大学を卒業してから一年たった

大学を卒業してから大体一年がたった。

自分は浪人していたので、自分はもうすぐ2年目になる。同級生はもうすぐ社会人3年目になるだろう。

こう考えると年度の切り替えって難しい。

大学生の時、社会人になったらこういうことがしたい・こういうことができるようになったら、なんて夢を思い描いていた。

実際にはできないことやできなくなったことが多い。コロナ禍というのもあるが、思っていたよりもできることは限られていたのだ。

小さいころから私は夢見がちな性格だと思っている。

大きくなれば、なんでもできるようになると思っていたし、むしろ自分のなりたいように努力すればかなうと思っていた。

努力不足であることもわかっているが、人生そううまくはいかない。どこかでうまく折り合いをつけられるかといったらそこまで大人でもない。あの時ああしていたら、なんて考えることもしょっちゅうだ。

なりたかった会社員のイメージとはかけ離れているし、英語もしゃべれるようになってはいない。1LDKの部屋なんて借りれるほどお金を稼いでいないし、まして自分の趣味のために時間をさけるほど体力もあり余っていない。

そんな中でも、一つ、昔からかなえたかった夢は叶えている。

高校生の時、大学で外へ出ないと一生地元で暮らすんだろうと漠然と思った。それは嫌だった。何としてでも家を出たかった。一人暮らしをしてみたかったのだ。

それは人よりも1年多くかかってしまったけれど、浪人して進んだ先にかなった夢だ。

昔のように、何かできることを増やすためには努力が必要だ。努力をするためには努力をするための時間を作り出す必要があるし、その時間を作り出すためには体力も思考力も必要だ。

しかし現在は夜に帰ってきて寝てまた出勤の日々だ。

仕事をすることに誇りを感じていないし、尊敬する上司などはいない。唯一の素敵な先輩もやめてしまった。仕事へのモチベーションはいつしかなくなってしまった。

自分はこれからどうやって生きていけばいいのだろう。生きていればどうとでもなることはなるが、漠然とした不安がいつも付きまとっている。

この不安がなくなるように、何かに命を削るように生きていたい。

そのためには今できることは何か、向き合っていかなければならない。

結局は環境のせいにして何もできていない自分が一番許せない。


いろんなことに興味があるのでいろんなことに手を出します。ストップかけたほうがいいときは言ってください。