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21歳大学生、NikonZ9を買う


2023年2月24日、念願のNikon Z9をお出迎えしました。

今回は、しがない大学生がNikon最高峰のフラッグシップ機であるZ9を購入した経緯についてお話したいと思います。


1.ライブ撮影という特殊なシチュエーション

 私はライブ・コンサート撮影を主として活動しています。素早いダンスをする被写体、目まぐるしく変化する照明演出など、難しい撮影環境の中でアーティストの最高の一瞬を表現するためには、「精度の高い瞳AF」「一瞬を逃さない連写速度」「快適な操作性」「写真選定のし易さ」といった要素が重要になります。長くなってしまうためここでは詳細なスペック紹介は省きますが、現状のNikon製品の中で、これらの要素を満たすカメラはZ9しか無いなと感じました。

 ≠ME 尾木波菜さん Instagram サムネイル
(D500+AF-S NIKKOR 300mm f/2.8G ED VR II)


 また、周りのカメラマン達がどんどんとミラーレスに移行していったことも、Z化を決意した理由の1つです。もちろん、一眼レフでもライブは問題なく撮影することはできます。しかし瞳AFの恩恵や一眼レフのシャッター耐久性といった課題も考慮すると、この“ミラーレス一強時代”の流れに乗らなければと思うようになりました。


2.写真のことだけを考えたい

 私はライブ撮影の他にも、夜景・風景撮影を行っています。また最近では、友人の卒業式や成人式、宣材写真の撮影をする機会も増えました。そうした中で、「目前の世界と対峙して、光を理解して、最適な構図に落とし込んで、私だけの1枚をつくる」といったプロセスにおいて、いかに「操作」の存在感を薄めることができるか、ということを切に感じるようになりました。


「瞳AFと連写速度のおかげで被写体とのコミュニケーションだけに集中できるな…」
「4軸チルトを活用して今までは難しかった縦ローアングル構図にも挑戦してみよう…」

 Z9の力によって、自分の撮影の幅が広がり、これまでにない撮影経験を積むことができると確信しました。


3.Nikonとともに人生を彩りたい

 高校1年生の秋、祖父からもらったCoolpixB700に始まり、初めてのバイト代で購入したD3500、時間だけが過ぎるコロナ禍で何かを極めようと思い購入したD500とD850というように、私の学生時代にはいつもNikonのカメラがそばにいました。

 ファインダーを覗けば外界の騒音を遮断し自分だけの世界に導いでくれるNikonのカメラとともに歩んだ6年間。

 7年目は、そんなNikonの叡智の結晶とも呼べる名機とともに自分の色を出していきたい。

 学生時代にフラッグシップ機と関わることでしか得られないこともきっとあると思います。

 ”Z9”の名に恥じぬよう、写真表現に邁進します。

Raku



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