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今更ながら、鈴本デビュー☆



『落語、落語』言っているにも関わらず、わたしが鈴本演芸場を初めて訪れたのは、先月末のこと。

“首都圏の四大定席寄席”のうち、3箇所に足を運んだことはあったものの、鈴本はなんと今回の真打披露興行で初。

実はあまり大きな声では言えないが、あちらの有名な師匠の高座も、こちらの有名な師匠の高座も拝聴したことが無かったりする。



常に“直感”という名のセンサーが反応するままに方々に足を運ぶので、『協会』とか『階級・身分』とか『亭号』とか『上方落語or江戸落語』とか『古典落語or新作落語』とか、客側としては、正直どーでもいいと思ってたりする。

基本的には『おもしろければなんでも良い』と思っている。

それ即ち、裏を返せば、『おもしろくなければダメだ』ということであるのだけども。




そして、わたしは鈴本演芸場の真打披露興行、小太郎改め㐂三郎師匠のトリの日に足を運んだ。

㐂三郎師匠は『おもしろい』だけでなく『技術』もある。そして、『味』がある。


「“落語ファン歴2回”で噺家になった」とご自身はおっしゃってたけども。笑


わたしは前売り券までちゃっかりゲットしていたのに、ワケあって、トリのひとつ前の“紙切り”からしか観ることはできなかったのですが、、、


そこで客席から挙がった、紙切りのお題がなんと『ろくろ首』!




こんなnoteを書いたばかりのことだったから、

『え?わたしへのサプライズですか?』

と勘違いなツッコミを入れたくなるくらい、わたしの到着したタイミングを見計らってくれていたかのような絶妙なタイミングでそれは展開された。


やっぱりホントに今年『怪談』くるかもな。


紙切りの林家正楽師匠も「え?“ろくろ首”?今日誰か演目で演った?」と意外そうな表情を見せていらした。

いや、わたしも驚きましたよ、師匠。

あのnoteを書いた後にもやっぱり、某高座で【お菊の皿】を聴いてしまったし、なにより、小太郎さんの連雀亭での最後の演目が【お菊の皿】だったしなぁ。





さてさて、そんな小太郎改め㐂三郎師匠のトリの演目は【愛宕山】


あぁ。やっぱり、上手いよなぁ。


鈴本の会場の一番後ろにいても、名物の『ダブルピース』で、会場全体に笑顔を運び、一体感をもたせて、構築した自身の世界に誘い込む。

そこから、観客の気を引くのははやいはやい。いとも簡単に虜にさせる。

なんという魅力とおもしろさ、味わい深さ。




この日は数多くのビッグネームの噺家さん、色物さんが挙がる席でしたが、わたしは事情により、紙切りと㐂三郎師匠の高座しか拝見拝聴出来ませんでした。

それであっても、ギリギリでうかがって、生で拝聴できたことはとても尊かったなぁ、価値ある良い高座だったなぁと感じました。




芸術協会もこの春、5名の真打が誕生しました。おめでたいですね☆

ホントに春はわくわくしますねー♪

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今回初めて、鈴本での落語協会の真打披露興行の前売り券をゲット!

日付で予約するシステムなんですね。

(ちなみに芸協は3館共通チケットなので、札止めにならない限り期間内なら好きなときに行けます。)

そして、鈴本のタイムスケジュール(演目パンフレット)、椿のお花が描かれていてとっても素敵♪ 絵は毎回変わるのかなぁ。集めたくなってしまう。

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さらに、鈴本って追い出し太鼓、外で打つのですね!びっくり!

引きがあって絵になるのでとっても良いですねー☆

通りを行き交う人々が、皆興味深そうに見ていました。

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そして、思いがけず、ご本人から㐂三郎師匠の缶バッヂもゲット!覆面イラストかわいい☆

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もう缶バッジを無邪気につけられるほど、わんぱくなお年頃ぢゃないのだけど、それでも何かにつけたいなと模索中。わくわく♪












誰でも参加できちゃう!
大人の文化祭やってます♪
2021年もまだまだ突っ走ります!
ご参加お待ちしてます☆












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