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蘇る大国主

(冒頭、後日加筆部分)今回の記事は、コア・マニアック過ぎて、古事記を精読している方にしかわからないネタです。古事記を深く独学(師に教えてもらってそれを鵜呑みにしている方は、今回の記事を読んでも意味が無いと思います。)している方はこのような内容にも興味をそそられることでしょう。論理的に煮詰めれば、動画で説明した図の通りになることをご理解できると思います。古事記上巻に描かれる世界が徳島には実際に存在するというお話です。


暑い中、ツーリングしてきましたので、動画を作りました。おかげで後日、熱が出ました。古事記のストーリーを知らない人にとって、ただのツーリング動画じゃないかと言われそうですが、ストーリーに沿う形で字名や神社が配置されているのが徳島の特徴です。

今回は、『古事記古道』蘇る大国主、赤猪と大屋彦の神。

山川には、式内社として忌部神社と天村雲神社があります。この二座より、外宮神官渡会家が出ていると、神道五部書の豊受皇太神ご鎮座本紀に記されています。

また、古事記には焼けただれた岩を落とした後に、大屋彦に助けられる記述があり、この二件は極近くでおきたことが推測されます。調べてみると、赤い巨岩のある名越狭を下ってきたところに、式内社・天村雲神社が鎮座しています。偶然とも思えません。しかも、その後須佐之男命の住む、根の堅州国へ向かいますが、岩津を超えると、吉野川の岩盤が露出した地盤の硬い州の河原を見ることができます。

古事記は実にリアルな構成になっています。あの世とこの世を往復するなど笑止。まして、天空やら地底の国など、噴飯物です。実際に、あったエリアでの物語なのです。

知れば知るほど、面白い、徳島の古事記古道♪

紅簾片岩がいまいち綺麗に撮れませんでしたので、もう一度行ってそれらしい写真に収めたいと思います。また、赤姓の旧家を訪れてみたいです。

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