【受験生に向けて】センター試験後の人へ

はい、本日2度目の投稿です。
内容はバイト先の話です。私のバイト先は予備校です。何をしているのかっていうと、主に、生徒の進路指導アシスタント、英語・地理・小論文の添削や指導を行っています。それに加えてなぜか運営も関わらせてもらってます。運営の話はまた今度お話いたしますが、今回はそう、センター試験の話題です。

センター試験が終わり、全国の受験生はどのように感じているのでしょうか。うまくいった、いかなかった、それぞれあると思います。私はその中でも、浪人してから受けたセンター試験では思うように取れなかった人間です。その時も、「一年間何やってたんだろう、結局行きたい大学の足切りにも届いてない、もう無理だ、何のために生きてるんだ、私は、なんで、頑張った努力は報われるんじゃなかったのか」と、予備校で自己採点して泣きながらブツブツつぶやいてました。一斉自己採点だったんですけど、それの緊張感と言ったらもうすごかったです。国立大、それも旧帝大志望のクラスに所属していたので、センター試験の結果がすべてだったんです。
私のように泣いてる人もいたり、それをみて何ともない顔をして教室から出ていった後、両親に笑顔で電話する人を教室の中から見ててさらに号泣する人。実はもう自己採点をしていて、虚無の表情で採点の紙を出して帰る人など、こんなにも天国と地獄はあったのか、と思うような環境でした。毎年思い出します。あの時もっと取れてれば、あの時もっと勉強していれば今の自分は。あの時あの大学に入れていればこんなに就職活動に悩まされることはなかったのに、なんて。苦しかった。もちろん今も。
さあ、受験生の皆さん、結果はどうでしたか。E判定でも逆転はできます。自分は挑戦しませんでした。挑戦しとけばよかった、と一生に残る後悔を、今しています。挑戦してください。開き直って、自分にかけてほしい。あとから、高校生や浪人生に指導しながら、結局その大学の受かった人のセンター最低点が自分よりも低かったら。それを見て、生徒の前で泣いてしまいました。それぐらい、ものすごい後悔しました。行けたんじゃないのか、ってずっと、ずっと後悔しています。志望していたのは都会の大学だったから、就職活動をするときだって電車一本でいけるんです。だから、お願い、頑張った自分を認めて、挑戦してほしい。挑戦しなかった後悔のほうが大きいです、それこそ一生ついて回るほど。だから、今からできることをやってください。小論文をかいて添削してもらったり、英作文を添削してもらったり。センター試験のことを振り返ってももう戻ってきません。だからこそ、次に進むために今がある、今しっかり頑張ってほしいです。

そんなことを言っても、模試では取れてたのに取れなかった、って泣きながら相談してくれた浪人生がいました。びっくりするほど点数が取れてなくて、いつもの半分ぐらい。模試ではいつもB判定ほどで、A判定に行くにはどうすればいいのか、としっかり頑張っていたのにも関わらず、分析もしっかりやってたのに、取れなくて。やりきれなさに私も一緒に泣き崩れました。どうしようもなくて、この先の道が思い浮かばなくて、悔しくて泣く浪人生に、自分は何ができたんでしょうね。声をかけることも、自分の話をすることもできなかった。ただ、一緒に手をつないで泣いてました。きっと前を向かせてあげたり、元気づけたり、自分の体験談を話して背中を押して上げられればよかったんでしょうけど、自分は浪人生のころ、どうしてもらえればうれしかったんだろうって思った時に、一緒に泣いてくれる人が欲しかったので、その行動をとりました。すぐに切り替えて、大学を一緒にもう一度考え直すってこともできたんでしょうけど、そんなんは自分にとってはどうでもよかったんです。当時は。だって自分のほうがたくさん大学を調べててやりたいことも明確に決まっているのに、他人が口出ししても、という考えが自分の中であるので、一緒の感情を共有することしかできなかった。正しかったんですかね。その子が前を向いてくれたことだけ、よかったのかもしれません。

それは置いといて、明日からセンターリサーチの返却が始まります。この結果をもって相談に来る人もいるんだろうと思うと。胸が苦しいです。
でも、これだけは言いたい、やらなくて後悔するほうが、一生残る。そのたびに思い出して苦しくなる。だから、結果がどうであれ、行きたい大学なら挑戦してほしい。自分がこの大学に入学するにふさわしい、レベルを下げてきた奴なんかに負けないで、自分こそがこの大学に入るんだという強い意志を持って挑戦してほしいです。
私立の人はセンター試験はいっこの通過点です。本番まで、気を抜かずに頑張ってください。だめですよ、ここは滑り止めだから～といって安心して受けていい大学なんて一つもありません。あなたが思ってる滑り止めの大学に、喉から手が出るほど、一生がかかっているような、入りたい人がいるかもしれません。その人たちにむけてその態度で受けるのは大変に失礼です。全力投球してください。

これから試験ラッシュが続きます。私の推しもツイートされていましたが、「緊張するのは当たり前」と自分を受け入れてあげてください。だって一生がかかってるんですもの、この狭い国日本ではね。学歴で差別されるようなこんな社会を変えていけるのは、これからを生きるあなたたちだけです。
大丈夫です、緊張しない奴なんていません。頑張れ、頑張れ、あとちょっと。