6/17,18 牡蠣を剥く
昨日ふるさと納税の返礼品で牡蠣が届いた。
北海道知内町の殻付き牡蠣12個だ。
牡蠣というか、貝を調理するのは一人暮らししてから初めてだ。
YouTubeを見ながら殻を剥いてみたが、思った以上に大変だった。
当初は生牡蠣で食べるはずが、イマイチ店で出てくるようにつるんと剥くことができず、どれも少しボロボロになってしまうので、結局生で食べたのは2個、あとの6個はしゃぶしゃぶというか茹でて食べた。
茹で汁はとっておいて、今日ご飯を炊くのに使った。
そして残りの4個を酒蒸しにして、それを炊いたご飯に混ぜて食べた。
結論としてはすごく美味しかったし、とても良い経験になった。
でも両腕は腱鞘炎になりそうなくらい痛いし、冷蔵庫の野菜室はビショビショになったし、あーこの手間があるからお店では1個で600円くらいするんだな、お店で「ちょっと高いな」って思いながら注文した1個を大事に食べるからこそ尚更おいしいんだなって思った。
そしてそう思ったのと同時に、これってパートナーと一緒に調理したらきっとすごく楽しかったなって思った。
きっと誰かが一緒にいたら、殻を剥くのも交代でできたし、どっちかが作業してるのを写真撮れたし、多少汚くても剥いた牡蠣の写真も撮ってたし、台所で調理しながら酒を飲むなんてことはせずにのんびり食卓を囲めたかもしれない。
ちなみに今日「大豆田とわ子と三人の元夫」の最終回を見た。面白かったし最近あるあるの、結局は結婚というしがらみに囚われず生きていく、みたいなエンディングでさもありなんって感じだったけど、なんだか無性に寂しくなった。
一人で生きていくことを肯定されているようで、「いやあたしには松田龍平・角ちゃん・岡田将生の元夫はいないし愛されてないし」って思ってしまった。
網戸は一人で直せるし、牡蠣だって一人でも剥ける。でもエアコンのボタンを押すときにふと誰かに側にいてほしいと思う。
そう思うのは私のヒューマンステージがまだ低いからだろうか。
王道ラブストーリーで生きていきたいなぁ。
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