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人と距離を詰めるのが下手…というサラリーマンさんを応援📣【人間関係を深めるコツ】5選

営業の職についている20代サラリーマンさんの話です。

入社から5年。金融商品の営業をやっていますが、お客様となかなか距離を縮めることができません。仲良くなるってどうすればいいのか、よく分からないです。真面目に真摯にご提案をしたり、お客様に失礼がないように気をつけているので、お叱りを受けることはないのですが、2年以上担当させていただいても、なかなか人間関係が深まりません。コミュニケーションが下手なのでしょうか。

即効性のある万能薬のようなものはありませんが、さまざまな研究からいくつか再現性高いコツのようなものをお伝えしました。自分でもやれそうと思うものがあったらぜひ試してみてください。

ライン黄緑

【人間関係を深める】コツ

1、自分でしている【洗脳】を捨てる

人見知りだ。
初対面の印象が悪い。
人を楽しませる会話が苦手。

こんなふうに自分のことを評価している人は、コレが1番の足枷です。

これまで生きてきて全てのコミュニケーションがダメだった人はいないのではないでしょうか。うまくいったとき、人と分かり合えた気持ちになった時もありませんでしたか?

少しでもうまくいった経験を思い出してみましょう。
その時の感情を、タイムスリップして味わってみてください。

そして。

人見知りの「ときもある」が、そうでない時もある。
初対面の第一印象が悪い「ときもある」が、そうでもない時もある。

と、口に出して言ってください。自分の脳に言語として入れてあげます。

打ち壊す

わたしたち人間には、【思った通りの現実を引き寄せる】力があります。良いことも悪いこともです。不安に思って失敗したときの記憶を反芻していると、どんどん脳内にそのイメージが刻み付けられて染み込みます。すると本当にこれからも、失敗した時と同じようになります。

自分で断ち切るには、「思い込み」を書き換えることがまず重要です。

2、変化に気づく

タモリさんが「髪、切った?」とトークの冒頭によく言っていましたが、まさにアレです。

相手の小さな変化に気づくことができると、相手はとても心を開きやすくなります。

わたしのヨガのコーチは、忙しくて心に余裕がないと、オンラインYOGAレッスンの時ですら、「忙しいですか〜?」と言い当てます。筋肉痛でちょっと痛みを抱えていると、「ちょっと顔色、イマイチですねー」と言います。

わたしは、「よくわかるなあ」と驚きながら、いつもちゃんとみてくれているプロの目と気持ちに感謝して、益々彼女を信頼します。

信頼すると、他の誰にも言っていないようなカラダの微細な変化や、悩みについても早期に伝えることができるので、コーチは最適なプログラムを実施しやすくなる→結果、わたしのHAPPYで健康な毎日がキープされる、ということになります。

お客様に対する時は、SNSをやっている方ならチェックするのはもちろん、出版された、事業で変化があった、なんでも手に入る限りの情報を集めて知っておくといいですね。相手の顔色や様子を見た時に、「ネタ」になることがあるかもしれません。

もっと簡単には、ネクタイやメガネ、使ってらっしゃる手帳やペンなどの小物にも目を配り、「きょうのメガネも似合ってらっしゃいますね」と言えると、商談の前のブレイクとしては最高です。

3、名前をつかう

人の「名前」というのは、最大のアイデンティティです。好きでも嫌いでも、そこは関係ありません。

「◯◯さんは、どうですか?」
「こう思うんですけど、◯◯さん、どうでしょうかねえ」

会話の中に、何回かお名前を入れることで、人の注意力が上がり、また名前を呼んでくれる人に対して好感を持ちやすくなる傾向があります。

やりすぎは面倒臭いと思われるのでホドホドで。笑

4、ユーモアを加える【擬人化】

笑顔で話す

会話に、思わず笑ってしまうような他愛のないユーモアが入ると、人と人との関係が大変近づきます。

それは確かにその通りだろうけど、自分には
「おもしろいことなんて言えないよー」

という声が聞こえてきそうですね。

大丈夫です。わたしも長年テレビを作ってきながら、気の利いた面白いことは言えません。芸人さんではないので、大爆笑を狙う必要は全くありません。

【擬人化】というコツがあります。

お客様にご説明しているとき、パソコンのデスクトップ上に、いつでもお見せできるように貼り付けてきたデータが、急に開かない場合、、、さあ、あなたなら何と言いますか。
すみません💦パソコンが急に、、、後ほどお送りします!

などでしょうか。

それでももちろん悪くないです。誠実な対応です。マシントラブルはどんなに準備をしていても100%避けられるものではありません。仕方がない。

ただ、経営者や意思決定者の中には、流れ、出会い、偶然性、縁のようなものに一定の重きを置く人も少なくありませんよね。

「ここでデータを見られなかったということは、この商品には縁がなかったのかもしれないなあ」という感情を持たれるケースもあるかもしれません💦

こんな時、

ちょっとわたくしのパソコンが、◯◯様の前で緊張して、
(文字通り)固まってしまったようでして。

というと、そこまでの関係がある程度、できていれば、フッと笑っていただけるかもしれません。

急な雨や雷も、モニターに映らない資料も、商談中に出されたお茶をこぼしてしまったときも、【擬人化】するとユーモア化することが、割とすぐにできますよ。

5、「なるほどー」「すごいですねー」に飽きたらコレ!

お客様のお話を真剣に聞いていればいるほど、ハッと気づくと、自分の相槌が「なるほどー」とか「すごいですねー」ばかりになっていることはありませんか。

うわっ
これしか、言ってない💦

そんなふうに感じた時には、質問を使うとグッと距離を縮めることができます。

質問力なんて自分には無理〜と思わないでください。
パターンがあります。

「すごいですねー」と言いたくなるタイミングで、
「すごいですね!どうしてそんな風にできるんですか?」とくっつけてみてください。

どうしてそんなことが出来たのですか?
どうやったらそんな風になれるのですか?

というのは、なかなか汎用性の高いマジックワードです。

人は、自分の話をしている時、一節にはドラッグや最高の飲食、また最高の快楽と同じぐらいドーパミンが出ているという研究報告もあります。自分の話を、よく聞いてくれる人には、好感を持ちやすいのは事実です。

一味ちがう聴き手となるために、チャンスがあったらぜひ、上の質問を使ってみてください。他者のライバル営業マンよりも、好感を持っていただいてお客様との人間的な距離を近づけることができるかもしれません。

ライン黄緑

大澤弘子
サラリーマン応援コーチング
本音を引き出す個別面談 組織課題の発見支援
女性社員のキャリア支援
若年層のキャリア支援
OVER 50のキャリア支援
https://ntv-hr.com/

寄稿しています
https://ishachoku.com/karadas/authors/hiroko_osawa

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なかなかの男性社会で30年働いてきたテレビマンが、コーチングやカウンセリングで「自分らしく生きる」を支援中。限定少数しか出来ませんが小学生からシニアまで。