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「2019's VOCALIFE」セットリスト

こんにちは、楽宮です。
2019年とても楽しかったです!皆さんはどうでしたか?
12月30日に、今年1年のVOCALOID曲を振り返るイベント、通称「ボカライフ」が開催されました。
DJとしてお呼びいただけて光栄な一方で「私で良かったのか……?」という気持ちも未だにたくさんあります。
とはいえ呼ばれたからには全力で。私とみんなの2019年を彩る曲をたくさん詰めてお送りしました。

こちらがセットリストです。
2019年はローテンポ気味の曲やポストロック、オルタナティブロックみたいなの(よく分かってない)が流行ったような印象があります。良曲が生産されすぎて「も~~~~~無理!!!追うのやめる!!!」ともなりましたが、ボカライフをきっかけに再帰しました。

個人的にははるまきごはんさんの「再会」「約束」や、平田義久さん主宰「しゃべるボカロとボカロP」など、「VOCALOIDか自分か」ではなく「VOCALOIDと自分が同時に即時的な表現活動をする」という、VOCALOIDを使った表現方法も幅が広がった1年であるように感じます。「初音ミクと自分」でもよし、「AさんとBさん」を自分とVOCALOIDに仮託してもよし。というやつです。なので今回は、ねこむらさんとミクのおしゃべりに始まり、はるまきごはんさんの「再会」「約束」で終わりました。
私にとっての2019年は、「VOVOCALOIDと人間」でした。そして、VOCALOIDと人間が完全に分断した状態でそれぞれの音楽文化を築いていく様子を寂しく思っていた高校生の私が、ようやく昇華された気がします。

「田口淳之介の電波工作」では、マスメディアの偉大さを痛感したボカロファンの人も多かったのではないでしょうか。マスメディアへの影響力トップとも言える田口淳之介と、マスメディアをあまり頼らずにじわじわと裾野を広げたVOCALOID。一見相反するものですが、そのあたりをジャニオタの友達に聞いてみると、

とのこと。
「好きだから、やる」というのは音楽の大前提であるように感じます。その共通点が、きっと田口淳之介とVOCALOIDと歌い手を結びつけたのだろうと、勝手に思っています。
ボカライフでは、電波工作課題曲だった「空とラムネ」と、歌い手として公開収録に参加されたホシミヤさんの「milky way」歌ってみたをかけました。
その際、ホシミヤさんには歌ってみた音源の再mix、さらには洛天依原曲「夜が明けない世界の夢を見たんだ」の再mixとボーカル変更(初音ミクsweet)をして頂きました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
常に技術を更新し続けるその姿には、きっと田口所長も大喜びすることと思います。

今年一年でだいたい30回ほどDJをさせていただいたような気がします。ありがとうございます。まさかこんなにたくさんのイベントにお呼びいただけると思っていませんでした。2020年も、さらに皆さんの「楽しい」に寄与できるように頑張ります。来年もよろしくお願いします。

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