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「どうしたら仕事は楽しくなるのだろう?」【エンジニア編】

(この記事は、はてなブログに 202年3月10日 に投稿された内容を note に再投稿した記事です)

  前回の掲載から間があきましたが、、連載「どうしたら仕事は楽しくなるのだろう?」の第3弾です!

 今回は、エンジニア編として執行役員兼プロダクト部長の石田さんにリモートでのインタビューを行いました。プロダクト部の部長としてrakumo のサービスを支える石田さんは、どのように仕事をオモシロくしているのか探りました!


rakumo 入社までの道のり

編集者:今回はよろしくお願いいたします!はじめに自己紹介をお願いします!

石田:プロダクト部長の石田です。今回はよろしくお願いします!

編集者:早速ですが、プロダクト部はどのような仕事をされていますか?

石田:プロダクト部では、rakumo の製品の企画・開発・運用をはじめ、UIのデザインやカスタマーサポートを行っています。rakumo の製品を考えて、デザインし、実際につくって、お客様に使っていただき、製品の問題やお客様の問合せに対応するといった、製品に関わる全般的な業務をプロダクト部は担っています。

編集者:石田さんはどのようなきっかけで rakumo に入社しましたか?

石田:私は、2010年に rakumo の前身である日本技芸に入社しました。受託開発の仕事をしていたのですが、rakumo の事業立ち上げの際に声をかけてくださり、サービスの開発に興味があったので、私も rakumo にジョインしました。

編集者:そうなんですね。そもそもエンジニアになろうと思ったきっかけはありましたか?

石田:そうですね、私は大学で専門的にプログラミングを学んでいたわけではありませんでした。就職活動をするなかで、自分は論理的に物事の構造を考える仕事が向いているのではないかと思い、ソフトウェアエンジニアになることを決めました。

編集者:なるほど、そうだったんですね!それでは、プログラミングを専門的に学び始めたのはソフトウェアエンジニアとして就職した後だったのですか?

石田:就職先が決まって、インターンとしてプログラミングを勉強させてもらえたので、そこからになりますね。その時は、お題を与えてもらい、自分で本を見たりインターネットを見たりして試行錯誤しながら、独学で学んでいました。

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石田さんの考える仕事のオモシロさとは?

編集者:続いてrakumo がビジョンとして掲げている「仕事をラクに。オモシロく。」をテーマにお話を伺いたいと思います。石田さんはどのような時に仕事を「オモシロい」と感じますか?

石田:大変なことでもありますが、お客様がどのような問題を抱えていて、それはどのようにすれば解決できるのか、またその解決方法は自分たちで実行可能なことなのか、ということを考えたり試行錯誤したりしている時に、私は仕事の「オモシロさ」を感じます。例えばサービスの話でいうと、様々なお客様がrakumo の製品を各々の会社に合わせてご利用いただいているため、お問い合わせも様々なものをいただきます。それらを個別具体的な話にフォーカスしていくだけでなく、様々な条件を考慮し本質的な課題を見つけていくということに「オモシロさ」を感じますね。

編集者:なるほど、個別の課題に共通する本質的な課題を見つけていくことに仕事の「オモシロさ」があるのですね。それでは、エンジニアならではだなと感じる仕事の「オモシロさ」はどのようなところにありますか?

石田:そうですね。自分が考えたり書いたりしたものが、実際に動いて、お客様に使っていただき、フィードバックをもらうというところに「オモシロさ」を感じます。問題を吟味したり、取捨選択などの判断をするのは、大変ではあるのですが、自分の状況や環境を自分の腕や頭で考えて行動することで変化させられるというのも「オモシロさ」の一つではないかなと思います。

編集者:プロダクト部の部長として「仕事をオモシロくするために自分自身やプロダクト部で心がけていることはありますか?

石田:やはり、やらされてやる仕事を「オモシロい」と感じるのは難しいと思うので、自分で考えて動ける環境をつくることが大切であると思っています。働く場所、時間、やり方に関しては最低限のルールはありますが、それを守ってもらえれば、できるだけ自由に働ける環境づくりを心がけています。また、そのような環境をつくるためにも、事前に仕事の背景や目的をメンバーに共有することはきちんと行うようにしています。仕事を進めていくなかで、どうしてそのようにするのかの考えをしっかり説明してもらい、お互いが納得できるラインに持っていくようにしています。

編集者:プロダクト部は、rakumo の製品の設計・開発といったいわゆるエンジニアの仕事だけでなく、デザインやカスタマーサポートといった幅広い業務を担っていますが、そのなかで石田さんは部長として大変に思うことや「オモシロく」感じることはありますか?

石田:成長や変化のなかで、様々なことにチャレンジして、自分のできることが増えたり、やるべきことが変わっていくのは、「オモシロさ」の一部ですね。抱えるものが増えると、個別専門的なことに目を向けにくくなりますが、そこはスタッフを信頼して任せるようにしています。また、専門的な部分は分からないこともありますが、理論的な部分は勉強したり、実践しながら学んだりしていますね。どのような業務でも、課題が何かを見つけることが重要であるということは共通していると思うので、今解決しなければならない課題は何なのかということを考えながら仕事をしています。

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新ミッション「次のいつもの働き方へ」

編集者:昨年rakumo では「次のいつもの働き方へ」という新ミッションを掲げました。石田さんは、ミッションにある「次のいつもの働き方」をどのように捉えていますか?

石田:場所や時間に制約されずに働けるようにし、勤務形態にもよりますが働いた時間だけでなく成果を評価することというのは、「次のいつもの働き方」で求められている働き方であると思います。一方で、これらの働き方はここ10年の社会状況の変化のなかで生まれた考え方でもあると思っています。日本は東日本大震災を経験し、よりクラウド化が進むことになりました。また、働き方改革は時間外労働時間の見直しや多様な働き方を選択できるきっかけにもなりました。社会の環境・状況の変化によって求められる働き方は変化していっています。さらに、これからの10年でも働き方への考え方は変わっていくだろうと思います。クラウド化や技術の進歩によりできることも年々増えていくので、このミッションが求めていることは、生産性を向上させ、より働きやすい環境をつくるためにはどうすればいいかということを模索し続けること、と捉えています。

編集者:お客様や社会の変化に合わせてrakumo へのニーズも変わってきており、その変化に対応し続けるということが求められているということですね。

石田:はい、一方でやはり、社会の変化にすぐに適応していくのが難しい企業も多くあると思います。業務の内容や規模によっては容易に仕事のやり方を変えられなかったり、テレワークが求められても働く場所を変えづらい人も多くいます。この「次のいつもの働き方へ」というミッションには、私たちrakumoがサービスを通じて新しい時代に適応していくための手助けをしていくんだ、という思いが込められていると感じています。

編集者:コロナウイルスの影響から、実際この1年で働く環境は大きく変化していますよね。

石田:そうですね。今までオフィスに集まって仕事をしていればとれていたコミュニケーションが、働く場所がバラバラになったことで、メンバー間の情報共有や意思疎通が難しくなっています。そのため、テレワークではより役割分担や業務フローといった会社の体制をしっかり整えることが求められます。より働きやすくなるような業務環境の足場をrakumo のサービスを通じて整えていきたいですね。

編集者:最後にこれからrakumoで取り組みたいことや目標を教えてください!

石田:マネージャーという立場として、これからもメンバーがやりがいを持って仕事をできる組織や環境をつくっていくというのが第一だと思っています。自分自身もより、マネージャーとしての視点をもって仕事をしていきたいですね!

編集者:今回は貴重なお話ありがとうございました!

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