう」とかはするものの、それも事前の計画のうちで、それすらも決めないということは、体がムズムズしてできない。ちなみに後者の例の場合も結局は、体調がよければ○○、悪ければ○○、と複数パターンを考えながら眠りについている。

なので最近特に自分に対して不安なのが、この無駄な計画性というか、シミュレーションのしすぎなのではないか、ということ。
たしかに就職活動の履歴書には「特技:シミュレーション、妄想、杞憂」と書いた。その特技が、社会人経験を積んだことでより練度が上がってしまっていると思う。

それゆえ、一見すると完全無比な、しかし実態はゆとりや余白のないプランが出来上がる。そしてそれはスケジュールだけの問題ではなく、私を含めた参加者の精神においても同様だと思う。

私にとってはそれで逆に、旅行に全集中することで思考がデトックスされる、という効果が生まれているとは思う。ただし私の灰色の脳細胞がリフレッシュして休めているか、そして同行者も満足した内容になっているか、それは甚だ疑問である。

少し本筋とはずれたが、つまり私と誰かの理想プランがマッチすることはない。そもそも、上記のことを思い描きながらも、その全てを同行者に強制することはないし、それ以前にプランについてそこまで深く話し合わない。なぜならもうマッチしないことはわかっているので。(普段の生活スタイルからして異なるので、確認するまでもないかなと、対話を諦めてしまっているのかも)

なので誰かと旅行に行くと、どうしてもある程度のストレスは感じる。家族とでさえ、少し遠出するだけで喧嘩になるし。

だから結局、自分の理想通りに進めるなら一人旅がいいのかもしれない、と悟りはじめるなど。それかそのストレスも込みで、誰かとの旅行を楽しめるようになるか。

いずれにせよ、貯金の減りがえげつないので、しばらく旅行は控えようと思います:( 笑



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