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コロナ禍に新卒入社した rakumo メンバーに聞く 大きな社会変化の中で、どう仕事に取り組んでいるか

(この記事は、はてなブログに 2023年10月2日 に投稿された内容を note に再投稿した記事です)

新型コロナウイルス感染症の世界的な流行によって、私たちの生活や働き方は変化を余儀なくされました。その後、2023年5月に入り、日本では感染症法上の位置づけが「5類」へと移行しましたが、この間に学校を卒業し、rakumo に入社した新卒社員たちはコロナ禍をどう過ごし、これからをどう働いていこうとしているでしょうか。

今回は2023年度に入社した3名と、営業部から2020年度、2022年度に入社した2名の合計5名に参加してもらい、お話をうかがいました。



編集部:それではまず、自己紹介と普段の業務内容について、新井さんから順番にご説明をお願いします。

左から営業部の新井さん、林田さん、柴野さん、プロダクト部の藤原さん、座間さん

新井:新井です。rakumo には2020年度に入社しました。今は営業部 第一営業グループに所属しています。

林田:2022年度に入社した林田です。営業部 第二営業グループに所属しています。新井さんと所属グループが異なりますが、営業グループは対象とするお客さまの社員規模によって二つに分かれています。

柴野:営業部 パートナーアライアンスチームの柴野です。2023年度に入社し、チームへは7月に配属されました。これから頑張っていきたいです。

藤原:プロダクト部 プロダクト開発グループの藤原です。私も2023年度入社で、製品開発のバックエンド開発を担当しています。

座間:座間です。柴野さん、藤原さんと同じ、2023年度入社です。所属は藤原さんと同じですが、私はフロントエンド担当としてWeb画面周りの開発に取り組んでいます。


新卒入社メンバーが rakumo を選んだ理由は?

編集部:ありがとうございます。次に rakumo という会社を知ったきっかけ、実際に入社するに至った理由があれば教えてください。

新井:rakumoを知ったのは、就職活動中に利用していた新卒向けの就活エージェントに紹介されたことがきっかけです。学生時代は業種を問わずインターンシップに参加していたのですが、就職活動を進める中で 最終的に rakumo へ入社するに至りました。

林田:私は就職活動で面接を受ける中で、面接官の人柄や会社の雰囲気に魅力を感じた rakumo に入社しました。

柴野:私は就職活動をする中で、働く人々が業務に取り組めるような機会を生み出す製品を提供している企業に魅力を感じるようになりました。そうした中で、「仕事をラクに。オモシロく。」をコンセプトに掲げる rakumo を知り、入社を決意しました。

藤原:大学時代は史学科に在籍していたのですが、授業の中でプログラミングに触れる機会があり、そこからエンジニアという仕事に関心を持ちました。柴野さんの考えに近いのですが、エンジニアとして開発した製品で人々の「仕事をラクに。オモシロく。」を実現したいと思うようになり、rakumo に入社しました。

座間:私は学生時代からエンジニア志望でした。 rakumo に入社したきっかけは、何社か面接を受ける中で、会社の雰囲気や働き方が自分の志向に合いそうだと感じたからです。


入社前と入社後にギャップは感じた?

編集部:次の質問です。入社前に抱いていた期待と、入社後の業務を通じて感じたギャップはありましたか。コロナ禍で感じた事柄がある方は、あわせてお聞かせください。

藤原:私は学生アルバイトとして2022年6月から rakumo で仕事をしていたこともあり、あまりギャップはありませんでした。そこから1年程度経過しましたが、本来業務の部分では皆さん真剣に取り組まれている一方、業務以外の部分では柔らかさもあり、カジュアルな雰囲気が気に入っています。

座間:藤原さんの言う通り、業務と業務以外のメリハリが良い形でできていると感じています。人間関係も同じで、会議など業務の場面でも、フラットな関係でコミュニケーションをさせてもらっているように感じます。それは、対面でもオフラインでも変化はなく、業務がやりやすいです。

柴野:働き方の自由度は期待していたとおりです。また、業務内容に応じて、自宅やオフィスの勤務を柔軟に選ぶことができる点も魅力に感じています。

林田:入社前に感じた人柄やカジュアルな雰囲気は、入社後も変わらず感じ続けています。営業職なので売上数字を意識しますが、厳しく問い詰められるのではなく、営業活動をどう改善していけば数字につながるかについて具体的にアドバイスがもらえる点はありがたいです。

新井:私は2020年4月入社ということもあり、コロナ禍以前に就職活動を行い、コロナ禍に入ってから入社しています。入社前は、自社オフィスからお客さまのオフィスに訪問して対面で営業するものだと考えていましたが、実際はコロナ禍でオフィスに出社することはできず、営業活動もオンラインでの商談がほとんどでした。
そのため、当初はギャップを感じていました。しかし、ポジティブな側面として、こうした新しい働き方でも成果を出せることを実感しました。rakumo は柔軟な働き方を実現する製品を提供しているため、オンラインでの商談でも製品の魅力を伝えることが可能だからです。


リモートワークの悩み。ハイブリッドワークで感じた変化

編集部:コロナ禍もあり、在宅勤務のようなリモートワークを取り入れる企業が増えました。皆さんは、リモートワークをする中で悩みや難しさを感じる部分はありますか。

新井:仕事とプライベートの切り替えが難しいですね。リモートワークの場合、自分の部屋で仕事を開始し、退勤後も同じ空間で過ごすため、業務とプライベートの区別が曖昧で、オンオフを切り替えるのが大変なときもありました。

林田:業務に必要な事柄は詳しく教えてもらっていますが、ちょっとした質問やカジュアルな質問は行いにくいと感じることはありました。例えば、業務効率化で使っているツールや仕事の進め方のコツなどです。

柴野:入社当初の研修はリモートで行われることが多かったため、対面における社会人としての振る舞いであったり、職場の雰囲気をすぐに感じることができなかったのは悩んだ点です。そのため、1on1 ミーティングや、対面で話をする機会では積極的に質問し、全力で学ぶ努力をしています。

藤原:リモートワークにおけるテキストベースのコミュニケーションに難しさを感じています。対面であれば簡単に質問できる内容も、テキストでは質問に至る前段階の説明などが必要だったり、微妙なニュアンスの違いを生むこともあり、コミュニケーションの仕方に苦労することがあります。

座間:林田さんと同じで、ちょっとした相談などの質問が難しいと感じました。ときには思い切ってSlackにこうした質問を投稿することもありますが、投稿後に自分の表現が失礼ではないかと不安に感じることもあります。ただ、そうした質問であっても先輩方が丁寧に回答してくれているのは有り難いですね。

新井:同感です。私も疑問がある際は、遠慮せず質問するようにしています。その際心がけているのは、なぜその質問をするに至ったかをきちんと伝える点です。自分なりに考えた内容や課題を伝え、アドバイスを求めるほうが、何もわからないまま質問するよりも、先輩方からより詳しい回答が得られると思います。

編集部:2023年4月以降、オフィスに出社したり、営業活動で企業を訪問したりすることが増えているかと思います。世の中もリモートワークからハイブリッドワークへと変化している中で、感じていることがあれば教えてください。

新井:対面でのコミュニケーションはやはり特別なもので、チームのミーティングでもちょっとした質問や提案が行いやすいと感じています。また、お客さまとの打ち合わせでは、オンラインならではの壁もなく、課題に寄り添いながらヒアリングができるように感じています。

林田:オンラインコミュニケーションは効率性などのメリットもありますが、画面越しとなるため、人の温度感やアイスブレイクが難しいと感じることもあります。そのため、ハイブリッドワークでは、直接の対話を通じて情報を収集したり、よりリアルな体験を共有したりできるよう、オンラインとオフラインをうまく使い分けていきたいですね。

編集部:プロダクト部ではオフィスで集まる機会などは増えましたか。

藤原:最近、エンジニア同士でお菓子を持ち寄り、食べながら会議室などで業務を行う「もぐもぐ会」というイベントが行われています。会では、ちょっとした質問もしやすい雰囲気があるだけではなく、他のメンバーとの交流も深める機会にもなっています。
例えば、「この人はポケモンGOをプレイしているんだ」といった、業務に直接関係ない会話もあり、人となりを知りやすいですね、リモートワークでは、雑談の機会も限られているため、もぐもぐ会のような場を通じて、趣味や日常生活を知ることは、チーム全体の協力関係構築にも役立っていると感じています。

座間:リモートワークでは、プロダクト部内でも特定のメンバーとしかコミュニケーションを取らないことが多かったです。しかし、オフィスに出社することで、プロダクト部以外のメンバーとも交流する機会が増え、全社的な連携や業務の流れについて、より詳しく理解できるようになりました。


仕事でモチベーションが高まるポイントは?

編集部:日々の業務の中で、皆さんのモチベーションが高まるようなものがあれば教えてください。

新井:営業活動の中で、クライアントからの信頼を勝ち取り、契約に至った際にモチベーションが高まります。第一営業グループは、規模の大きい企業を担当しているので、契約ライセンス数が成果として数字に出てくる点もモチベーション向上につながっています。

林田:私は出身が九州なのですが、地元の企業名をみると「この企業も rakumo を利用してくれているんだ!」という嬉しさが仕事のやる気につながります。また、新井さんと同様に、成果が売上数字として具体的に出てくる点も、モチベーションになりますね。

柴野:私はプライベートもそうなのですが、複数のモチベーション要素を持つようにしています。仕事の場合、例えば、担当業務そのものに対するモチベーション、評価として得られる給与に対するモチベーションなどがあります。こうしておけば、一つのモチベーションが落ち込んでも、それ以外が伸びていれば頑張り続けることができます。

座間:実践的な開発スキルを学び、習得することがモチベーションの源です。また、自分が担当した細かい調整や修正内容が、実際に製品に反映されることもモチベーション向上につながっています。

藤原:私も開発スキルの習得とその成果を感じるときに、モチベーションが高まります。加えて、自身が参加するプロジェクトで、一人で作業を進める経験が増えたことや、お客さまの要望に応えるための改善や機能追加を担当することもあり、それらに達成感を覚えます。

編集部:ありがとうございます。実際に働き始めて、学生時代と社会の見え方が変わってきたと感じることがあれば教えてください。

座間:rakumo は、企業の業務効率化や働き方を支援する製品を提供するとともに、社内でも自社製品を使用しており、1ユーザーとしてその使い勝手などを知る立場でもあります。また、製品開発において、労働法などの法律の知識、企業ごとの制度や働き方を学ぶ必要があります。こうした学びは、 rakumo に入社したからこそ得られた事柄であり、社会に対する見え方が変化した点の一つと言えますね。

新井:仕事を通じて、多くの会社で当たり前だと思っていたことが、会社によっては当たり前でないことがあることに気付かされました。例えば、勤怠管理の場合、出退勤を打刻するのは当然だろうと思っていましたが、働く環境などによってはそれが難しい場合もあり、そうした課題を解決するのに rakumo の製品が役立っているのだと感じています。


5人それぞれの今後の目標は

編集部:最後に rakumo で今後取り組みたいことや目標について教えてください。

新井:規模の大きい企業を担当することもあり、より大きな企業にご契約いただくように営業活動に取り組んでいきたいです。

林田:社内でなにかの1番になりたいと考えているので、契約者数でナンバーワンになるよう頑張っていきたいですね。他部署のメンバーにも、自分の成果や実力を認識してもらいたいと考えています。

藤原:林田さんと似たような考えを持っています。エンジニアとして「あの機能は藤原さんが開発したらしいよ」というような評判をもらえるよう、日々の業務に励みたいです。

座間:現在は勉強中の段階が主ですが、今年中に一人前へと成長し、業務タスクを自分で進められるレベルになりたいと考えています。

柴野:私の目標も今年中に自立できるようになることです。できるだけ早く一人立ちして、業務を遂行できるように頑張っていきたいと思います。

編集部:本日はお時間をいただき、ありがとうございました。私たち rakumode 編集チームも向上心を持って引き続き業務に取り組んでいきたいと思います。

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