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目標って本当に必要なの?なぜ必要?

会社や学校などで
「目標設定シート」のようなものを配られ
否応なく、目標設定「させられる」ことがありますよね。

これに対して、皆さんはどんな感覚を持っていますか?

かつて、わたしはちょっと嫌だなあと感じていました。

「目標」に対して、かつての自分が思っていたこと。

まずは会社の目標設定について。

目標は自分で自分がやりやすいように立てる。
会社に提出したり、上長と相談したりするのがなんだか違和感がありました。

学童・生徒時代は、完全に「先生が気に入りそうなこと」を書いていました。本当の自分の目標はもう少しグロテクス?だったりして、
それを人に公言するのがなんか違うなあと思っていたからです。

少し大人になってからは、
「目標なんて決めない方がいい」
と感じていた時期もありました。

目標を決めると、そこへ向かう「だけ」になって
視野の狭い人生になってしまうような気がしていたのだと思います。

旅行に行く時に、
細かく予定を決めていくのが嫌な方で
その場で感じたままに行動した方が、楽しい旅行になる!

それと同じように考えていましたね。


ナビ検索せずに長距離の移動しますか?

放浪の旅に数年出る。

ということなら、何も決めずにバックパック1つで
というのもあるかもしれません。

それでも
多くの異文化の友だちをつくる、とか
世界5大陸を制覇する、とか
何か目的のようなものがあるのではないでしょうか。

東京から青森の北端まで行く時、
どういったらいいのか、
どんなルートがあるのか、
速いのは?安いのは?景色がいいのは?グルメが多いのは?
と調べたりしませんか。

何時の新幹線、飛行機に乗ったら何時にどこにつけるか。

目標を決めない生き方は、
ナビも地図もなしで、2度とない長旅を続けるのと同じです。

旅立つ前に、
知って、聞いて、みて、プチ体験もしてみて
一番自分がやりたいことを選択する。

それを手に入れるために出発する。

それが目標を立てるということかもしれません。

かのナポレオン・ヒルは、こんな言葉を残しています。
(「成功者はやっている52のこと」より引用です)

確実に成功をおさめたいなら、
心の中を目標で満たす必要がある。
いらないものや、手に入れたくないものは
心から追い出しなさい。

行き先もわからず、ロードマップも持たずに、
長距離の自動車旅行に出かけようと思う人はいない。

しかし、
人生の目標や、
それを実現するための実行可能な計画をしっかり持っている人は
100人のうち1人か2人くらいしかいないのが現状である。

この僅かな人たちこそ、(中略)
自分が納得できる希望通りの人生を歩む成功者となるのだ。

地図を持たず、計画も立てずに空港から知らない街に歩きでる。

これは旅行としては楽しいです。

後から「行けばよかった」「食べておけばよかった」という後悔も含めて、楽しい旅行の経験です。

人生もそれでいいですか?

ここは人それぞれの価値観の決めるところかもしれません。

わたしは、やっぱり
欲しいもの
願い
やってみたいこと
を「現実」化してみたい。

だから、目標を持つように変わりました。

相変わらず
人の決めたシートに書くのは、あまり好きではありません。

好きなように、好きなところに書いてみて
見直しては
ちょっと違うなと思ったら改訂したり
少し現実化に近づいたときは
自分自身とお祝いをしたり

毎日、意識していると、
関連することに意識が向きやすくなり、
会いたいと思っていた人に会えたりすることも
増えてくるように思います。

自分が好きだと感じられる目標は、
きっとそれを引き寄せるパワーになるのだと思います。

なかなかの男性社会で30年働いてきたテレビマンが、コーチングやカウンセリングで「自分らしく生きる」を支援中。限定少数しか出来ませんが小学生からシニアまで。