e-taxには魔法の呪文を覚えよ

今までは会計ソフトで作った確定申告書を印刷して送っていました。
e-taxといいながら、ICカードリーダーを買うのは変、と思っていたのでそうしていました。
昨年からID・PW方式が導入されたのでこれを利用してe-taxを始めようと思いました。
(1)ID・PW税務署に行かなければ使えるようにならない
IDとPWはネット上の手続きで手に入りますが、使えるようになるには税務署に行かなければなりません。
(2)ID・PW方式は電子証明書が必要
電子証明書は昨年かなり七面倒な思いをしてインストールしましたが、期限切れとのことでまたインストールしなければなりません。
事実上、毎年インストールする必要があります。
去年やったことなので、できはしますが、あの手間を毎年かける気はありません。
この段階でマイナンバーカード方式に方向転換。
(3)スマートフォンがカードリーダーになるけれど
対応アプリがなかなか見つからない上、やっとみつけた対応アプリも「この機種には対応していません」とのこと。
(4)ICカードリーダーを買ったよ
結局、ICカードリーダーを買いました。
それが一番簡単。
しかし、
・マイナンバーカードで共通番号と呼んでいるものが、e-taxでは公的個人認証利用者証明用パスワード、券面事項入力補助用パスワードという名前になっている。せめてe-tax内でくらい名前を統一してはどうかと思う。
・マイナンバーカードで署名用電子証明書と呼んでいるものが、e-taxでは公的個人認証署名用パスワードという名前になっている。
・何がなんだかわからない名前のパスワードなので「これだと思う」とあてずっぽうで入力しなければならないにもかかわらず、3回間違えるとロックされて役所の窓口で再交付が必要。
・結局、郵送しなければならない書類がある。
など、「すごく便利だから使うといいよ。」とおすすめできるレベルの簡単さではありません。
今年やったことをメモしておけば来年も使えると思う、というくらいの簡単さ。
こちらのデータによると国民の半数以上がe-tax使っているらしいが、本当か。
この割合は、分母も分子も定義しておらず???な感じです。
また、印刷したほうがあっという間と私は思いましたが、8割以上がe-taxに満足しているそうです。
皆さんe-taxなんて使っています?
https://www.e-tax.nta.go.jp/topics/0108pressrelease.pdf

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