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【立川流三昧の会】

【落語であなたの人生をナビゲート!おとうふメンタル〇ら落語コンシェルジュ®相山美奈子です。

立川流三人でお届けする立川流三昧の会はムーブ町屋

受付に龍志師匠、雲水師匠、入り口には志游師匠がいらしてびっくり!!開場から贅沢過ぎない?

★生ぼう 子ほめ
生志師匠のお弟子さん。きれいに話していました。やはり師匠に似ている。

★志遊  船徳
「四万六千日お暑い盛りでございます」「徳さんひとりかい?大丈夫かい」船徳はこのでセリフが大好き。若旦那らしい地に足のつかない船頭ごっこ。元若旦那の船頭は大旦那に世話になっているから、船頭たちによくご馳走したから、おぼっちゃんで人がいいからと混ざった感じが船宿でもどこか扱いにくい雰囲気を出す。暑い盛りに船に乗れば船頭が未熟でえらい目に会う客は災難。

★雲水  雨乞い源兵衛(小佐田定雄作)
桂枝雀師匠が演じていた。いつの世も権力者は無茶ぶりをする。日照りで不満だらけの村の若い者が何をするかわからんと源兵衛を脅す。たまたまの幸運と先祖のおかげで白羽の矢が立つ源兵衛。策士の庄屋は娘まで押っ付けようとする。さて源兵衛さんはどこへ行ったやら…。村よりもそっちの方が心配だ。この落語は状況によって人の心はあっさりかわる、手のひら返しなんて当たり前の怖さを物語っている。人の気持ちは昔も今も変わらない。田吾作と治郎作の二人が話していると庄屋が来るのが見えてというシーンが繰り返されるが、ここでいかに単調で話題のない村なのかが分かる。

★龍志  らくだ
なぜこの三人になったのか?昔太鼓の稽古に龍志師匠のご自宅へ、若き日の雲水師匠、志遊師匠が通ったことからの気が合う三人だそうで。「らくだ!」この一声で会場の空気が変わり、江戸の世界へ誘われた。さすが龍志師匠。この噺は屑屋が酔っぱらうまでが私には我慢の落語。屑屋の職業柄と気弱でおとなしい性格に長屋の人間はどこか下に見ている。その鬱屈もあるだろう。屑屋が酒を飲むごとに態度も口調もが変わっていき、丁の目の半次と力関係が変わる。飲んでいる時の当たり前に思える仕草や声に引き込まれる。そうそう、飲むとだんだんああなるんだよ。龍志師匠カッコいい!

終演後もロビーに志遊師匠、雲水師匠がいらしてまた驚き!ご挨拶と写真を。来年もこの会続くといいな。


10月に落語会開催します!

「Forever前田五郎~快楽亭ブラック毒演会」

昨年亡くなった元コメディNo.1の前田五郎師匠

親しかった快楽亭ブラック師匠が一周忌にあたり毒演会

想い出話や五郎師匠を落語にした「無頼女斬り五郎」を語ります

どんなエピソードが飛び出すのかお楽しみに!

「Forever前田五郎~快楽亭ブラック毒演会」

2022年10月17日(月)

18時開場 18時30分開演 

お江戸両国亭

前売 2,500円/当日3,000円

当日受付で、お名前をおっしゃって現金でお支払いください。

みなさまのお越しをお待ちしております。

ご予約はこちら



八木商店と書いて、やぎよしみちチャンネルで落語ってどんなもの?をお話しました


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