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幸福に働くために【やってはいけない頑張りかた】💦

先日、出会ったサラリーマンさんは、45歳、上場企業の金融マンでした。

自部門の目標を達成しようと、部下の手本になろうと、頑張ってきたけど、
成長は鈍化。このまま将来、伸びていけるとは思えない…。
性格的に苦手な「部下指導」の方法をもっと磨いて力をつけないとと思うけど、さすがに年齢も重ねて体力の限界を感じる。慢性的に疲れてしまって、、、

サラリーマン応援📣コーチは、
あなたが願わない疲労から抜け出すことを支援したい!

ライン黄緑

相談者さんの印象

とても真面目で、人への思いやりもある。大きな企業の管理職として、チームで成果を出していこうという熱い情熱もある。労を厭(いと)わず、自ら率先して動くので、人望もある印象を受けました。

そんな貴重な人材が、疲弊してクタクタになっている、、、

そんなことがあっては、本人も、率いる部署のメンバーも、そしてこの方の会社も、ひいては日本経済も、、、誰もHappyになりません💦

日本のGDPはどんどん競争力を失いつつある。会社の成長も鈍化してる。

うーむ。。。

頑張っているサラリーマンが幸福にならないことを見過ごせないわたしは、
1時間ほど対話をさせていただいて、ご本人と一緒に「頑張りかたがまちがっているかも」という結論に至りました。


🌷【頑張りかた】を変えませんか?🌷

幸福に働く方向に向かっていない現在の「頑張りかた」を、
幸福モードにシフトチェンジしようー!という話です。

1 【粉骨砕身】はもうダメ

残業や持ち帰り仕事で、みんなが頑張ることによって、
本来はもっと早くに破綻しているはずの仕事が、どうにかなってきてしまっていることはありませんか?

これが続くと、上司や経営陣に、危機感が伝わらない。

頑張り屋さんが多い会社ほど、経営陣が、本質的なモノや資金の不足に気づくのが遅れることがあります。

このままでは思う成果が上がらない。
●●が必要だ。現在、不足している。

そんな声を現場からあげることは、悪でもサボりでもないです。

2 【苦手克服=成長】信仰を疑う

自分に合っていることをしているとき、人はストレスを感じません。

知人に「飛び込み営業」が大好きな女性がいます。
びっくり箱のように感じるそうです。

変わった方や自分を受け入れてくれない人に出会っても、それはそれで「こんな人が本当に現実にいるんだ〜、ドラマの中にしかいないと思ってたw」とちょっと笑ってしまうそうです。苦手な人にとっては、同じ経験をしたらきっと1日で辞めたくなるほど辛いでしょうね。笑

わたし自身は、転校つづきの育ち方をしたので、ひとところにじーっとしていることが苦手です。毎日、ちがう場所で、ちがう相手に出会い、話している内容もいろいろなバリエーションがある方が、元気でワクワクいられます。変化が苦手な人にとっては、決まった場所で落ち着いて仕事をする方が成果が出るでしょう。

人は、合ってることをする方が成果を出せます。

これを邪魔しているものは、文化的な擦り込みだとわたしは感じています。

日本の道徳的価値観の中に、苦手克服が擦り込まれていることで、わたしたちが影響を受けて、「苦手から逃げるとは何ごとだ💢」という価値観になりやすい面があるのではないでしょうか。

苦手に立ち向かうことを全否定するつもりはありません。でもこれだけ社会の変化が激しい中、企業の方針も変えていかなくては成長できないことは明らか。全社員が、苦手に対してゆっくり時間をかけて克服している時間は、本当にありますかね?

実際、その価値観でやってきて、疲れ果ててしまったサラリーマンさん。
だからこそ、そこを緩めてみてはどうでしょう?

<苦手克服>の価値観から、<得意ひきうけ価値観>に変えた方が幸福で成果が上がると思えませんか。

そりゃそうだけど、実際はなかなか、、、という方のために、
具体的なアクションを書いてみます。

✔️ 新卒からしばらくは、なんでも体験してみる
苦手そう、、、、と思っていてもやってみたら新しい自分の才能が開花することはたくさんあります。「食わず嫌い」はチャンスロス!

✔️ 得意なことを磨きあげる意識で働く
真面目な人ほど要注意。
自分には得意なものなんてない、、、と考え出したりしないでください。

完全に「得意です!」と言い切れるまで待たないこと。
やってみて面白いなあと感じたら、「得意」と意識して、苦手な人の分もその仕事を引き受けていくと、どんどんスキルが磨かれます。

気付いたら自他ともに認める「得意」に仕上がっていきますよ。

✔️ 苦手を渡して、得意を引き受ける
仲間と等価交換しましょう。
頼ったり頼られたりの依存関係ではありません。

チームの成果を最大化することを共通の目的に、
得意なことを引き受けて、苦手なことを渡していく。

多くの人と補完関係を作っていきましょう。

会社と会社、サービスとサービスも、業務提携は相互補完がカギ。
互いに一人では出せない成果に向かう脳と意識の練習にもなります。


3 【楽する】に向けて”頑張る”〜仕組み・分身づくり

「粉骨砕身」から脱却する思考です。

どうやったらもっと楽できるかを考える!

自分が手足を動かして粉骨砕身する頑張りかたから、
楽するための方法を編み出すことを頑張ります。

具体的には、仕組み化するにはどうしたら良いか。
ハイ・パフォーマーの分身を生み出すにはどうしたら良いか。
それらを考えることを、頑張るのです。

いま抱えている問題に対して、何かできそうなことはありますか?


ライン黄緑

「働こう!」と思っている人の中に、<誰でも出来る「楽な仕事」がしたい> と思っている人はどのくらいいるでしょう。

外国からの労働力と安さで勝負して生き残っていっても、AI代替で一気に仕事がなくなるかもしれない。

「楽な仕事」を求めているのではなく、仕事で自己実現をしたり、人の役に立ったりして、究極的には<幸福に生きたい>という人が大半ではないでしょうか。

幸福に働いている人の共通点は、いつも今よりも「楽すること」を考えていることです。


楽する=ズルい、悪。
というような価値観が日本にはあるような気がします。

手を抜いたものは、愛がない。
楽して作られているものには、真の価値がない。

楽=手抜きではなく、楽=Happy 、楽しい、幸福 につながることだとわたしは思います。

疲れが溜まっているサラリーマンさん。
一朝一夕には変化できなくても、そんな意識で課題をみることから少しずつ…📣 事業を成長させる夢を持って、わたしも一緒にトライしていきます。

ライン黄緑

大澤弘子
サラリーマン応援コーチング
本音を引き出す個別面談 組織課題の発見支援
女性社員のキャリア支援
若年層のキャリア支援
OVER 50のキャリア支援
https://ntv-hr.com/

寄稿しています
https://ishachoku.com/karadas/authors/hiroko_osawa

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なかなかの男性社会で30年働いてきたテレビマンが、コーチングやカウンセリングで「自分らしく生きる」を支援中。限定少数しか出来ませんが小学生からシニアまで。