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孤独のデイトレ 決算シーズン到来!

さて、今年も残り二か月。今シーズンの決算もクライマックスが近づいた。
10月相場はわけのわからない値動きで、上がると思っていたら上がらない、でも、月末に買っていれば大儲けだった、、、なんていう銘柄も少なからず。もちろん、賢く立ち回る勇気がないから、30000円割れないか?なんてひそかに期待していて、何も対応できなかった。決算跨ぎなんて恐ろしいことをする勇気はないけれど、ザラ場決算の時にデイトレするのは、好きである。でも、これがなかなかうまくいかない。今回はそんな話を書いてみたい。



ボラティリティー狙い

ザラ場決算は、結果が良くても、短い時間で一喜一憂みたいになる。要は、良い決算でも、早とちりのように下がることもあるし、突然上がりだすこともある。もちろん、上がってから、はい、間違えでした、、、みたいなことになるのもある。だから、空売りする人もいるし、買い向かう人もいる。そういう感じになっているというのはチャートを見ればよくわかる。慣れがとても重要。買いでも売りでもタイミングを見るのがとても難しい。ちなみに、トレーディングビューで買いで入って、含み損を解消するために難平して助かる私の難平回数は最低でも25回だ。いつもトレードするときは、25回も難平しないと、助からない自分の技術を知ってやっているのだから、板やチャートをよく見るべきだ、、、と言い聞かせもしている。


上がり続けはしない

いつも失敗するパターン。たいてい、決算直後は値動きが激しすぎるし、どこで入るべきなのかはよくわからない。一度、急騰か急落の天井か底を待つというのだけは、考えなきゃいけない。決算発表が13時だったら、少なくとも13時10分過ぎとかまでは様子見の方がいいし、10分過ぎてもトレンドが変わらないなら、もっと待った方がいいかもしれない。そういうことはわかってはいるけれど、上下に激しく動いていると、つい入りたくなる、、、陽線続きで上トレンドならば、買いで入れば助かりやすいけれど、トレンド転換してから買いで入ると一方方向に下がるだけで、難平しても難しくなる。再びのトレンド転換を見ないと難平も無駄打ちになりやすい。
今回もそんな相場だった。トヨタ自動車(7203)がその好例だった。とはいえ、持ち越せば、あの素晴らしいと誰もが言う好決算なので、含み損から含み益にミラクルに変身した。。。持ち越さなかったので、ミラクルを実益にはできなかったけど。


トヨタ自動車(7203)11月1日1分足チャート

トヨタ自動車の決算を例に自分に言い聞かせるように書いておきたい。
トヨタの決算発表は13時55分。13時50分前後は小動きだったことがチャートを見ているとわかる。決算発表がされると大陽線が3本続いた。IPOなどの上場の初日とほぼ同じで、大陽線1本続いたら3本まではそのままOKというお決まりのパターン。だから、3本を見たら、そのあとは様子見が妥当なトレードパターンなのだと思う。これをただの一息だと思ったら大間違い。というのも、トヨタの日足を確認しておくと、その理由もわかる。



トヨタ自動車(7203)日足

11月1日は窓を開けて上昇しているのだ。当然、窓を埋めたいという力も存在していたのではないだろうか?と思ったから。だから、一度は上昇するけれど、売りの圧力もそれなりにあったのではないだろうか?もちろん、翌日は、好決算なのだから、買いが集まり、寄り天の日足となった。だから、そのまま持っていれば、だれもが含み益となる。ただし、11月6日にさらに上昇するかどうかはわからない。何しろ、窓を開けているのだから。決算翌日までなら、お祈りしてもよさそうなものだということだけは、わかる。


三菱ケミカルグループ(4188)の1分足チャート

こちらは3本目で大陰線、その後大きく上昇した。翌日は、下がっている残念なパターン。それでも、上髭部分で買っていなければ、寄り天で少しの利益にはなったのだと思う。ちょっとだけ、入ってみたものの、こちらは値動きが激しすぎて、どの位置で入っていいのかわからずであきらめてしまった。


三菱ケミカルグループ(4188)日足チャート

どちらの銘柄にしても、大陽線のあと下がりだしたら、5分くらいは同じレンジになっているような印象がある。もちろん、その5分のあと、少しずつ上がりだすのか、下がりだすのかは銘柄によって違うし、どういう風にすればいいかはわからない。ただ、冷静に値動きを見ていく、チャートで出来高を確認するとかいろいろやり方はあると思う。もちろん、歩み値を見るのも大事。いつも私は歩み値を見ることをついつい忘れて、チャートばかりに張り付いてしまう。この癖もどうにかなおしたいところだ。そもそも、チャートに張り付いていても、動いているチャートを見る時に冷静さを欠いているなぁと感じることが多い。ここまではくるぞ!と思っても入らない。板の値動きで、この位置が確実とか飛び方を見て入るときもある。これはたいてい失敗するのでやってはいけない。飛び方を見て入るときはたいてい確認した位置よりも下の方に入れておかないと被弾しやすい。自分で思った位置でそもそもピタリ賞をとれるほど、うまくないということをわかっているのだから、ちゃんとそういうことを織り込んでやらないと「えっ?違ったの?」ではすまされない、結果になってしまう。


最後に

決算直後の銘柄にエントリーする場合は、大きな利益を得たいと思う気持ちもついつい大きくなりやすいけれど、大きな損にもつながりやすい。準備は万全にしておきたいと思うこの頃。最近トレーディングビューの使い方もああ、これは便利だと思うものをいくつか発見したので、また時間があればその話でも書いてみたいとは思っている。急騰相場がどこまで続くのかはわからないけれど、どうやらしばらく上昇が続きそう。2月決算銘柄が好調だから、3月決算銘柄もその流れを受け継ぐと、ラジオ日経では聞いた覚えがある。ほんとにそうだろうか?と思いつつ、無理しない、自分のペースを維持しておきたいと思っている。
そう思いつつ、木曜日に見事に含み損のまま週末を迎えた銘柄もある。どうか含み益になりますように!

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