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変わり続けるrakumo~2020年のチャレンジ~

(この記事は、はてなブログに 2020年1月6日 に投稿された内容を note に再投稿した記事です)

皆様、あけましておめでとうございます。

2020年が始まりました!
2020年1初のrakumodeは、代表取締役社長(CEO)の御手洗さんと取締役(CTO)の田近さんに、2019年の振り返りと2020年のrakumoのチャレンジについてインタビューしました。

rakumoが2020年をどのような1年にしていきたいのか探ります!  


2019年を振り返って

 編集部:今回は、新年1発目のrakumodeとなります。お二人ともよろしくお願いします!

御手洗&田近:よろしくお願いします!

編集部:始めに、2019年を振り返ってみるとどのような1年でしたか?

御手洗:昨年は、キンタイをリリースしたことが大きな出来事としてありましたね。社内的には、販売管理のシステムがアップデートされたりと様々なことがあった1年でした。新規のお客様に販売するというところに関しても、これまでないくらいのパフォーマンスがあったので、非常に成功した部分が多くあった年でした。 

編集部:2019年に点数をつけると御手洗さん的には何点でしたか? 

御手洗:個人だと、大体70~80点ではないかと思います。会社的には90点位ですかね。100点まではいきませんが、私的には良いところまでいったのではないかと感じます。
編集部:個人と会社で点数が違うのはどのような理由からですか?

御手洗:他のメンバーが頑張ってくれたというところが大きいですね!
製品ラインについて、もう少し自分なりにできたと思う部分もあったのでこのような点数になりました。

編集部:田近さんは、2019年はどのような1年でしたか?

田近:販売管理のシステムやキンタイもリリースできたので、個人的にも会社的にもよい1年だったと思います!2020年に繋がるような新しい試みもいろいろできた年だったので、今年成果がでてくると嬉しいですね。また、昨年は多くの優秀なメンバーを採用できたので体制的にも整ってきたのではないかと思います。

編集部:御手洗さんと同じく、2019年に点数をつけるとしたら田近さん的には何点でしたか?

田近:個人的には80点、会社的には90点ですかね。私も、自分でやろうとしたところで少しうまくいかなかったところがあったので点数に差がでました。

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左:田近さん、右:御手洗さん

編集部:お二人の2019年の点数が悪くなかったので、ちょっとホッとしました(笑)。では、これからのrakumoについて、お二人はどのようなことを考えていますか?

御手洗:お客様の動きをみると、2019年は政府の進める『働き方改革』への対応が各企業に求められ、rakumoもそれを全力でサポートしてきました。ですが、今年の4月で『働き方改革』の重要法案は概ね施行される予定で、これまで起こっていた『働き方改革』への対応による企業の駆け込み需要は、今年で落ち着くと考えられます。そこで、今年はより本質的な部分に回帰し、我々のビジョンである「仕事をラクに。オモシロく。」をどれだけ突き詰められるかが大切になってくると思います。そのためには、サービスの利便性向上などを果たしていかなければならないと考えています。

編集部:確かに政府の言う「働き方改革」対応は今年にはどの会社でも整備がいきわたりそうですね。サービスの利便性向上は、どのような方向性で考えられていますか?

御手洗:私は、大きく3つの方向性を重要視しています。まず、プロダクトでは、できるだけ業務的なカバレッジを広げ、共通のデータベースをもつことが大切だと考えています。そのなかで、プロセスの短縮化や自動化を目指すことにより、生産性の向上につなげていくという方向性をとってきました。周辺の市場でプラットフォームが育ってきているなか、我々は、アプリケーションプロバイダとして、今後もその方向性を推し進めていくことが第一に重要なことだと思います。

2つ目に、我々は、自社プロダクト内での連携に加え、他社プロダクトとの連携をしっかりとることで手間を減らしていくという方向性をとっています。世の中のアプリケーションプロバイダもそのような方向に向いてきているので、我々もそれを粛々とやっていきたいと考えています。

3つ目に、人が自分で考えて仕事できるように支援することを大きな方向性としてとってきました。自分がこれまでやってきたことを自分で見て分析したり、会社全体のデータを見たりすることができれば、自分なりの働き方を自分で考える材料になると思います。しかし、自分を振り返るためのデータを自分で収集し、整理することはとてもコストがかかる作業です。そこで我々は、その基盤を築くことを通して、会社の生産性を向上していくことをやらなければならないと考えます。特にこれからの10年、日本は人口減少による雇用不足で、サービスがまわらなくなり、生活クオリティが低下すると考えられています。そのなかで、1人当たりの付加価値を高める仕事の仕方をとることが、非常に大切なことだと思います。そのためには、サービスの連携やビジネスプロセスの改善を実現することが非常に大きな課題であると考えています。

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編集部:御手洗さんの考えをサービスとして具現化していくのが田近さんの仕事になってくると思うのですが(笑)、田近さんはどのようにお考えですか?

 田近:日本の人口減少によって労働環境や会社とスタッフの関係性は大きく変わることが想像できます。そのなかで、その人がそこで働く理由というものが重要になってくると考えます。rakumoは、そこに対して社員間のコミュニケーションなどのサポートをしていかなければならないと思います。私としても、働く人が、普段働いているなかで何を考えて、どう思っているかを更に研究し、その成果をプロダクトに取り入れていきたいですね。

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お客様の期待に応え続けるrakumo

編集部:SaaSマーケットのなかで、rakumoはお客様にどのようなことを期待されていると思いますか?

御手洗:今期待されていることは、現在提供しているサービスの業務プロセスをできるだけ軽減することですかね。それにたどり着くための信頼性や実現性の評価を考えていくと、まだまだステップがあるのではないかと考えています。その中でも現在、一番効果がだしやすいのは、ユーザー体験の整理ではないかと考えます。今まで繋がっていなかったプロセスをしっかり繋げていったり、データを共有化したりすることが取り組みやすいところではあると思います。

田近:何度も同じ入力をしなければならないのはとても手間がかかる作業だよね。

御手洗:そうですね。最近では時間泥棒とも言われています。
また、社内のコミュニケーションやGoogleのいう「心理的安全性」をできる限り担保し、みんなが信頼して仕事ができる環境をどうつくるかも大きな課題として残っていると思います。それに寄与するようなプロダクトも今後生み出していきたいですね。

 田近:私は、自分で自分をモチベートしていくのは「心理的安全性」を達成した上に成り立つことだと思います。そこになるべく早くたどり着くように我々も頑張っていきたいですね。現段階では、まだ二度手間はいれたくないというところにいると思うので、世の中としっかり歩調を合わせつつ、先を目指していきたいと考えています。

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「仕事をラクに。オモシロく。」の浸透と捉え方

編集部:2018年にrakumoでは「仕事をラクに。オモシロく。」をビジョンに掲げましたが社内の変化は感じますか?

御手洗:体制面や裏側のサービスオーダーもこの2018、2019年で変化してきたと思います。キンタイという新しいプロダクトも含めてこの流れのなかで新しいことに取り組めたと思っています。大きな変化でいうと、先程も述べたように市場の変化がこれから起こってくると思うので、それに対して自分たちが何をやっていくのか、再確認は必要であると考えています。これからは、市場や政府がだしたメッセージだけではない、我々のメッセージとして、次に何をやるかを真面目に考えていかなければならないと考えています。

編集部:ビジョンと行動指針は社内で浸透してきていると感じますか?

御手洗:それは感じますね。社員との面談をしていても、みんなほとんど間違えずに言えるようになっています。社内にも、マネジャーなどを通じてしっかり浸透してきていると感じますね。

編集部:ビジョンである「仕事をラクに。オモシロく。」のラクを手抜きと曲解されてしまうこともありますが、その点はビジョンに対してどのように考えていますか?

田近:捉え方は人それぞれではあると思います。ですが、私は「仕事をラクに。オモシロく」のラクは手抜きということでは決してないと思っています。過程のプロセスも大切ですが、自分が責任やプライドを持てるアウトプットができているかどうかということが大切ではないでしょうか。個人としても、rakumoとしてもそこを重要視していきたいですね。


2020年のチャレンジ

編集部:最後に、2020年rakumoでチャレンジしたいことや目標はありますか?

御手洗:徐々に仕事も増えてきているので、次のチャレンジとしては、信頼して分業できる体制をつくりたいですね。そのためには、できるだけコミュニケーションを圧縮して、メンバー間で多くを語らなくても通じ合う信頼関係を築かなければならないと考えています。

田近:私は、会社として大規模顧客への対応に力を入れていきたいですね。より幅広いお客さんに受け入れてもらえるようなサービスを提供できるようにプロダクトを改善していきたいです。

御手洗:そうですね。これから転職を考える人や外国人労働者が増えるだろうと言われている社会で、文化が違う人でもすぐに使いこなせるものづくりを考えていくことも大切ですよね。rakumoでも、ベトナムの支社とどのように共創していくかを模索し続けています。会社として、柔軟性が高く、広げやすい環境をつくっていけるとそれがこれから大きな競争力になると思います。

編集部:会社以外に個人や家庭で2020年チャレンジしたいことがあったら教えてください!

御手洗:家庭でいうと、今年は子供が受験の年になります…!子供が大きくなると父親の役割が重要になってくると言われているので、子供が成功できる環境づくりに力を入れたいですね。

田近:私は、ポケモンGOが趣味なので、今年も伝説のポケモンをたくさん捕まえたいですね!

御手洗:そうなんですね(笑)
やはり前提として、会社、個人、家庭の3つの調和は大事ですよね。その人が属している社会の中で心地よいポジションを築き、バランスをとれるようにrakumoでも環境を整えていきたいと思います。

編集者:お二人とも貴重なお話ありがとうございました!

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編集後記:今回は、2020年1発目のrakumodeとして御手洗さんと田近さんにお話を伺いました。和やかな雰囲気の中にも熱い思いが伝わってきました。2020年もrakumoの新たな挑戦にご期待ください!
また、今年もrakumodeでは様々な情報を発信していきたいと考えております!今年もどうぞよろしくお願い致します!


 


 

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